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【実は悪路は苦手!】最低地上高が低いSUV5選

SUVと聞くと悪路に強いSUVを思い浮かべる方は多いでしょう。しかし、都会で走るユーザーをメインターゲットとしたクロスオーバーSUVの中には、最低地上高が低く、実は悪路には強くないSUVがあります。そんなSUVを5台紹介します。

更新日2022/06/16

なぜ、SUVなのに最低地上高が低いのか?

スズキ ジムニー

SUVは、キャンプ場やスキー場の道中で使われることを想定して開発されているため、基本的には最低地上高が高めに設定される傾向にあります。その理由は、河原などのゴツゴツした岩が多いガレ地や深雪などで、地面とクルマの床が接触しないようにするためです。

ほとんどのSUVは最低地上高が180mm以上確保されており、ランドクルーザーやジムニーといった悪路走破性が高いモデルは最低地上高が200mm以上も確保されています。一般的に、最低地上高が170mmもあれば、高めと言ってもいいでしょう。

 

最低地上高が低いメリット

トヨタ C-HR G 2016

しかし、現在、主流のクロスオーバーSUVは、都会がメインで悪路を走る機会がないため、最低地上高が抑えられているケースも多々あります。もちろん、それには理由があります。

1つは、デザインの問題です。最低地上高を低くすることにより、スポーティなデザインに仕上げることができます。これにより、本格クロカンとのデザインと差別化できるのです。

また、走行性能も向上します。最低地上高を下げることで重心が下がり、コーナリングでの走行安定性も上がります。さらに空気抵抗も減るので、燃費も向上します。

さらに、最低地上高が低いと必然的に全高も低くなります。そのため、機械式立体駐車場の高さ制限である全高1,550mm以下に収まり、都市部で駐車場を探しやすいと言ったメリットもあります。

機械式駐車場(立体駐車場)に入るSUV16選|全高1,550mm×全幅1,850mm以下

 

最低地上高が低いSUVを5台紹介

トヨタ C-HR

トヨタ C-HR 2019

トヨタ C-HRのFFモデルの最低地上高は140mm、4WDモデルは155mm(S-T “GRスポーツ”140mm)です。本格クロカンとは一線を画すクーペフォルムが魅力で、ダイヤモンドをモチーフに取り入れた独特なデザインが人気のモデルです。

また元々、C-HRはオンロード性能を高めたモデルで、ニュルブルクリンクを始めとする世界の様々な道での走行テストや、欧州の一般道路でのステアリング・ショックアブソーバーのチューニングを行うことで、運動性能を高めていました。

その結果、サスペンションは固めに設定され、運転者の思い通りに動くクルマとなり、低重心にすることで安定したコーナリング性能も備えています。

また、FFモデルのボディサイズは全長4,385〜4,390mm×全幅1,795mm×全幅1,550mm。機械式立体駐車場にも収まるサイズも魅力となっています。

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マツダ CX-3

マツダ CX-3 2018

マツダSUVのエントリーモデルであるCX-3も最低地上高が160mm(全車)と低めに設定されています。ボディサイズは全長4,275mm×全幅1,765〜1,780mm×全高1,550mmと、C-HRよりもコンパクトで、取り回しがしやすいのが特徴です。

さらにマツダが誇る鼓動デザインを採用。なめらかな曲線や流れるようなラインによって躍動感が感じられるデザインが魅力です。そのスタイリッシュなデザインは、悪路よりも街中で乗ってこそ映えると言えるでしょう。

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レクサス UX

UX250h “F SPORT”

C-HRとプラットフォームを共有しているレクサス UXも最低地上高が低いモデルです。

UXの最低地上高は160mm。全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mmと、都会で扱いやすいモデルとなっています。

レクサスSUVのエントリーモデルですが、レクサスのデザインアイコンであるスピンドルグリルや、真一文字に配置されたテールランプなどのデザインによって、存在感が感じられる一台です。

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日産 ジューク

日産 ジューク 2010

2019年12月に惜しまれながら販売終了した日産 ジュークの一部グレードも、最低地上高が低くなっています。

日本最終モデルの通常グレードの最低地上高は170mmですが、15RX V アーバンセレクションの最低地上高は155mmです。

このグレードは、ボディサイズも全長4,135mm×全幅1,765mm×全高1,550mmと機械式立体駐車場に対応した全高となっており、アーバン(都会)の名前の表す通りのモデルとなっています。

アーバンセレクションという名前がついたグレードは、全て全高1,550mmとなっているので、街乗りのジュークを探している方にはおすすめのグレードです。

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メルセデス・ベンツ 初代GLA

メルセデスGLA 220d 4MATIC, X 156 (2017)

2020年6月発売の2代目GLAの最低地上高は202mmと高めに設定されていますが、2014年5月に発売された初代GLAは、最低地上高150mmとかなり低めでした。

そのため、ボディサイズも全長4,430mm×全幅1,805mm×全高1,495〜1,535mmと低く、高い走行安定性を発揮するモデルです。

都会でも扱いやすい輸入SUVを探している方におすすめできるモデルです。

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ここで紹介したモデルはいずれも、街乗りメインのクロスオーバーSUVばかりです。悪路が苦手と言うより、都会にマッチするように設計されてたモデルと言えます。アーバンなデザインのSUVを探しているなら参考にしてみてください。

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文・SUV FREAKS編集部

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