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スポーツカーメーカーがSUVを作り始めたのはいつ頃から?
国産車、輸入車含めSUVを作っているメーカーは多く存在します。逆にSUVを作っていないメーカーを探すのが難しいくらいです。高級車メーカーやスポーツカーメーカーもSUVを作る時代。では、スポーツカーメーカーのSUVと言えば、何があるでしょうか?
更新日2019/02/06スポーツカーメーカーのSUVにはなにがある?
まず、ポルシェですが、カイエンとマカンがSUVとしてラインアップされています。ほかにSUVをラインアップしているメーカーといえば、2017年12月にデビューしたランボルギーニ ウルスですね。
高級車メーカーのSUVといえばこれ以外にもたくさんあります。
ジャガー F-PACE、ランドローバー レンジローバー、ベントレー ベンテイガ、マセラティ レヴァンテなどがそれに当てはまります。
スポーツカーをメインとするメーカーでSUVをラインアップしていないのはフェラーリのみといったところでしょうか。フェラーリに関しても、今後もSUVブームが続くのならば発表があるかもしれません。
スポーツカーメーカー最初のSUVはなに?
ランボルギーニ ウルスは2017年デビューですので、ポルシェ カイエンかポルシェ マカンがスポーツカーメーカー最初のSUVになると考えます。
*あくまで世の中で市販流通しているメーカーという前提です。
では、カイエンとマカンはどちらの登場が古いのでしょうか?それについて調べてみました。
ポルシェ カイエンの歴史
高級SUVの代名詞でもあるポルシェ カイエンですが、発表時は誰もが驚きました。スポーツカーしか作っていなかったポルシェがSUVを出したわけですから。初代カイエンは、2002年にデビューします。
エンジンはV8ガソリンエンジンとV8ガソリンターボエンジン、V6ガソリンエンジンがラインアップされていました。
初代カイエンは1度のマイナーチェンジをしながら、2010年まで製造され、2010年に2代目カイエンがデビューします。2代目に関しても、1度マイナーチェンジを実施、2019年現在も生産されています。
ポルシェ マカンの歴史
ポルシェカイエンよりも一回り小さなSUVで、2013年に初公開されました。
V6ガソリンターボエンジンと、V6ディーゼルターボエンジンをラインアップしています。
以上のことにより、ポルシェのSUVはマカンよりもカイエンの登場が古いといえます。スポーツカーメーカーがSUVを作り始めたのは2002年となります、意外と最近のことなのですね。
しかし、SUVといえるかどうかは分かりませんが、ランボルギーニはウルスよりも昔にSUV?を作っていた時期があります。ランボルギーニLM002というモデルがそれにあたります。
V12エンジンをフロントに積み1986年に発売を開始しました。このモデルは1993年まで生産され合計で301台の生産台数となりました。かなりレアなモデルですね。ランボルギーニらしく高級なインテリアが使われており、高級SUVの先駆けともいえます。
しかし、SUVという言葉がまだアメリカ以外で使われていなかった時代ですし、ランボルギーニ自体もウルスが初SUVと言っていますので、このLM002がSUVという扱いかどうかは微妙なところ。
上記のことを踏まえると、やはりスポーツカーメーカーがSUVを作り始めたのは、2002年、ポルシェ カイエンがデビューしたころといった認識で問題ないでしょう。
それ以降、スポーツカーメーカー以外もスポーツカー顔負けのSUVを作り始め、今では珍しい存在ではなくなってきましたね。「SUVなのに速い」といったものから、SUVもスポーツカー顔負けということが当たり前になってきているのかもしれません。