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【ディーゼルとハイブリッドどっちがお得】CX-3とヤリスクロスを比べてみた

コンパクトSUVには様々なモデルがありますが、今回はCX-3とヤリスクロスをピックアップしてみたいと思います。デザインやパワートレインなど、それぞれどんな個性や特長があるのでしょうか。 ※本文中の新車販売価格は2022年4月21日時点のものです。 ※シミュレーション価格は一般的なものです。SUVLANDをご利用の場合は店舗にお問い合わせください。

更新日2022/04/28

この2台で比べる理由

マツダ CX-3

CX-3とヤリスクロスは、それぞれがウリにしているパワートレインは違うものの、同じコンパクトSUVカテゴリーで価格帯も近いモデルなので、購入を検討する方にとっては検討しやすいと思います。

たとえば両車のエントリーグレードで比較してみましょう。

・ヤリスクロス X 1.5L(CVT・2WD):189万6000円
・CX-3 15S(6EC-AT・2WD):192万5000円

ヤリスクロスにはX”Bパッケージ”というさらに安いグレードがありますが、こちらは安全装備なども簡略化された廉価グレードのため除外します。それで比較すると両車のエントリーグレードはほぼ同じ価格です。

エントリーグレードとはいえ、装備に関しては両車不満のないレベルのものが装着されていると言って良いでしょう。ただしヤリスクロスは全車速追従機能付レーダークルーズコントロールが標準装備になりますが、CX-3にはエントリーグレードだと装備されないなどの違いがあります。

トヨタ ヤリスクロス 2019

一方でヤリスクロスだとエントリーグレードではハロゲンヘッドランプになりますが(LEDはオプション)、CX-3にはLEDヘッドランプが標準装備となるなど細かなところで違いがあります。

またCX-3は好評なマツダのクリーンディーゼル、ヤリスクロスはトヨタ自慢のハイブリッドが主力のパワートレインとなります。こちらのエントリーモデルでも比較してみましょう。

・ヤリスクロス HYBRID X 1.5L(2WD):228万4000円
・CX-3 XD(6EC-AT・2WD):231万7000円

こちらもほぼ同じ価格ですから、どちらが良いか迷うところではあります。では維持費で比較するとどうでしょうか。

CX-3の中古車情報を見てみる

 

CX-3 ディーゼル/ヤリスクロス ハイブリッド それぞれの維持費は?

自動車税の違いは?

お金

両車の自動車税に違いはあるのでしょうか。

・CX-3 XD(排気量1,800cc)の自動車税額:3万6000円
・ヤリスクロス ハイブリッド X (排気量1,500cc):3万500円

自動車税は、排気量の少ないヤリスクロスの方が安くなります。

 

リセールの違いは?

クルマ お金

CX-3のディーゼルは、2018年のマイナーチェンジで現在の1.8Lに排気量がアップしています。一方ヤリスクロスは2020年に登場したモデルです。これらを踏まえて2020年以降の中古車相場を比較してみますと、CX-3のディーゼルもヤリスクロス ハイブリッドも約220万円〜という相場です。

ただしCX-3の場合はエントリーグレードのXDより中間グレードのプロアクティブ以上が売れ筋で、同じ価格帯でもプロアクティブ以上の個体を見つけることができます。ですから総合的に考えると、わずかにヤリスクロスの方がリセールが良く値落ちしにくいといったところでしょうか。

 

3年後の車検費用

車検

CX-3ディーゼルとヤリスクロス ハイブリッドの自動車重量税は同じなので、車検時の法定費用も同じです。

・自動車重量税(エコカー本則税率):1万5000円(2年)
・自賠責保険料:2万10円(24ヶ月)
・印紙代(指定工場の場合):1,200円

法定費用の合計:3万6210円

その他の費用ですが、基本検査料や整備費用などが別途かかります。こちらはディーラーや車検業者によって様々ですが、おおよそ2万円〜10万円程度と考えると良いでしょう。

 

ランニングコスト

両車のランニングコストはどのくらい違いがあるのでしょうか。

■タイヤ

タイヤ交換

CX-3 XDのタイヤサイズは215/60R16、ヤリスクロス ハイブリッドのタイヤサイズは205/65R16で、似たタイヤサイズではありますがCX-3の方が価格の相場としては高めです。ただしメーカーによっては安いものもありますので、あまり気にするほどの差ではないでしょう。

 

■オイル交換

マツダ CX-3 XD Exclusive Mods 2018

CX-3のディーゼルとヤリスクロス ハイブリッドでは、オイルの種類と交換の頻度が異なりますので価格も変わってきます。ここでは10万km走行時までの間にオイル交換にかかる費用を比較してみましょう。

どちらもノーマルコンディション、ディーラーにてメーカー純正オイルを交換した場合の費用です(オイルフィルター交換は含みません)。オイル交換費用は以下のようになります。

・CX-3 ディーゼル(1万km毎に交換・10回):11万8800円
・ヤリスクロス ハイブリッド(1万5000km毎に交換・7回):3万4300円

CX-3 ディーゼルの交換頻度は、1万km毎が目安です。東海マツダのHPに記載されているミディアム(D)の価格が4万7520円(オイル交換4回分)。1回あたり1万1880円となるので、10回で11万8800円です。

ヤリスクロス ハイブリッドの交換頻度は、1万5000kmごとが目安で、10万km走行するまでに7回走行することになります。1,500cc以下の省燃料エンジン専用のオイル交換代は1回4,900円。7回で3万4300円です。

もちろんオイル交換パックなどお得なプランの加入などで、もっとお得にメンテナンスできる場合もありますので、実際にはここまで差は出ないかもしれませんが、やはりディーゼルの方がオイルの値段も高く、また頻繁に交換する必要があるため価格も高いですね。

 

■燃料代

それぞれのモデルの燃費も異なりますが、ディーゼルとガソリンの燃料の単価の違いもあります。比較してみるとどうでしょうか。

カタログ上の数値ではありますが、年間1万kmを走行すると仮定して、1年間にかかる燃料代を比較してみます(燃料価格は2022年4月18日の経済産業省 資源エネルギー庁の石油製品価格調査を参照)。燃料代は以下のようになります。

・CX-3 XD(2WD・軽油価格153.2円/L・WLTCモード燃費20.0km/L):7万6600円

153.2円×1万km÷20.0km/L=7万6600円

・ヤリスクロス ハイブリッド X(2WD・レギュラーガソリン価格173.5円/L・WLTCモード燃費30.8km/L):5万6331円

173.5円×1万km÷30.8km/L=5万6331円

軽油の方が単価は低いものの、やはり燃費の良いヤリスクロス ハイブリッドの方がトータルの燃料代は下がります。もちろん走り方によっても異なりますので、この差が小さくなる場合もあります。

ヤリスクロスの中古車情報を見てみる

 

ヤリスクロス ハイブリッドの方がお得

トヨタ ヤリスクロス 2019

新車販売価格はほとんど同じものの、維持費の面ではヤリスクロス ハイブリッドの方がお得ということになります。ただしCX-3のディーゼルの力強く静かな走りも好評ですし、6速MTを選ぶこともできます。走りにこだわる方はCX-3も捨てがたいモデルですね。

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文・SUV FREAKS編集部

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