【購入するならハイブリッド!】カローラクロスのメリット・デメリットを紹介
2022年3月の販売台数では約7,060台を記録し、SUV新車販売台数3位にラインクインしているトヨタ カローラクロス。2021年9月に発売されてから半年以上経過していますが、安定した人気を維持しています。そんなカローラクロスが人気の理由を見ていきましょう。 ※本文中の新車販売価格は2022年4月27日時点のものです。
更新日2022/04/28そもそもカローラクロスってどんなクルマ?
まず、カローラクロスの基本情報を振り返っていきましょう。
ボディサイズは全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mm、ホイールベースは2,640mm。ちょうどC-HRと5代目RAV4の中間にあたるサイズです。プラットフォームにはC-HRと同じGA-Cプラットフォームを採用しています。
1.8L 直列4気筒ガソリンエンジンのスペックは、最高出力103kW(140PS)/6,200rpm、最大トルク170Nm(17,3kgm)/3,900rpm、WLTCモード燃費は14.4km/Lです。
1.8L 直列4気筒ガソリンエンジン+モーターのハイブリッドは、エンジンの最高出力が72kW(98PS)/5,200rpm、エンジンの最大トルク142Nm(14.5kgm)/3,600rpmというスペック。
フロントモーターの最高出力は53kW(72PS)、最大トルク163Nm(16.6kgm)で、リアモーターの最高出力は5.3kW(7.2PS)、最大トルク55.0Nm(5.6kgm)となっています。また、WLTCモード燃費は24.2〜26.2km/Lです。
ガソリンモデルの価格は199万9000円〜264万円。ハイブリッドモデルの価格は259万円〜319万9000円となっています。
カローラクロスのメリットは?
ちょうどいいサイズで室内が広い
カローラクロスの魅力はなんと言ってもそのサイズです。一般的に国産コンパクトSUVは、全長4,400mm、全幅1,800mm未満に抑えられていますが、カローラクロスは全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mm。コンパクトSUVよりも少し大きめのサイズとなっています。
しかし、他のミドルサイズSUVよりかは小さいので、コンパクトSUVと同じくらいのサイズで取り回しがしやすく、室内も広く取られているのが特徴です。
荷室が広くて、使いやすい
カローラクロスの荷室容量は5名乗車時で、クラストップレベルの487L(FF 最大)。5代目RAV4の587L(デッキボード下段時)と比べるとやや見劣りするものの、コンパクトSUVであるC-HRの318Lと比べると、荷室容量がかなり拡大していることが分かります。
また、ラゲージ開口部は地面から720mmと低い位置に設定されているのもポイント。キャンプ時に重いクーラーボックスを載せる際などに重宝しますし、買い物などにも便利です。
コンパクトSUV並みの低燃費
カローラクロスの燃費は、前述した通りハイブリッドモデルで24.2〜26.2km/LとコンパクトSUV並の低燃費を記録しています。
これはカローラクロス ハイブリッドの30.8km/L(ハイブリッドX)、ライズ ハイブリッドの28.0km/Lに続く、数値です。
これならレジャーなどで長距離を走る際も燃費をあまり気にしなくて済みます。また。ハイブリッドモデルの新車販売価格は259万円〜319万9000円と300万円以下のプライスで狙えるのも魅力となっています。
カローラクロスのデメリットは?
ガソリンモデルには4WDが用意されない
カローラクロスは30〜40代の都会に住むファミリーに向けて開発されています。そのため、4WD性能は重視していません。そのため、ガソリンモデルはFFのみのラインアップとなります。
ガソリンモデルの燃費に物足りなさが…
カローラクロスの燃費にも不満が残ります。カローラクロスのガソリンモデルのWLTCモード燃費は前述した通り、14.4km/L。
こちらはFFの値ですが、5代目RAV4 ガソリン(4WD)の15.2km/Lよりも悪い数値です。そのため、ガソリンモデルをチョイスしたい方にはおすすめできません。
最低地上高と低く、オフロードには不向き
最低地上高は160mmと低め。SUVでオフロードに入っていく機会はさほどないものの、ややSUVとしては物足りない数値。本格的なオフロードにも対応できるような悪路走破性を求めている方にもおすすめできません。
荷室とリアシートの間に段差ができる
リアシートを倒した時に、荷室とリアシートがフラットにならないのもデメリットです。
リアシートと荷室の間に大きな段差ができてしまい、長尺物の搭載がしづらくなっています。
ディーラーオプションに設定されている2万8050円のラゲージアクティブボックスを使えば、その段差を埋めて車中泊も可能になりますが、余計なディーラーオプションは付けたくないと感じる方にはおすすめできません。
ここまでトヨタ カローラクロスのメリット・デメリットを紹介しました。基本的には街乗りとキャンプに使えるちょうどいいサイズで燃費もいいハイブリッドモデルがおすすめです。
また、ラゲージアクティブボックスは撥水性に優れた樹脂製で、アウトドアの汚れに強いというメリットもあります。メリット・デメリットを把握し、ご自身の用途に合わせた上でクルマ選びをしてみてはいかがでしょうか?
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文・SUV FREAKS編集部
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