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三菱 ラリーアートが復活!ラリーアートが手掛けたカスタムモデルを紹介
かつて三菱のモータースポーツ活動をになっていた三菱の子会社、ラリーアート。2010年3月の業績不振により事業が大幅に縮小されていましたが、三菱は2021年5月11日の決算発表会でラリーアートが復活することが明言。2021年12月1日にタイで完全復活を遂げました。そこで、ラリーアートの歴史と現在の活動について解説していきましょう。
更新日2022/02/28そもそもラリーアートとは?
ラリーアートは前述した通り三菱のワークスブランドで、世界ラリー選手権やダカール・ラリーなどのチームワークスとして活躍していました。
1984年に設立されたラリーアートは、まずパリダカールラリーに参戦。当時のクロカン4駆だったパジェロに大改造を施し、数々の栄冠を三菱にもたらします。
その後、ラリーアートは活動のベースをWRCへと移行。ランサーエボリューションでは、数々の優勝を飾り、今度は三菱 ランサーを世界的な名車へと押し上げることに貢献。
いっぽう国内ではスーパー耐久選手権にランサーエボリューションを送り込み、オフロードでもサーキットでも速いことを証明。このようにモータースポーツとラリーアートは切っても切り離せない関係にありました。
タイでトライトン/パジェロスポーツの特別仕様車を発売
そんなラリーアートですが、復活第一弾のモデルを2021年11月にタイで発表。手がけたのは、海外専売モデルであるピックアップトラックのトライトンと、ミドルサイズSUVのパジェロスポーツです。
今回発売されたモデルは、ラリーに参戦していたワークスカーを彷彿とさせるレッド、シルバー、ブラックのストライプ調ボディサイドデカールやレッドのマッドフラップをはじめ、ラリーアートロゴをあしらった内外装アクセサリーを特別装備しています。
これらのモデルは、2021年12月1日〜12月12日までタイ・バンコクで開催された第38回タイランド・インターナショナル・モーター・エキスポ2021に出品され、12月1日より販売を開始されています。
トライトン/パジェロスポーツの共通装備は?
両モデル共通の特別装備内容として、エクステリア(外装)では、往年のラリーアートモデルを彷彿とさせるサイドデカールをはじめ、三菱自動車らしさを印象付けるラリーアートロゴ入りマッドフラップが採用されています。
さらに、標準モデルと差別化を図るべく、フロントグリル、アルミホイールをブラックで統一。インテリア(内装)には、ラリーアートのロゴや、オーバーロックにレッドアクセントをあしらったフロアマットが採用されています。
トライトン ラリーアートの特別装備は?
トライトンのクラブキャブ(メガキャブ)およびダブルキャブのローライダー仕様をベースとし、上記の共通装備に加えて、レッドのアクセントカラーを加えたフロントバンパーガーニッシュを装備。
さらに、ベッドライナーにはラリーアートロゴをあしらい、ツートンカラーモデルにはブラックのドアミラー、ドアハンドル、リヤゲートハンドル、リヤバンパー(クラブキャブのみ)を装備しています。
これらの装備により、トライトンの力強くダイナミックなスタイリングをさらにスポーティに仕立てています。
ボディカラーはソリッドホワイトとブラックルーフのツートンカラー、およびジェットブラックマイカの2色が用意されました。
パジェロスポーツ ラリーアートの特別装備は?
レッドのアクセントカラーを加えたフロントとリヤアンダーガーニッシュにはラリーアートロゴがあしらわれます。
さらに、ツートンカラーモデルにはより引き締まった印象を与えるブラックのフェンダーアーチモールディング、ルーフレール、シャークフィンアンテナ、テールゲートスポイラーを装備。
エレガントなスタイリングのパジェロスポーツにアグレッシブでスポーティな印象を与えています。
ボディカラーはホワイトダイヤモンドとブラックルーフのツートンカラー、およびジェットブラックマイカの2色が用意されました。
東京オートサロン2022にもコンセプトカーを出展
20221月14日〜16日に開催された東京オートサロン2022でも、ラリーアートのコンセプトカーが出店されました。
ヴィジョン ラリーアート コンセプト
Vision Ralliart Concept(ヴィジョン ラリーアート コンセプト)は、新型アウトランダーPHEVをベースとしたコンセプトカーです。
ベース車両と大きく違うのは、そのフォルム。重厚感があり機能美を感じさせる前後バンパーと大きく張り出した前後オーバーフェンダーによって、筋肉質で力強いフォルムを実現しています。
さらに、ラジエーターシャッター付きのフロントグリル、レーシーな印象を与える大型リヤディフューザーによってスポーティさを際立たせているのも特徴です。
ボディカラーは、光の当たり方によってブルーのハイライトが浮かびあがる特殊な加工が施されたマットブラックを採用。落ち着いた印象のなかに、見る角度によってカラーが変化する遊び心も魅力ですね。
足まわりは、ワイドトレッドとして22インチの大径ホイール&タイヤを装備。さらに強力なモータートルクに見合った制動性能を発揮する大径ブレーキディスクと対向6ポットキャリパーを採用することで、走る、曲がる、止まると言ったクルマの基本性能を高めています。
ラリーアートスタイル アウトランダー/エクリプス クロス
ラリーアートスタイルと名付けられたアクセサリーを搭載したアウトランダーとエクリプス クロス。
ボディカラーは上質で高輝度なホワイトダイヤモンドとし、フロント、サイド、リヤのガーニッシュやテールゲートスポイラーにレッドのアクセントカラーを施し、スポーティな印象になっており、かつてのラリーアートを彷彿とさせるデザインとなっています。
また、RALLY ARTロゴ入りのサイドデカールとマッドフラップ、ブラックのアルミホイールなど、足元も引き締めています。
デリカD:5 タフ バイ タフ
デリカD:5のカスタムモデルデリカD:5 Tough×Tough(デリカD:5 タフ バイ タフ)も展示されました。
こちらは、ルーフラックやバンパーガードなどのアフターパーツと、ラリーアートのアクセサリーを装着することで、デリカD:5のタフさを強調したオフロード仕様です。
ブラックマイカのボディにマットブラックのフロントグリルとフェンダーガーニッシュを装備して、ボディをブラックで統一。そこにラリーアートのドアミラーカバーやフォグランプガーニッシュをアクセントとして装備しました。
足まわりは、ショックアブソーバーとスプリングを変更してリフトアップして、16インチのアルミホイール&オールテレーンタイヤを採用。フロントガード、リヤガード、マッドフラップを装着することによってタフなオフロードスタイルを表現しています。
室内は、2~3列目をフルフラットにするベッドキットや、クルマでテント泊ができるルーフラック&テントなど、アクティブでタフなオフロード&キャンプスタイルが魅力となっています。
今後は、三菱の純正アクセサリーを手掛けていくラリーアート。モータースポーツ活動への参加は発表されていませんが、ぜひモータースポーツ活動にも復活して欲しいですね。
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文・SUV FREAKS編集部
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