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【燃費が一番いいのはどれ?】各社のおすすめハイブリッドSUVを紹介
近年、人気が高まり続けているSUV。最近では、燃費性能を高めたハイブリッドSUVが各社から続々と発表されています。ハイブリッドと言えばやはり気になるのはその数値。そこで今回は、各メーカーの最も燃費がいいSUVモデルをピックアップして解説していきます。
更新日2022/01/28トヨタ ヤリスクロス ハイブリッド 30.8km/L
昨年の新車登録台数は10万4000台を記録し、2021年SUV新車販売台数の首位を獲得したトヨタ ヤリスクロス。その7割はハイブリッド車が占めるなど、まさに今一番売れているSUVと言えます。
WLTCモード燃費は27.8〜30.8km/L。30.8km/Lという数値は国産SUVで最も低燃費です。また、コンパクトSUVながら上級グレードには4:2:2分割シートが採用されたり、オプションにハンズフリーのパワーバックドアを用意するなど、機能性も充実。燃費・機能ともに最もおすすめできるモデルとなっています。
レクサス UX250h 22.8km/L
レクサスSUVのエントリーモデルに位置するUX。こちらは全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mmと、高さ制限1,550mm以下の機械式立体駐車場にも収まるサイズで、都会でも扱いやすいSUVです。
またフロントグリルには、レクサスのアイコンであるスピンドルグリルを採用し、厚みのあるボディや張り出したフェンダー、大胆な造形のキャラクターラインなどを備えるなど、しっかりレクサスらしさが感じられます。
さらに、SUVながら走りの良さを予感させる低めのドライビングポジションも魅力です。
WLTCモードは21.6〜22.8km/L。リッター20kmを超える低燃費となっています。
日産 キックス 21.6km/L
2019年12月に発売終了した日産 ジュークと入れ替わるように、2020年6月に登場したのが日産 キックスです。
キックスはガソリンで発電し、100%モーターで加速するe-POWERを搭載。モーターのスペックは最高出力95kW(129PS)、最大トルク260Nm(26.5kgm)と、パワフルな走りが楽しめます。(参考:ヤリスクロス ハイブリッドのシステム最高出力:85kW(116PS))
2WDのみの設定となっていますが、最低地上高は170mmと高めに設定されており、さらにアクセルペダルだけで加減速をコントロールできるワンペダル走行も可能。
アクセルとブレーキペダルの踏み替えの回数を減らせるだけでなく、回生ブレーキによって雪道や滑りやすい路面でも高い減衰力を発揮するので、悪路でも安心してドライブを楽しめます。
WLTCモード燃費は21.6km/Lとなっています。
ダイハツ ロッキー 28.0km/L
ダイハツ ロッキーは、2019年5月に発売された5ナンバーのコンパクトSUVです。使い勝手のいいボディサイズが魅力で、OEM車に当たるトヨタ ライズは2020年のSUV販売台数第1位を記録しています。
2021年11月1日に一部改良が行われ、ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズともに1.2Lハイブリッドシステムのe-SMART HYBRIDが追加されました。こちらは2WDのみの設定です。
WLTCモード燃費は28.0km/Lと、30.0km/Lに迫る低燃費。また、キックスのようにエンジンで発電してモーターで駆動し、EVのような感覚で走れるのが魅力です。
モーターのスペックは最高出力78kW(106PS)、最大トルク170Nm(17.3kgm)と、5ナンバーにおさまるコンパクトサイズながらパワフルな走りが楽しめます。
またキックスと同じく、回生ブレーキによってアクセルを離すとブレーキが掛かり、アクセルの踏み替えの回数を減らせると言ったメリットもあります。
ホンダ 2代目ヴェゼル 25.0km/L
2021年SUV新車販売台数ではヤリスクロス、ライズ、ハリアーに次ぐ第4位に着けているホンダ 2代目ヴェゼル。その人気を支えているのがハイブリッド車です。
発売から約1ヶ月後の2021年5月時点の発表によると、2代目ヴェゼルの受注のうち、ハイブリッド車が約93%を占めており、その人気の高さが窺い知れます。
2代目ヴェゼルのハイブリッド車は、発電用と走行用の2つのモーター、そしてエンジン直結クラッチを備えた2モーター式のe:HEVを搭載。WLTCモード燃費は22.0〜25.0km/Lとなっています。
一般道向けで快適に走行できるノーマルモード、山道などのワインディングで俊敏・ダイレクトな加速ができるスポーツモード、高速道路でなめらかな走行が可能なエコモードが用意されており、状況に合わせて走行モードが切り替えられるのも一つの魅力となっています。
ここまで、各社で最も燃費が良いハイブリッドSUVを紹介してきました。やはり、ヤリスクロスはSUVの中でもっとも売れているだけあって、燃費も優れていました。
その他にも、トヨタのコンパクトSUVで初めてアダプティブハイビームシステムやセカンダリーコリジョンブレーキをメーカーオプションに用意しているなど、装備も充実している点からおすすめの一台です。
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文・SUV FREAKS編集部
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