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【アウトドアに使うならどっち?】マツダ CX-5 vs スバル フォレスター ライバルを比較
2021年11月に大幅改良を受けたマツダ 2代目CX-5。大幅改良により、アウトドアに役立つ装備を多数備えた特別仕様車フィールドジャーニーが追加されました。この2代目CX-5 フィールドジャーニーはアウトドアギアとしてどうなのか?ライバルの5代目フォレスター Xブレイクと比較しました。
更新日2022/04/12エクステリア比較
【CX-5】アンダーガードやオールシーズンタイヤでアウトドアに対応
2代目CX-5は、大幅改良により新色ジルコンサンドが追加されました。これは、鋳型にも使われるジルコンサンドメタリックが持つ鉱物のきらめきを表現したカラーです。
この新色は、自然と調和するカーキのような色味になっており、アウトドアに映えるのが魅力。また、日本で初めて鋳物に砂型を採用したマツダの歴史を表しているカラーでもあります。
このジルコンサンドに似合うエクステリアパーツを用意しているのが、2代目CX-5 フィールドジャーニー(以下、フィールドジャーニー)です。
アンダーガード風前後バンパーロア、ドアガーニッシュ、黒色アウトサイドミラーカバー、グレーメタリック塗装が施された17インチアルミホイールを装備。大自然の逞しさに負けないタフな印象を与えています。
タイヤはオールシーズンタイヤが標準装備されており、悪路にも対応できるのも魅力。
さらに、フロントグリルには、ライムグリーンのアクセントを施しており、雪や森の中など視界が悪い場所での視認性を高めているなど、アウトドアに似合うだけでなく機能性も高いグレードです。
【フォレスター】ルーフレールも標準装備
5代目フォレスター Xブレイク(以下、Xブレイク)も、アウトドアの気分を高めてくれるエクステリアパーツを用意したモデルです。
Xブレイクのエクステリア(外装)にはフロントバンパー、リアバンパー、サイドスカート、ルーフレールにギア感を表現したオレンジ加飾が施され、見る人にアクティブな印象を与えます。
ブラックアウトされたフロントグリルと17インチアルミホイールやオールシーズンタイヤからは、力強さやオフロードテイストが感じられ、アウトドアシーンで活躍するSUVであると予感させます。
どちらもエクステリアの装備は充実していますが、Xブレイクはルーフレールを標準装備。フィールドジャーニーにもアクセサリーには用意されていますが、標準装備はされていません。
エクステリアではXブレイクに軍配が上がります。
インテリア比較
【CX-5】ライムグリーンの加飾が魅力、防水加工の荷室も用意
インテリア(内装)は、フロントグリルと同じくライムグリーンの加飾をシートステッチやエアコンルーバーのアクセントカラーとして採用。シートには六角形のエンボス加工を施すことでSUVらしい見た目を楽しむことができます。
また、荷室にはリバーシブルラゲッジボードを採用。ラゲッジボードを裏返すと防水加工が施されているほか、ラゲッジボードの下には傷や水に強いサブトランクを搭載。汚れたシャツやシューズを気兼ねなく放りこむことが可能です。
さらに後席は4:2:4分割となっており、中央席だけを倒してスキー板などの長尺物を搭載することも可能。実用面でもアウトドアの味方になってくれる一台です。
【フォレスター】撥水シート装備、荷室の機能が充実
Xブレイクのインテリアにはエクステリア同様ギア感を表現するオレンジ加飾がところどころに施されておりアクティブ感が演出されているほか、機能性の高い撥水シートや撥水カーゴフロアボードが採用されアウトドア派にとって充実した内容となっています。
後席は6:4分割式になっており、中央席は倒せませんがワンタッチフォールディング機能を標準装備。こちらは荷室の側面のスイッチを押すだけで後席が倒せる機能です。
フィールドジャーニーは、助手席まで移動して肩口のレバーを引っ張って倒さなければならないので、荷物の積みやすさではXブレイクの方が優れています。
Xブレイク専用装備として、バックドアにはLEDのランプが標準装備。バックドアを跳ね上げることで、荷室の照明になるので、朝方の暗がりで釣りの準備をしたりするのに便利。
バックドアにはフックもついており、ランタンなどを吊り下げることで、キャンプでの照明にもできます。
インテリアを比較すると、シートも撥水となり荷室の装備も充実したXブレイクに軍配が上がります。
走行性能比較
【CX-5】ディーゼルとガソリンモデルの2種類を用意
フィールドジャーニーに用意されるパワートレインは2.0L 直列4気筒ガソリンエンジンと2.2L 直列4気筒ディーゼルエンジンの2種類です。
2.0L 直列4気筒ガソリンエンジンは最高出力115kW(156PS)/6,000rpm、最大トルク199Nm(20.3kgm)/4,000rpm、WLTCモード燃費14.0km/Lとなっています。
2.2L 直列4気筒ディーゼルエンジンは最高出力147kW(200PS)/4,000rpm、最大トルク450Nm(45.9kgm)/2,000rpm、WLTCモード燃費16.6km/Lとなっています。
【フォレスター】マイルドハイブリッドを用意
Xブレイクに搭載されるのは、2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER)のマイルドハイブリッドのみ。モーターのアシストを加えることで、4WDモデルの燃費の悪化を防いでおり、WLTCモード燃費は14.0km/Lです。
エンジンは、最高出力107kW(145PS)/6,000prm、最大トルク188Nm(19.2kgm)/4,000rpmを発揮し、こちらにモーターアシストが加わるので、フィールドジャーニーのガソリンエンジンと比べると、互角と言えます。
CX-5のディーゼルモデルがおすすめ
一方で、ディーゼルエンジンは最高出力、最大トルク、燃費のすべての要素で上回っているので、走行性能で選ぶなら最もおすすめです。
悪路走破性比較
最低地上高が高いXブレイクに軍配
2代目CX-5の最低地上高は全車210mmと高めに設定されており、高い悪路走破性を備えています。
さらに大幅改良によって、マツダインテリジェントドライブセレクト(Mi-DRIVE)を新採用。走行モードを切り替えることで、砂利道や起伏の激しい路面走行などでも高い悪路走破性を発揮します。
フィールドジャーニーには専用走行モードとしてオフロードモードも備えており、未舗装路や雪道でも高い走行性能と走行安定性を実現し、高いスタック脱出性能も備えています。
5代目フォレスターの最低地上高は全車210mm。2代目CX-5よりも10mm高いのが特徴です。
また、ダイヤル操作でスノー・ダートモード、ディープ スノー・マッドモードの切り替えが可能なX-MODEを搭載。
滑りやすい凍結路や圧雪路ではスノー・ダートモード、タイヤが埋まってしまうような深い雪道から脱出する時はディープ スノー・マッドモードとシーンによって使い分けることができます。
どちらも高い悪路走破性を備えていますが、ここでは最低地上高が高いXブレイクに軍配が上がります。
総合的に見るとXブレイクに軍配
フィールドジャーニーの新車販売価格は、ガソリンモデルで323万4000円、ディーゼルモデルで355万3000円。
Xブレイクでの新車販売価格は308万円となっています。Xブレイクの方が低価格で、荷室の使い勝手なども上回っています。
しかし、フィールドジャーニーにもカーキが選べるなどの魅力があります。また、走行性能ではディーゼルエンジンが群を抜いているので、CX-5も選択肢としてアリです。
ご自身の用途に合わせて選択してみてください。
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文・SUV FREAKS編集部
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