発売からはや5年半…トヨタ C-HRの乗り換えにはどのSUVがおすすめ?
2016年に登場し、瞬く間に大ヒットとなったC-HR。トヨタのコンパクトSUVを引っ張る存在だったクルマも登場から5年半を迎えます。そろそろ買い替えを考える方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、C-HRから乗り換えを検討したい、SUVモデルを紹介していきます。
更新日2022/06/162017年・2018年SUV販売台数No.1を記録したC-HR
2016年末に登場したC-HRは、翌年から2年連続でSUV販売台数No.1に輝きます。また2017年4月には、自販連が1968年に統計を開始して以降初めて、SUVとして乗用車ブランド通称名順位で月間1位を獲得しました。
クーペフォルムのコンパクトSUVで、ボディサイズは全長4,360mm×全幅1,795mm×全高1,550mmとなっています。個性的なエクステリアデザインですが、全高が1,550mm以下に抑えられており(4WD車は1,565mm)、多くの機械式駐車場に収まるサイズであることが魅力の一つです。
パワートレインには1.2Lガソリンターボ(FF・4WD)と、1.8Lハイブリッド(FF)を用意し、ハイブリッドモデルのWLTCモード燃費は25.8km/Lとクラストップレベルです。
多機能や快適性を売りにするSUVが多い中で、C-HRは「走り」にとことんこだわりました。トヨタの世界戦略SUVとして新型プラットフォームを採用し、ニュルブルクリンクをはじめとする世界の様々な道で走行テストを重ねます。
発売直前には、ニュルブルクリンク24時間耐久レースへ参戦、のちにトヨタのスポーツコンバージョンモデルであるGRスポーツもラインアップされています。
2021年No.1に乗り換えるならヤリスクロス
C-HRに最も近しいトヨタSUVとして、現在大人気なのがヤリスクロスです。2021年には約10万4000台を販売し、No.1の販売実績を記録しました。
ボディサイズは全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mmです。C-HRのような複雑な面構造やキャラクターラインは使用せず、スッキリとした水平基調のサイドビューが特徴的です。
1.5Lのガソリンエンジンとハイブリットエンジンを用意し、WLTCモード燃費は30.8km/L(ハイブリットX)と驚異的な数値を誇ります。
同じトヨタSUVであり、真っ先に乗り換えの候補となるのは、ヤリスクロスでしょう。
高級感をアップさせたいならレクサス 初代UX
クルマのサイズを大きく変えることなく、質感を高めたいのであれば、レクサスUXがいいでしょう。
ボディサイズは全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mmとなっています。C-HRと同様に、全高が1,550mm以下に抑えられており、駐車場に収まるのかが気になる、都市型SUVとしては、使いやすいサイズ感です。
2.0Lエンジンのガソリンモデルとハイブリッドモデルが用意され、WLTCモード燃費は22.8km/Lと悪くありません。
ヒップポイントが高く、目線が高く保持できるドライバーズシートへ収まれば、レクサスの高級感に包み込まれます。上質なシートやオーナメントパネルに惚れ惚れしながら、未来を感じられるメーター類やナビゲーションシステムなどに心躍ります。
トヨタでは感じられない、レクサスブランド独自の価値観に触れてみるのも良いでしょう。
ライバルの新型モデルもアリ!ホンダ 2代目ヴェゼル
C-HRとかつてSUV販売台数1位を争っていたホンダ ヴェゼルは2代目モデルへと進化しています。
ボディサイズは先代と大きく変わりませんが、エクステリアデザインはシンプルな2BOXタイプへ変わり、室内は先代に比べ圧倒的に広くなりました。ボディサイズはコンパクトなまま、ミドルサイズSUVの快適性を得たいという方には、非常におすすめできる一台です。
力強くエレガントなデザイン!マツダ CX-30
エクステリアデザインにこだわるマツダの魂動デザイン、その魅力をしっかりと感じられるのがCX-30です。
ボディサイズは全長4,395mm×全幅1,795mm×全高1,540mmと、こちらも全高1550mm以下のSUVとなっています。シンプルな造形ですが、細部へのこだわりが強く、スッキリとした都市型SUV感を楽しみながら、SUVならではの力強さも感じられるクルマです。
パワートレインはガソリン、ディーゼル、そしてハイブリッドの3種類が用意され、目的に合わせてチョイスできるのも良いところ。静粛性や力強さ、そのバランスといったように、お気に入りの一台を見つけやすいクルマになっています。
家族が増えて大きいクルマが欲しいなら…ハリアー
C-HRを購入した時とは、家族構成などが大きく変わってしまった、という方にはハリアーが良いでしょう。高級感のあるデザインや特徴的なヘッドライト、クーペスタイルの美しいフォルムが印象的な一台です。
特筆すべきはインテリアの質感。シンプルな造形ですが、一つ一つの素材や質感、そして手触りなどにこだわり、大人の完成を刺激する室内空間となっています。ボディサイズが大きくなり、C-HRを大きく凌ぐ居住性の高さも魅力です。
ミドルサイズSUVながら、WLTCモード燃費は22.3km/Lと優秀、ガソリン代はほぼC-HRと同じ程度で済み、経済的にも安心できるクルマです。
SUVラインアップは、C-HRが登場した当時よりも、非常に充実しています。サイズ、メーカー、価格帯など、視野を広げてみると、ぴったりの一台が見つかるかもしれません。
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文・SUV FREAKS編集部
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