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【名古屋から日帰りで行ける】東海地方のおすすめハイキングコース10選

ハイキングは誰でも出来る身近なアウトドア体験として注目されています。そこで、今回は東海地方の中から、名古屋から日帰りで行けるおすすめハイキングコースを紹介します。オシャレなスポットの多い名古屋エリアですが、都会を離れて自然の中ですごすハイキングに出掛けてみましょう。

更新日2022/06/02

東海地方のハイキングコースの特徴

ハイキング

東海地方は、岐阜県の山々や伊勢湾に面した愛知県や三重県、そして浜名湖や富士山まで含む多種多様な自然の宝庫で、しかも広大な面積が特徴です。名古屋市内から2時間以内という範囲でも、東海自然歩道を中心に自然を体感できる多くのハイキングコースがあります。

 

豊橋市「葦毛湿原(いもうしつげん)」

・東海のミニ尾瀬を歩く

名古屋市内から約1時間30分、東海のミニ尾瀬とも呼ばれる葦毛湿原は、弓張山地に囲まれた緩やかな傾斜地に広がるは国内最大級の湧水湿地です。そのため、希少な植物や、三河地方特有の植物が自生し、食虫植物も多く見られます。

また、市街地近郊にある身近なハイキングコースでもあり、開花シーズンには市民が訪れてる憩いのスポットになっています。

ハイキングコースは、木道に沿って葦毛湿原を1周する約2.5km1時間のコースで、距離も短く、歩きやすいため気軽にハイキングが楽しめます。コース途中には様々な植物が観られ、8月上旬には、白い翼を広げたようなサギソウの花、シラタマホシクサは9月に見頃となります。

ものたりないという方には、湿原を抜けて座談山と舟形山を越え、さらに神石山の山頂を目指す約7.5km、3時間のコースがあります。

住所:〒440-0022 愛知県豊橋市岩崎町長尾
アクセス:東名高速道路・豊川ICより約30分

 

豊川市「宮路山(みやじさん)」

・天気のいい日には富士山も見える!

名古屋市内から約1時間。豊橋市に位置する標高362mの宮路山は、頂上まで散策路が整備されているため気軽に登れるハイキングコースとなっています。山頂からは三河湾や豊橋港、さらに豊川市街や豊橋市街などを眺めることができ、しかも天気に恵まれれば遠くに富士山まで見えます。

ハイキングコースは複数ありますが、家族連れや初心者には、内山駐車場→展望の丘→宮路山山頂→宮道天神社→大橋屋→内山駐車場という所要時間3時間20分のファミリーコースがおすすめです。春には可憐なコアブラツツジ、初夏から夏にかけては森林浴、秋には紅葉に染まる山々を眺めながらの山登りは爽快です。

住所:〒441-0202 愛知県豊川市赤坂町宮路
アクセス:東名高速道路・音羽蒲郡ICより約15分

 

瀬戸市「猿投山(さなげやま)」

・初心者でも安心な霊山を登ろう!

豊田市と瀬戸市にまたがる標高629mの猿投山は、麓の猿投神社の本社、山中の東の宮と西の宮は「猿投三社大明神」と呼ばれ、古くから霊山として崇められています。また、東海自然歩道として登山道も整備されていて、ファミリーも気軽にハイキングを楽しめるスポットです。

猿投山の一番代表的なルートが、豊田市側の猿投神社から登るルートで、山中観音堂付近の駐車場から4km弱で山頂を目指します。

沢を横目に緑に囲まれた道を進み、窯業が盛んな地域ならではの「トロミル水車」など見どころも多いコースです。展望スポット「大岩展望台」では、豊田市街や伊勢湾まで見渡すことができます。

体力的にこのコースでは不安という方は、登山道の7合目付近の「東の宮」の鳥居からスタートするのもありで、前出のコースと途中で合流します。無理のないコース選びで歩きましょう。

住所:〒489-0015 愛知県瀬戸市東白坂町
アクセス:名古屋瀬戸道路・長久手ICから約28分

 

