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【航続距離516km】アウディの電気自動車 Q4 e-tron / Q4 スポーツバック e-tronを解説

2022年1月17日、アウディの電気自働車、アウディの電気自動車e-tron第3弾となるアウディ Q4 e-tron/Q4 スポーツバック e-tronが発売されました。こちらはアウディがコンパクトSUVセグメントに導入する初の電気自動車です。その詳細を見ていきましょう。

更新日2022/02/26

上位モデルよりも広い室内空間・荷室を確保

アウディ Q4 e-tron 2022

ボディサイズは欧州値で全長4.59m、全幅1.87mとなる、Q3とQ5の中間に当たるサイズのコンパクトSUVです。

電気自動車専用プラットフォームMEBを採用することで、室内長はQ5より長く、室内空間、荷室は上位モデルに匹敵するサイズを備えているのが特徴です。

荷室容量は520L(スポーツバックは535L)を確保。収納スペースも充実しており、カップホルダーやドリンクホルダーを備えることで、合計24.8Lものスペースを確保しています。

 

通常モデルとクーペフォルムのスポーツバックを用意

アウディ Q4 e-tron 2022

ボディタイプは、存在感のあるフォルムのSUVとスタイリッシュなクーペSUVのスポーツバックの2種類が用意されています。

エクステリアは、ひとめでアウディの電気自動車とわかる独自のデザイン言語を取り入れているのが特徴。

短いフロントオーバーハング、筋肉質なフェンダー、美しいルーフライン、柔らかく流れるようなサイドライン、ワイドなプロポーションを強調する水平基調のリヤエンド、最新のアウディi Qファミリーに共通するオクタゴン(8角形)かつ開口部のないシングルフレームグリルを備えています。

またマトリクスLEDヘッドライトには、量産車として世界初となるMMIを通じて4つのデザインから選択可能なデジタルデイタイムランニングライトを備えています。

 

空気抵抗は通常モデルで0.28/スポーツバックで0.26

アウディ Q4 e-tron 2022

さらに、電動開閉式の冷却エアインレットやフロントスポイラーに対し垂直に配置されたディフレクター、立体的なホイールディフレクター、空力性能を最適化したデザインのエクステリアミラーハウジング、テールゲートのサイド部分(SUV)やリヤスポイラー(スポーツバック)などにより、空気抵抗を表すCd値はSUVモデルであるにもかかわらず、Q4 e-tron が0.28、Q4 スポーツバック e-tron は0.26を実現しています。

ベース/アドバンスド/Sラインの3グレードを用意

グレード構成は、Q4 e-tronはベース / アドバンスド / Sラインの3タイプ、Q4 スポーツバックe-tronは、アドバンスド / Sラインの2タイプが設定されています。

両モデルともにアドバンスドは、フロントグリルのカラーがヘクラグレーとなり、マトリクスLEDヘッドライトや19インチアルミホイールを装備。

一方、Sラインではグリルがプラチナムグレーとクロームパーツを組み合わせたものとなり、フロントバンパーやサイドシル上部にセレナイトシルバーのカラーリングが施されます。20インチアルミホイールを装着し、よりスポーティさを強調しているのが特徴です。

 

アウディ初のタッチ式のステアリングを採用

アウディ Q4 e-tron 2022

インテリアは、センタークラスターがドライバーに向けられたドライバーオリエンテッドなデザインを採用。さらに、特徴的なセンターコンソールと専用デザインのシフターを装備しています。

メーターには10.25 インチのアウディバーチャルコックピットを、センターには11.6インチの MMIタッチディスプレイを配置することによって、フルデジタルのコックピットとなっています。

注目したいのが、アウディ初の上下ともにフラットな形状の新世代のステアリングホイールで、物理ボタンのないタッチ式となっています。

さらに、フロントスクリーンには上下2つに分けて情報を表示するARヘッドアップディスプレイが、コンパクトセグメントとしては日本初導入されています。

上部には、ナビゲーションや車線逸脱警告等を、フロントガラス越しの視界に映像を重ねて約10m前方に表示し、下部には速度などの主要な情報を約3m前方に表示されます。

 

総容量82kWhのバッテリーを搭載/航続距離は516km

アウディ Q4 e-tron 2022

パワートレインは、システム電圧400Vのテクノロジーを使用した総容量82kWh(実容量77kWh)の駆動用バッテリーを、前後アクスル間の床下に搭載。リヤアクスルに1基の電気モーターを搭載し、後輪を駆動します。

駆動用電気モーターは最高出力150kW、最大トルク310Nm を発揮。0-100km/h加速は8.5 秒。一充電走行距離は516km(欧州値)と航続距離が長いのも特徴です。

200Vの普通充電は、標準は3kWで、オプションとして最大8kWまで対応。急速充電はCHAdeMO規格の125kWに対応しており125kWで5%から80%までが38分で充電可能(理論値)となるなど、充電時間も短いのが魅力です。

 

ブレーキペダルを踏むだけでイグニッションがONに/ワンペダル走行も可能

アウディ Q4 e-tron 2022

Q4 e-tronは、通常とは異なるモーター始動・停止方法を採用。着席してスタートボタンを押すだけでなく、ブレーキペダルを踏むだけでイグニッションがONになる機能が搭載されています。

パーキングブレーキのボタンはなく、停車時はサイドブレーキボタンを押し、ブレーキを離すとイグニッションOFFとなります。

走行中の回生ブレーキの強さは、パドルシフトで3段階に調整が可能です。また、アウディ初のBモード(パドルシフトで最大のレベル3に相当)を備えており、アクセルペダルだけで速度調整が出来るワンペダルでのドライブ感覚も味わうことができます。

 

最新の安全装備も搭載

アウディ Q4 e-tron 2022

もちろん最新の安全技術とアシスタンスシステムを搭載。

フロントカメラをはじめ、車体前後に中距離レーダーと超音波センサーを、また車体前後と左右ミラーに計4つの360°周辺環境カメラを内蔵しています。

従来のアダプティブクルーズコントロールとアクティブレーンアシストを統合したアダプティブクルーズアシストをはじめ、死角を並走する車両を検出するアウディサイドアシスト、後方から近づく自転車や車両をセンサーで監視するエグジットワーニングなど多数の機能を装備しています。

 

価格は599万円〜716万円。2022年秋に発売予定です。発売が待ち遠しいですね。

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文・SUV FREAKS編集部

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