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GRスポーツが設定されたSUV、ランクル以外に何がある?

現在、納車まで4年以上掛かると言われているトヨタ 新型ランドクルーザー300系。その最上級グレードに設定されているのが、GRスポーツです。 エントリーグレードが510万円なのに対し、GRスポーツは770万円〜800万円と同じクルマとは思えないほど価格差があります。 このモデルは他のグレードとどう違うのか、GRスポーツを設定したモデルには何があるのか解説します。

更新日2022/11/04

GRスポーツとはどんなモデル?

GRスポーツ
トヨタのモータースポーツ部門GAZOO Racingは、GRというスポーツブランドを展開しています。

GRは、頂点となるGRMN、中間に位置するGR、ボトムに当たるGRスポーツの3つで構成されており、それぞれ、チューニングの度合いは違いますが、走る楽しさが感じられるようにチューニングが施されています。BMWのMや、メルセデス・ベンツのAMGと言った存在です。

GRMNは、エンジンからボディまで全てチューニングされていますが、GRスポーツはボトムのモデルなだけあってボディとシャシーに簡単なチューニングが施されています。しかし、その分価格が抑えられており、気軽に運転する楽しさが感じられるモデルとして、人気です。

トヨタのSUVに設定されているのはGRスポーツのみです。では、それぞれどんな改良が施されているのでしょうか?

 

トヨタ ランドクルーザー GRスポーツはどんなモデル?

トヨタ ランドクルーザー 300系 GR スポーツ 2021
トヨタ ランドクルーザー GRスポーツは、前後のスタビライザーを独立して自動で電子制御する世界初の機能、E-KDSSを搭載。これにより、オンロードやオフロードで高い走行安定性を発揮します。

さらに、サスペンションストロークを大きく伸ばすことで、ランドクルーザー史上最もタイヤが浮き上がりにくいモデルとなっています。

それに加え、リヤに加えてフロントにも電動デフロックを搭載しており、優れた走破性を発揮するのが特長で、まさに陸の王者と呼ばれるランドクルーザーの最上グレードに君臨するのにふさわしいモデルと言えるでしょう。

トヨタ ランドクルーザー GRスポーツ 2021
エクステリア(外装)は、GRスポーツらしく白と黒のデザインとなっています。さらに、専用の外装パーツが装備してされており、フロントグリルにはTOYOTAのロゴマークが描かれており、強い存在感を放っています。

インテリア(内装)に、GR専用ブラック&ダークレッドの加飾が施されており、こちらも目を引くデザインが魅力です。

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その他のSUVにはどんなモデルがある?

トヨタ C-HR S GRスポーツ/S-T GRスポーツ

トヨタ C-HR 2019

2019年10月にC-HRのラインアップに追加されたのが、トヨタ C-HR S GRスポーツ/S-T GRスポーツです。

C-HRのGRスポーツも走行性能が高められているのが魅力。フロア下にはフロアセンターブレースを追加することで、ボディ剛性を強化。それにより、スポーティな乗り心地を実現させています。

さらに専用の19インチタイヤを採用。足回りにもチューニングが施されており、走行性能が向上しています。

C-HRは、元々、スポーツカー開発の聖地と呼ばれるニュルブルリンクで開発されたこともあり、走りの基本性能が高められた一台です。そうしたC-HRの魅力をうまく引き出したモデルと言えるでしょう。

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トヨタ 3代目ハリアー エレガンス GRスポーツ

トヨタ ハリアー GR SPORT 2017
先代モデルである3代目ハリアーにもGRスポーツは用意されていました。それが、2017年9月に追加された3代目ハリアー エレガンス GRスポーツです。

エクステリアには専用エンブレムが装備された他、ホワイト塗装+GRロゴ入りのブレーキキャリパーも用意されていました。
トヨタ ハリアー GR SPORT 2017

インテリアにはGRロゴ入りの専用スポーティシート、ドアトリム、フロントシート等にスポーティさを演出した専用加飾やシルバーステッチ、GR専用スタートスイッチなどを装備。

さらに、専用チューニングサスペンション、スポット打点追加+ブレース追加によって走行性能を高めているほか、専用メーター、専用マフラー、小径ステアリングホイールを装備することで、ドライバーの気分を高めてくれます。

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ヤリスクロス GRスポーツ


コンパクトカーであるヤリスをベースにしたヤリスクロスのGRスポーツは、2022年7月に登場しました。

ボディはフロア下とロアバックにブレースを追加、タイヤはスポーツタイヤのファルケン FK510 SUVを標準装着。さらにブッシュやコイルスプリング、ショックアブソーバー、電動パワーステアリングにチューニングを施すとともに、運動性能向上に向けて車高を10cmほど下げていることが特徴です。

またハイブリッドモデルでは専用のパワートレイン制御およびドライブシャフトを採用し、加速時のアクセルレスポンス向上や、モーター駆動のレスポンスをよりダイレクトに伝えるためにねじり剛性の向上が行なわれています。

インテリアは、エアヌバック+合成皮革のスポーティシートに変更されるとともに、内装の加飾はグロスを抑えたダークメタリック塗装に統一。

その他、専用の革巻きステアリング、アルミペダルなどが変更点です。

GRチューニングによって、操縦安定性向上とフラットな乗り心地を獲得したヤリスクロス GRスポーツ。通常のヤリスクロスでは飽き足らないオーナーにもおすすめです。

ハイラックス Z GRスポーツ


2017年に復活したピックアップトラックのハイラックスにもGR スポーツが設定されています。

ベースになっているのは上級グレードの”Z”で、エクステリアに専用のオーバーフェンダー、専用フロントバンパー&グリル、ブラック塗装+切削光輝を施した18インチアルミホイールを装着。

サスペンションも専用品に変更され、ステアリング応答性の向上やフラットで快適な走りを実現。と同時にオーバーフェンダー装着によって全幅は1,900mmの迫力あるボディになっています。

インテリアは、ステアリングホイール裏にパドルシフトを追加、ステアリングとシフトノブは本革巻きになり、鈍い光のスモークシルバー加飾が施されます。

またシートはGRロゴを刺繍した専用合成皮革+スエード調のスポーツシート、GRロゴ入りスタートスイッチ、専用オプティトロンメーターと専用オープニング画面が映し出されるマルチインフォメーションディスプレイ、専用アルミペダルなど、内外ともにスポーティな印象となっています。

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SUVはアウトドアに似合う力強いデザインになっていたり、悪路走破性が重視されがちです。しかし、GRスポーツはサーキットで走りたくなるような専用装備が用意されており、実際に走行性能も高められています。

人と違ったデザインが好きと言う方や、スポーティさが感じられるモデルが欲しいという方におすすめです。

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文・SUV FREAKS編集部

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