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機能性・安全性が格段にアップ!トヨタ 新型ノア/ヴォクシーを解説
2022年1月13日、トヨタの人気ミニバンであるノア/ヴォクシーがフルモデルチェンジされました。2001年に発売された両車は兄弟車の関係にあり、今回の新型モデルは4代目となります。4代目はデザインの変更はもちろんのこと、TNGAプラットフォームの採用など、さまざまな魅力が盛り込まれています。
更新日2022/01/28ノアは「堂々・モダン・上質」/ヴォクシーは「先鋭・独創」のエクステリア
新型ノア/ヴォクシーのボディサイズは全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895mm(E-Four、4WDは1,925mm)。先代モデルの全長4,710mm×全幅1,735mm×全高1,825mmと比べると、全長・全幅はコンパクトになり、全高は高めに取られています。
両車に共通するデザインテーマは、「堂々・躍動的な力強いハコ」スタイルを追求している点。こちらは初代から継承されており、四角いスタイリングにすることで、印象の力強さと室内空間の最大化を図っています。
もちろん、両車ごとのデザインの差別化も図られており、ノアは「堂々・モダン・上質」と「王道・アグレッシブ」の2つのキーワードを、ヴォクシーは「先鋭・独創」のキーワードをもとに作られています。
ノアはシンプルで細部まで造り込んだ、上質かつロングラスティング(長持ちする)なスタイルを追求。
フロントは一括りの明解なアイコンと、外板色であしらった面勝ちのグリルや切れのあるランプグラフィックで、堂々かつモダンなスタイルが特徴です。
また、S-Z、S-Gというエアロモデルも用意。フロントでは面勝ちのメッキグリルによって華やかかつ強い押し出し感を演出しました。リアはワイド&ロースタンスとなっており、王道のエアロスタイルらしいアグレッシブさが表現されています。
ヴォクシーは、先鋭かつ独創的なスタイルを追求。フロントはラウンディッシュ(外観が丸い)な薄型アッパー部と分厚くスクエアなロア部の組み合わせによって、コントラストの強い立体構成と個性的なグラフィックを実現しています。
さらに、怪しく光る特徴的なフロント/リアランプによって、夜でもその存在感が強調されます。
また新規開発色として、上質なブラックのグリッターブラックガラスフレーク(ノアのS-Z、S-Gにメーカーオプション)、ダークで重厚感あるマッシブグレー(全車標準装備)を設定。ノアは全5色(S-Z、S-Gは全6色)、ヴォクシーは全6色の展開となっています。
機能美と上質感が魅力なインテリア
インテリアは、ブラックアウトしたスリムなフロントピラーや水平基調で低くワイドに構えたインパネ、ドアトリムが特徴。開放的で広い室内空間を演出する、ブラックを基調としたインテリアカラーが用意されています。
また、アシストグリップやエアコン吹き出し口など機能的に配列したルーフ周りが、スッキリとした見晴らしの良い開放的空間を実現しています。
さらに、インパネは機能美と1クラス上の上質感を追求。金属調フレームにソフト素材を巻き付けた姿をイメージした独創的なスタイルとなっています。
広く快適な室内空間
また、室内空間や荷室の広さも魅力です。ボディ骨格の最適化によって、左右のCピラー間距離は1,295mm(従来型比+75mm)を実現しており、室内高1,405mmと相まって、開放感のある空間を生み出しています。
さらに嬉しいのが、104Lもの大容量を確保したスーパーラゲージボックス。高さがあるものやスーツケースなどの収納に便利な床下収納スペースが確保されています。
もちろん、機能だけでなく後席の高級感にもこだわりが垣間見えます。
7人乗り仕様車のセカンドシートには、キャプテンシートを採用。クラス初(コンパクトキャブワゴンクラス、2022年1月現在、トヨタ調べ)となるオットマン機構とシートヒーターに加え、折りたたみ式大型サイドテーブルなどを装備します。
シートを一旦横にスライドさせる必要がない、ストレート超ロングスライド(スライド量745mm)を実現するなど、快適性や利便性の良さも追求されています。
また、8人乗り仕様車のセカンドシートも用意しており、3人掛けベンチシートタイプの6:4分割チップアップシートを採用。7人乗り仕様車同様に、超ロングスライド(スライド量705mm)を実現しています。
パッケージオプションとして、手すり付きの専用2人掛けベンチシートタイプを設定可能。2列目左側に乗降スペースを確保することで、セカンドシートにチャイルドシートを設置してもサードシートへのアクセスが容易となっています。
後席への乗降性のしやすさも追求
パワースライドドア装着車には「ユニバーサルステップ」(助手席側)を装備。パワースライドドアの開閉と合わせて、ドア下部からステップを展開・格納する仕組みです。
これによりステップ高を200mm(2WDに場合、4WDでは225mm)とすることで、子供から高齢者まで家族みんなが快適に乗降できる性能を備えています。
また、ロングアシストグリップを左右のBピラーに標準装備。子供も大人も握りやすい高さ(グリップ最下端地上高895mm)に位置しており、グリップの太さも、大人を想定したアッパー部、小さな子供が使用するロア部に分けて最適化しているので掴みやすさにも配慮されています。
さらに、パッケージオプションとして、ハンズフリーデュアルパワースライドドアも設定しています(ノアはXを除く全車にメーカーパッケージオプション。ヴォクシーは全車にメーカーパッケージオプション)。
