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ハイブリッドでもキャラがずいぶん違う!キックスとエスクードを比較

2022年4月に発売されたばかりのスズキ エスクード(4WD)297万円。激戦区のコンパクトSUVのハイブリッドモデルと言うことで注目が集まっています。そこで、同じサイズのキックス X(FF)275万9900円と比較します。また、どちらも回生ブレーキを使用したパワートレインが魅力です。両者はどう違うのでしょうか?

更新日2022/05/30

サイズ感は一緒!でもキャラクターはちょっと違う

都会派のコンパクトSUV、キックス

日産 キックス 2代目 2020

キックスのボディサイズは全長4,290mm×全幅1,760mm×全高1,610mm。ヴェゼルやC-HRといったライバルたちよりもコンパクトなサイズで、街乗りしやすいのが魅力のモデルです。

また、キックスのグレード展開はデザインが違うだけで、実質1グレード。したがって通常エントリーグレードで省略されそうな装備も最初から設定されており、LEDヘッドランプ、ルーフレール、17インチアルミホイールなどの標準装備が豪華です。

最低地上高は170mmと必要十分な高さであり、駆動方式はFFのみと都会派SUVの色合いが強いSUVです。

 

悪路での力強さも感じられるエスクード

スズキ エスクード 2022

一方、エスクードのボディサイズは全長4,175mm×全幅1,775mm×全高1,610mm。こちらも灯火類がLEDとなっており、装備が充実しています。

さらに、LEDフォグランプを搭載。最低地上高も185mmと高めに設定されるなど、悪路での力強さを感じられるデザインとなっています。

 

インテリアは荷室の広さに違いが

キックスは疲労を軽減するシートを搭載、荷室も広い

日産 キックス 2代目 2020

キックスのインテリア(内装)はブラックで、シックなデザインです。さらに、合皮/織物コンビシート(ダブルステッチ付き)のシートや、本革巻ステアリングが標準装備されており、高級感が感じられます。

さらに、フロントシートにはゼログラビティシートを採用。背骨から胸郭まで連続的に支持する中折れ形状の上部に、骨盤から腰を連続的に支持するたわみ特性を持つ下部、さらに座面には座り心地性能を向上させるマットスプリングタイプが採用されており、ドライブによる疲れを軽減しています。

日産 キックス 2020

くわえてフロントシートの背面形状を最適化することで、リアシートのニールームを確保して、大人が座ってもゆったりくつろげる広さを確保しています。

日産 キックス 2020

​​荷室の広さでは荷室長900mm、容量423Lの大容量を誇り、大型のスーツケースなら2つ、9インチのゴルフバックも3つまで積み込める広い荷室も魅力です。

 

エスクードの荷室はやや狭い

スズキ エスクード 2022

エスクードも本革&スエード調シート表皮を装備しており、運転席・助手席シートヒーター[2段階温度調整機能付]を搭載。高級感ではほぼ互角です。
​​

荷室の広さは荷室長785mm、容量289Lとキックスよりも狭くなっています。

 

燃費ではキックスに軍配

低燃費のキックス、回生ブレーキによりワンペダル走行が可能

日産 キックス 2020

キックスはガソリンで発電し、モーターで加速するe-POWERを搭載しています。モーターのスペックは以下の通りです。

■モーター最高出力
95kW(129PS)/4,000〜8,992rpm
■モーター最大トルク
260Nm(26.6kgm)/500〜3,008rpm
■燃費
WLTCモード燃費:21.6km/L

となっています。

回生ブレーキによりアクセルのON/OFFだけでブレーキが掛かるワンペダル走行が可能になっている他、FFながら滑りやすい雪道でもブレーキが掛かりやすくなっています。

 

4WD性能に優れるエスクード

スズキ エスクード 2022

一方、エスクードは以下のようなスペックです。

・エンジン
最高出力:74kW(101PS)/6,000rpm
最大トルク:132Nm(13.5kgm)/4,400rpm

・モーター
最高出力:24.6kW(33.4PS)/5,500rpm
最大トルク:60Nm(6.1kgm)/100〜2,000rpm

・燃費
WLTCモード燃費:19.6km/L

エスクードはブレーキをかけた際に効率よくバッテリーが充電できる回生協調ブレーキ、後退時のEV走行をスズキで初採用と先進性が感じられるものとなっています。

さらに、スズキの誇る4WDシステムであるALL GRIPを搭載。

ALL GRIPは、4モード走行切替機能、車両運動強調制御システムの3つのテクノロジーを統合したスズキ独自のシステムで、走行モードにはオートモード、スポーツモード、スノーモード、ロックモードの4種類を用意。さまざまな路面に対応できます。

エスクードの中古車情報を見てみる

キックスの中古車情報を見てみる

 

両者とも先進安全装備を標準装備

日産 キックス 2020

キックスには、高速巡航の心強い味方となってくれるプロパイロットが搭載されています。

高速道路の渋滞走行や巡航走行といった負担を感じるシーンで、アクセル、ブレーキ、ハンドル操作をアシストするほか、一般道でも下り坂でブレーキを制御し、設定速度を維持します。

その他にも、以下のような装備が標準装備されてます。

・歩行者にも対応したインテリジェント エマージェンシーブレーキ
・踏み間違い防止アシスト
・ハイビームアシスト
・インテリジェント LI / LDW(車線逸脱警報)
・ふらつき警報
・オートブレーキホールド

エスクードは上記の装備に加え、標識認識機能を装備。安全装備が充実しています。

ハイブリッドの国産コンパクトSUV2台を比較してきました。キックスの方が価格が安いですし、低燃費なので経済的です。

しかし、エスクードはALL GRIPを搭載しており、最低地上高の高いので、悪路に強いのが特徴です。それぞれの良点を踏まえて選んでみてください。

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文・SUV FREAKS編集部

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