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【予算300万円】トヨタ 3代目ハリアーハイブリッドよりも新型(4代目)ハリアーがおすすめ

トヨタ 4代目ハリアーには、エントリーモデルが299万円から用意されています。同じ価格なら3代目ハリアーハイブリッドも中古で狙えますが、果たしてどちらが買いなのでしょうか?装備などを比較してみましょう。

更新日2022/01/28

トヨタ 4代目ハリアーガソリンと3代目ハリアーハイブリッドの燃費がいいのはどっち?

トヨタ ハリアー 2020

今回比べるのは、4代目ハリアー ガソリンモデルの最廉価グレードであるS FFと、3代目の最終モデル(2017年6月マイナーチェンジ後)であるハリアーハイブリッド プレミアム 4WDです。ちなみに3代目ハリアーハイブリッドにはFFはありません。

まずは、大きく違いが出そうな燃費を比べてみましょう。

4代目ハリアーガソリンに搭載されるのは2.0L 直列4気筒ガソリンエンジンで、WLTCモード燃費は15.4km/L(FF)となっています。
一方、3代目ハリアーハイブリッドのJC08モード燃費は21.4km/Lとなっています。

JC08モード、WLTCモードでは計測モードが違うため、このままでは比べられません。4代目ハリアーハイブリッドにはJC08モード燃費とWLTCモード燃費が併記されているので、その割合を参考にWLTCモード燃費を予測してみましょう。

4代目ハリアーハイブリッドモデル(FF)がWLTCモード燃費で22.3km/L。JC08モード燃費が26.4km/Lとなっています。こちらを参考にすると、WLTCモード燃費の約84.5%がJC08モードの燃費となります。

そこから試算すると、3代目ハリアーハイブリッド(4WD)のWLTCモード燃費は約18.1km/Lほどと予想されます。そうなるとリッター3km/Lほどしか違いませんので、燃費はあまり変わらないと言えそうです。

車重も比べてみると、3代目ハリアーハイブリッド プレミアム(4WD)が1,770kg。4代目ハリアー ガソリン S(FF)が1,530kgと、バッテリーがない分240kgも軽い計算になります。そのため、街中でちょい乗りしかしないなら4代目ハリアー ガソリン S(FF)の方が燃費が良くなります。

 

エクステリア比較:デザインは4代目に軍配

トヨタ ハリアー 2020

エクステリアの違いも見ていきましょう。

大きく変わったのはエンブレムで、トヨタが販売チャネルを統合したのに伴い、3代目のタカ(チュウヒ)のマークから、4代目はトヨタマークに変更されました。

「ハリアーはタカのマークじゃないと違和感がある」という方は3代目がおすすめです。

ここからは、4代目ハリアーガソリン S FF(以下、4代目)、3代目ハリアーハイブリッド プレミアム 4WD(以下、3代目)のその他の装備も比較してみます。

ハリアー 2013

灯火類はどちらもLEDとなっていますが、3代目のヘッドライトにはオートレベリングを搭載。さらに、4代目では廃止になった流れるウィンカーのシーケンシャルランプが搭載されています。

またホイールも、3代目が切削光輝+ダークグレーメタリック塗装で18インチアルミホイールになっているのに対し、4代目はシルバー塗装の17インチアルミホイールを装備するなど、足元の装備でも3代目の方がやや優位です。

しかし、4代目には精悍さを際立たせたシグネチャーランプが新採用されており、先代よりもかなりスタイリッシュなデザインになっています。そうした面で見ると、やはり4代目の方が先進的で目を惹くエクステリアになっていると言えます。

 

インテリア比較:装備が充実した3代目に軍配

インテリア(内装)は、3代目がシート表皮にファブリック+合成皮革。運転席には8WAYパワーシートを備えています。

空調は、前席集中モードを備えた左右独立温度コントロールフルオートエアコンとナノイー発生装置を搭載。操作は静電式のタッチパネルで行います。

さらにパワーバックドアも標準装備されています。

トヨタ ハリアー 2020

一方、4代目は馬の鞍をイメージしたセンターコンソールが目を惹くものの、装備は簡素。
シート表皮はファブリック、運転席は6WAYマニュアルシートとなっています。

空調も、前席集中モードを備えた左右独立温度コントロールフルオートエアコンを搭載しているもののナノイーは非搭載。操作はダイヤル式です。

パワーバックドアは標準装備されません。

やはり同じ価格帯で新車と中古車を比較すると、インテリアの装備は3代目に軍配が上がります。

 

安全性能比較:安全性能はやっぱりやや4代目が優れる

ハリアー プログレス スタイル ブルーイッシュ 2018

トヨタの先進安全機能であるToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)も比べてみましょう。

3代目のトヨタセーフティセンスには、以下の機能が標準装備されています。

・プリクラッシュセーフティシステム(歩行者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
・レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)
・アダプティブハイビームシステム(AHS)
・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)

4代目は後発モデルだけあって、いくつかの装備が最新のものになっています。

具体的には、プリクラッシュセーフティシステムに夜の歩行者検知が追加。それに加え、白線が見えない場合も先行車に追従してくれるレーントレーシングアシスト(LTA)や、標識の見落としを防ぐロードサインアシストも搭載しています。

アダプティブハイビームシステム(AHS)が標準装備されないのは残念ですが、それを補ってくれる装備が追加されており、安全性能はどちらも十分と言えます。

 

2017年6月のマイナーチェンジ前なら迷わず4代目がおすすめ

トヨタ ハリアー 2020

まとめると、燃費、安全性能、エクステリアのデザイン面からも優れている4代目がおすすめです。

今回は2017年6月のマイナーチェンジ後モデルという、あえて3代目に有利な条件で比べてみましたが、やはりおすすめなのは4代目。インテリア(内装)の高級感や機能を重視するなら3代目もアリと言えるでしょう。

しかし、3代目ハイブリッドの中古車で300万円に収まる個体のほとんどは、実は2015年前後のモデルがメインとなります。ハリアーには2017年6月のマイナーチェンジでトヨタセーフティセンスPが搭載されたので、マイナーチェンジ前のモデルと比べると、4代目の方が安全性能が格段に上です。

以上のことから、車両価格300万円で選ぶなら4代目をおすすめします。

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文・SUV FREAKS編集部

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