キーを携帯している状態であれば、フロントドア下側に足を出し入れすることでスライドドアが自動で開閉。子供を抱いて両手がふさがっているときなどに重宝します。
便利なバックドアも搭載
また、バックドアの開閉時に任意の角度で保持できるフリーストップバックドアを世界初(2022年1月現在。トヨタ調べ)採用。
バックドアを押すことで任意の角度で停止可能となっており、使い勝手も抜群。車両後方にスペースがない場合でも、バックドアからの荷物の出し入れが容易に行えます。
パワーバックドア(ノアはS-ZとZにメーカーパッケージオプション。ヴォクシーはS-Zにメーカーパッケージオプション)装着車は、両サイドのリヤクォーターパネルにあるパワーバックドアスイッチで開閉操作が可能です。
上質な乗り心地と低燃費を実現
プラットフォームには、GA-Cプラットフォームを採用。軽量でありながらバランスの取れた高剛性ボディが、車高の高さを感じさせない上質な乗り心地と優れた操縦安定性を実現します。
パワートレインには、1.8Lハイブリッドと2.0Lガソリンの2種類を用意。ガソリン、ハイブリッドともにクラストップの低燃費を実現しており、ガソリンで最大WLTCモード燃費15.1km/L、ハイブリッドで最大WLTCモード燃費23.4km/Lを達成しています。
最新技術により安全装備も機能向上
トヨタが誇る先進安全装備のToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)も、先代と比べて機能が向上しています。
・プリクラッシュセーフティ
検知範囲を車両、歩行者、自転車運転者に加え自動二輪車(昼)が追加され、衝突回避または被害軽減に寄与。事故割合が高い交差点での支援範囲が拡大しました。特に機能性が高められたのは3つの機能です。
1.交差点右折時に隣接する2レーンから直進する対向車両、右左折時に前方から横断してくる歩行者と自転車運転者に加え、TOYOTA初となる交差点で交差する車両、自動二輪車も検知。
2.低速時、自車直前の歩行者や自転車運転者、車両を検知し加速を抑制する“低速時加速抑制機能”。パーキングサポートブレーキ(静止物)とあわせ低速域での検知対象を拡大。
3.緊急時、ドライバーのステアリング操作をきっかけに操舵をアシストする“緊急時操舵支援機能(ノアはXを除く全グレードにメーカーオプション。ヴォクシーは全車にメーカーオプション)。
また、万が一ドライバーのステアリング操作がなくても、システムが衝突の危険性が高いと判断した際にはプリクラッシュブレーキと操舵制御を行う「アクティブ操舵機能」も設定されました。
・TOYOTA初搭載の「プロアクティブドライビングアシスト」
「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行うことで、歩行者や自転車、駐車車両に近づきすぎないようにステアリング・ブレーキ操作をサポートしてくれます。
先行車や前方のカーブに対して減速操作をサポートし、頻繁な踏みかえ操作を軽減します。
・レーンチェンジアシスト(ノアはS-ZとZにメーカーパッケージオプション。ヴォクシーはS-Zにメーカーパッケージオプション)
高速道路や自動車専用道路(一部を除く)での走行において、レーントレーシングアシスト制御中、ドライバーのウィンカー操作をきっかけとして、レーンチェンジのための操舵ならびに車線変更先の車両監視をサポートしてくれます。
・フロントクロストラフィックアラート(ノアはS-ZとZにメーカーパッケージオプション。ヴォクシーはS-Zにメーカーパッケージオプション)
交差点に進入する際など、左右から接近する車両を検知。車両が接近しているにもかかわらず、ドライバーが発進しようとした場合、表示とブザー音で注意喚起します。
さらに、カラーヘッドアップディスプレイ(ノアはS-ZグレードとZにメーカーパッケージオプション。ヴォクシーはS-Zにメーカーパッケージオプション)では、車両が近づいてくる方向をアニメーションで表示し、ドライバーが気づきやすい注意喚起を促してくれます。
トヨタセーフティセンスの他にも、パワースライドドア装着車には「安心降車アシスト(ドアオープン制御付)」を採用(ノアはS-ZとZにメーカーパッケージオプション。ヴォクシーはS-Zにメーカーパッケージオプション)。降車時に後方からの接近車両がある場合、スライドドアのオープンをキャンセルしてくれます。
また、障害物の有無にかかわらず、アクセルの踏み間違いを検知すると加速を抑制する「プラスサポート」も設定(販売店装着オプション)されています。
さらに、高度運転支援技術の「トヨタチームメイト」に新機能を設定。アドバンストドライブ(渋滞時支援)や、並列駐車を自動で行ってくれるアドバンストパーク(リモート機能付)が設定されました。
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新型ノア/ヴォクシーは新機能が盛りだくさん。特に、安全性能の高さは格段にアップしました。また新型が出たことにより、先代モデルの中古車価格も値下がりすることが予想されます。ミニバンの乗り換え、購入を検討している方は、新旧ノア/ヴォクシーを検討してみてはいかがでしょうか?
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文・SUV FREAKS編集部
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