豊橋市「豊市健康の道(とよはししけんこうのみち)」

・クイズを解きながら歩くフィールドゲーム

豊橋市では市民の健康づくりをサポートするため「健康の道」を設けていて、クイズを解きながら歩くスマートフォン向けフィールドゲームとしています。

おすすめは、初級コースの牛川ハナミズキコースで、朝倉川親水護岸から牛川遊歩公園、ハナミズキ公園を経て朝倉川親水護岸に戻る総距離4.3km所要時間は約2時間の散策路となっています。クエストラリーの設定上、スタートから順に、解いていくことになります。順に解かなければ、答えが出せないクエストもあります。

他の他の初級コースとしては、総距離4.3km所要時間は約1時間10分の二川の史跡をめぐり豊橋の歴史を発見する「二川宿歴史・文化コース」、総距離4km所要時間は約1時間の幕末の「ええじゃないか」騒動発祥地牟呂八幡の「牟呂八幡コース」などがあり、いずれもとよはしの歴史にふれるハイキングコースとなっています。

コースの地図は、豊橋市のホームページ上でダウンロード・閲覧できます。

住所:〒440-0014 愛知県豊橋市南牛川1丁目
アクセス:東名高速道路・豊川ICから約36分

 

新庄市「愛知県民の森(あいちけんみんのもり)」

・お子様連れでも安心レベルなコースもある

新庄市にある愛知県民の森は、総合的な森林レクリエーション施設として作られた緑あふれる施設です。ここには全長30㎞に及ぶハイキングコースがあり、初心者やお子様連れでも気軽に参加できるコースも複数あります。

初心者や体力に自信がない方には次の3つのコースがおすすめです。距離約4Kmで所要時間2時間ほどの園地めぐりコースは、園地や河辺の探索が楽しめ、距離約4Kmで所要時間2時間30分ほどのシャクナゲコースは、開花シーズンにはホソバシャクナゲが観られます。また、距離約4Kmで所要時間3時間ほどで尾根への登山道としては一番楽なハイキングコースが風穴コースとなります。

そのほかにも7㎞の一般レベルコースや往復約6時間の登山レベルのコースも設定されていて、どのような方にも最適なコースが選べます。なお、営業時間は9時〜17時で毎週月曜日が定休となっています。

住所:〒441-1944 愛知県新城市門谷字鳳来寺7-60
アクセス:三遠南信自動車道・鳳来峡ICから約10分

 

三重県

亀山市「関宿の街並みを巡るみち(せきしゅくのまちなみをめぐるみち)」

・江戸時代の関宿の街並みを歩く

鈴鹿山脈の東麓に位置する亀山市関町は、江戸時代の東海道に47番目の関宿が設けられ、参勤交代や伊勢参りの拠点として大いに繁栄しました。関宿は往時の町並みが残っていることで久野の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

この「関宿の街並みを巡るみち」は、江戸時代の関宿の風情が残る町並みを満喫できるハイキングコースとなっています。

コースはJR関駅を起点とし、日本最古の地蔵菩薩として知られている関地蔵院、大和街道との分岐点にあたる西の追分、季節の花や樹木などの自然が楽しめる観音山公園、織田信長の三男・織田信孝の菩提寺である福蔵寺、東海道と伊勢別街道の分岐点となっている東の追分を経てJR関駅に戻る約5㎞の行程となります。

このコースは三重県ウォーキング協会が設定したもので、三重県の歴史や文化、そして自然を満喫しながら健康を促進するものとなっています。

住所:〒519-1111 三重県亀山市関町新所(関駅)
アクセス:東名阪自動車道・亀山ICから約5分(関駅)

 

桑名市「桑名城下町 水と歴史を訪ねるみち(くわなじょうかまち みずとれきしをたずねるみち)」

・桑名の歴史ある景観を満喫できる

名古屋市内から約40分。木曽三川の河口に位置する桑名は、東海道42番目の宿場町であり渡し船の発着点、そして徳川家松平家の城下町として栄えていました。また、城下町の中心にあった桑名城は、名将・本多忠勝によって築城された名城と称えられた美しい城ですが現在は九華公園になっています。

