【日英本格クロカン対決】2代目ディフェンダー vs ランドクルーザー300

日本を代表する本格クロカンであるトヨタ ランドクルーザー VX 3.5L ガソリン(新車販売価格630万円)。ランドローバー ディフェンダー 110 P300 ベースグレード(新車販売価格646万円)のエクステリアやインテリア、走行性能についてそれぞれの特徴を見ていきましょう。※本文中の新車販売価格は2022年4月22日時点のものです。

更新日2022/04/28

どちらも本格クロカンらしいスタイリング

フラッグシップらしい力強さが感じられるデザイン

トヨタ ランドクルーザー VX 2021

トヨタ ランドクルーザー VX 3.5L ガソリン(以下、ランドクルーザーと表記)のボディサイズは、全長4,950mm×全幅1,980mm×全高1,925mm、ホイールベース2,850mm、最低地上高は225mm。最大渡河性能は700mmです。

フラッグシップSUVにふさわしい力強さと品格ある佇まいを融合したエクステリア(外装)デザインが特徴で、前後バンパー下端を下げてフロント、サイド、リア下端のつながりを強化し、水平基調の骨太な力強さを表現しています。

VX 3.5L ガソリンの標準装備には、スーパークロームメタリック塗装の18インチアルミホイールやシルバー塗装ラジエーターグリルを採用し、力強さと洗練された大人の深みを融合しました。

 

最低地上高、最大渡河性能はディフェンダーに軍配

ランドローバー ディフェンダー 2019

ランドローバー ディフェンダー 110 P300 ベースグレード(以下、ディフェンダー)のボディサイズは、全長4,945mm×全幅1,995mm×全高1,970mm、最低地上高227.6mm、最大渡河性能は850mm(コイルサスペンション)まで可能で、オフローダーとしての性能を発揮します。

エクステリアは、威厳と誠実さを感じさせながらも親しみやすいディフェンダーのフロントデザインに特徴があります。

コンパクトで引き締まったフロントには高めのボンネットと端正なグリル。さらに円形のヘッドライトや滑らかな面と相まって、独特の存在感を放ちながら力強い走りを感じさせます。

自動防眩ドアミラーは、運転席側にヒーター&アプローチライトを備え、劣悪な環境での走行を助けます。

最低地上高や最大渡河性を比べると、ディフェンダーの方がやや優れています。

 

高級感で選ぶか使いやすさで選ぶか

本革シート採用のランドクルーザーのインテリア

トヨタ ランドクルーザー ZX 2021

トヨタ ランドクルーザーのインテリア(内装)は、悪路状況でもクルマの姿勢を捉えやすい水平基調のインパネを採用。直感操作ができるスイッチ類を機能ごとにレイアウトし、形状や色など操作性を考慮したデザインとすることで、快適性も追求しました。

また、VXにはシートには本革シートを採用。運転席助手席には8ウェイパワーシートと快適温熱シート+シートベンチレーションを搭載しています。

 

耐久性に優れたディフェンダーのインテリア

ランドローバー ディフェンダー 2019

ランドローバー ディフェンダーのインテリアは、至るところにデフィフェンダーの伝統を感じさせる、タフネスを極めた力強いデザインが特徴となっています。

車内には、耐久性に優れたラバーフロアを採用し、段差のないドアシルとの組み合わせで様々なアウトドアで使用した場合も、お手入れを簡単にさせています。

通常は5人または6人乗りのシートですが、オプションで5+2の7人乗り(+41万4000円)を選択可能です。

機能性においても優れており、スマートフォンを置くだけで充電できるワイヤレス充電や最新オプションの11.4インチタッチスクリーンまで多彩なテクノロジーを搭載しました。

高級感&7人乗りがマストならランドクルーザーがおすすめ

トヨタ ランドクルーザー ZX 2021

ディフェンダーには、エボニーファブリックシートが標準装備されており、高級感では本革シートのランドクルーザーの方が優れています。

さらに、7人乗りを選ぶなら標準装備のランドクルーザーの方がおすすめです。

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どちらもパワフルなパワートレイン

ランドクルーザーは3.5L V6ツインターボ

トヨタ ランドクルーザー 2021

トヨタ ランドクルーザーには3.5L V6ツインターボガソリンエンジンを搭載。最高出力は、305kW(415PS)/5,200rpm、最大トルクは650Nm(66.3kgm)/2,000〜3,600rpm。カタログ燃費はWLTCモードで7.9km/Lとなっています。

フレームには伝統のラダーフレームを継承し、強度と剛性は維持したまま大幅な軽量化を実現しています。

悪路操舵性を高める基本設計は、フレームに加えて電子デバイスの面でも走行を助けます。

ディフェンダーは2.0L 直4エンジンを搭載

ランドローバー ディフェンダーには、2.0L 直列4気筒エンジンを搭載。最高出力は221kW(300PS)/5,500rpm、最大トルクは400Nm(40.8kgm)/1,500〜4,500rpmと力強いパワートレインとなっています。カタログ燃費は6.6km/Lです。

圧倒的なパフォーマンスをオンロードでもオフロードでも提供するディフェンダーは、トルク配分の自動制御システムを搭載したAWD(オールホイールドライブ)です。

フロントまたはリアがトラクションを失うような極限状況では、もう一方の車軸に最大100%のトルクを配分してグリップを確保するなど、あらゆる道での走行を可能にします。

 

パワー&燃費に優れたランドクルーザーに軍配

トヨタ ランドクルーザー 2021

ランドクルーザーの方が最高出力、最大トルク、カタログ燃費全ての値が優れているので、おすすめです。

ちなみに、排気量はランドクルーザーの方が大きくなるので、自動車税の負担は大きくなります。

ランドクルーザーの自動車税は5万7000円(排気量3000cc超から3500cc以下)
ディフェンダーの自動車税は3万6000円(排気量1500cc超から2000cc以下)

なので、ディフェンダーの方が2万1000円お得です。

自動車税はディフェンダーの方がお得だが…

しかし、レギュラーガソリン代を170円、年間走行距離を5,000kmとすると、

ランドクルーザーの燃料代は170円×5,000km÷7.9km/L=10万7595円

ディフェンダーの燃料代は170円×5,000km÷7.9km/L=12万8788円

その差額は2万1193円。5000km以上走るユーザーならその他のスペックも優れているランドクルーザーをおすすめします。

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どちらも先進安全装備を搭載

トヨタ ランドクルーザー 2021

トヨタ ランドクルーザーには、歩行者や自転車に対し緊急時の自動ブレーキを発動するプリクラッシュセーフティなどのトヨタの先進安全技術Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)を標準装備します。

また、トヨタ初の安心・安全装備、指紋認証スタートスイッチを採用しました。スマートキーを携帯し、ブレーキを踏みながらスタートスイッチ上の指紋センサーにタッチすると、車両に登録された指紋情報と照合、指紋情報が一致しなければエンジンが始動しない機構としています。

ランドローバー ディフェンダーにも、エマージェンシーブレーキやレーンキープアシストを搭載。加えて荷室が荷物でいっぱいでリアウィンドウ越しに後方が確認できない場合も、インテリアリアビューミラー映像が映し出され後方確認が可能です。

どちらも申し分ない安全装備を備えています。

 

総合的に見ると、エンジンの性能に優れたランドクルーザーをおすすめします。もちろん、ディフェンダーも優れた悪路走破性も備えていますし、本格クロカンらしいスタイリングを備えています。どちらを選んでも後悔することはないでしょう。

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文・SUV FREAKS編集部

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