ハイキングコースはJR桑名駅を起点に、桑名藩主本多家の菩提寺である浄土寺、名古屋の熱田・宮の渡しから海上七里を船に乗り、桑名の渡しになる七里の渡し、桑名城の本丸跡と二の丸跡に造られた九華公園、東海道の見附建てられた吉津屋見附跡、東海道の旅人が休憩する茶店などがあつまっていた矢田立場火の見櫓を経て西桑名駅に至る、桑名城を中心に城下町として栄えた桑名の歴史ある景観を満喫できるコースとなっています。

なお、こちらのコースも三重県ウォーキング協会が設定したコースになっています。

住所:〒511-0811 三重県桑名市東方 市之縄(桑名駅)
アクセス:東名阪自動車道・長島ICから約14分(桑名駅)

 

岐阜県

岐阜市「金華山(きんかざん)」

・30分の楽々登山気分も

岐阜市の中心部に位置し、名古屋市内からも1時間以内というアクセスで行ける標高329mの金華山にはロープウェーもあり、気軽に山頂まで行くことができる自然あふれる山です。そして10コースある登山道は山頂まで30分〜1時間で到達でき、幅広い年代の方が楽しむことができます。

代表的なコースでは、距離2.3㎞所要時間約60分の「めい想の小径」があります。岐阜公園から金華山の北側を回って頂上をめざすコースで、眼下に長良川、北方には北アルプスや御獄山が見られる眺めのよい登山道となっていて、小学校高学年以上の家族向きのコースとなります。

そのほかにも30分ほどで登れるコースもあるので、気楽にプチ登山体験が出来ます。

住所:〒500-0000 岐阜県岐阜市槻谷
アクセス:東海北陸自動車道・一宮木曽川ICから約30分

 

揖斐郡大野町「森林空間散策路(しんりんくうかんさんさくろ)」

・癒しの空間で森林ウォーキング

森林空間散策路は、大野町が進めてきた森林浴を楽しむ癒しの空間や健康増進のための空間で、古墳や城跡などの歴史遺産などをめぐる全12コースが楽しめます。なかでも運動公園から登る森林浴コースがお薦めです。

森林浴コースは運動公園から立花峠までの1.2㎞、約30分のコースで、無理なく森林浴が楽しめます。

30分ではものたりないという方には、立花峠の先うなじヶ洞古墳を通る「こならコース」の1.2㎞、約30分と、その先森林浴コースに戻る「健脚コース」の0.5㎞、15分のコースをつなげて運動公園に戻る周かいコースを試すといいでしょう。

無理せず、それぞれの人に合わせたコースを楽しむことが大事です。

住所:〒501-0561 岐阜県揖斐郡大野町牛洞
アクセス:名神高速道路・大垣ICから約26分

 

不破郡関ケ原町「関ケ原合戦 決戦コース(せきがはらかっせんこーす)」

・天下分け目の地を歩く

関ケ原は名古屋市内から1時間以内というアクセスで訪れることが出来る、自然と歴史ファンも楽しめるエリアで、関ケ原合戦の中心地を巡るハイキングコースが設定されています。

おすすめの関ケ原合戦 決戦コースは「関ケ原駅前観光交流館」を起点とし、古戦場全体を見渡せる展望台がある「岐阜関ケ原穂洗浄記念館」、東軍の大将・徳川家康の陣跡で現在は大きな公園となっている「徳川家康最後陣跡」、関ケ原合戦で最も戦いの激しかった「決戦地」、展望台から西軍の要・石田三成が見ていたであろう関ケ原全景が見渡せる「笹尾山石田三成陣跡」、戦国の聖地らしく甲冑体験ができる「関ケ原笹尾山交流館」までの距離約3km、約1時間のハイキングコースとなっています。

その他にも行軍コース、天下取りコース、西軍大好きコースなど、興味のある史跡をめぐる楽しいコースが沢山あります。

住所:〒503-1512 岐阜県不破郡関ケ原町大字関ケ原598番地の4(関ヶ原駅前観光交流館)
アクセス:東海北陸自動車道・一宮稲沢北ICから約29分

 

市内から2時間以内であっても三重県や岐阜県のハイキングコースまで余裕で行けるのが名古屋の魅力ですね。そして各市町村が健康増進のためと観光のために積極的にハイキングコースを設定しているのが東海地方の特徴でもあります。今度の休みにはぜひ紹介したハイキングコースへ足を延ばしてください。

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文・SUV FREAKS編集部

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