BMW X1が新型にフルモデルチェンジ!初のEVモデルiX1も登場!
2022年6月1日、新型の第3世代であるBMW X1と、X1のEVモデルであるiX1をヨーロッパで発表しました。X1にはPHEVモデルが追加され、iX1にはEVが採用されているなど、環境に配慮した電動化パワートレインが注目のモデルとなっています。それでは詳細を見ていきましょう。
更新日2022/06/21正方形のキドニーグリル/大きなエアインテークが特徴的
新型のボディサイズは、全長4,500mm×全幅1,845mm×全高1,642mm、ホイールベース2,692mm(数値は欧州値)。2022年6月17日現在日本で発売されているモデルの全長4,455mm×全幅1,820mm×全高1,610mmなので、ややサイズが大きくなっています。
また、新型のデザインは、スリムなLEDヘッドライト、大きくてほぼ正方形のBMWキドニーグリル、側面に放射状に広がるX字型のライン、フロントバンパーの大きなエアインテーク、ボディ下部の目を引くクロームストリップが魅力。
さらに、表情豊かに彫刻されたボディ表面と長いルーフラインが、新しいモデルの特徴となっています。
後ろから見ると、スリムなテールゲートウィンドウ、水平線、印象的なLEDライト、フレアホイールアーチがBMWのSAVらしさを高めています。
iX1のエクステリア(外装)には、ブルーのアクセントが施されており、EVらしさを高めています。
先進のディスプレイを搭載
インテリア(内装)は、スリムなインパネにBMWカーブドディスプレイを装備。さらに、一体型コントロールパネルを備えたフローティングされたアームレスト、センターコンソール前には、間接照明が付いたスマートフォントレイを採用しています。
また新開発されたシートは、センサテックのパーフォレイティッドシートとヴェルナスカの2種類のレザーシートがオプションで用意されています。その他にも、スポーツシート、メモリー機能付き電動シート、マッサージ機能を含むランバーサポートなどが用意されています。
40:20:40分割の後部座席の背もたれは、折り畳むことができ、リクライニングすることができます。荷室容量は540L〜最大1,600Lとなっています。
PHEV/EVモデルも用意
X1のパワートレインは、ガソリンエンジンが4種類(うち2種類がPHEVモデル)、ディーゼルエンジンが2種類の合計6種類が用意されています。
なかでも注目したいのが、第5世代の「BMW eDrive」テクノロジーが採用されたPHVモデるであるxDrive30e。
1.5L 直列3気筒ガソリンを搭載しており、最高出力は110kW(150PS)を発揮し、前輪を駆動させます。
組み合わされるモーターは、最高出力230Nm(170kW)で、リアアクスルに配置され、後輪を駆動。システム全体で240kW(326PS)ものパワーを獲得しました。
iX1で最初に発売されるxDrive30には、フロントアクスルとリアアクスルそれぞれにモーターを搭載しており、最高出力が230kW(313PS)、全体のトルクは50.4kgm(494Nm)です。
電気全輪駆動システムは、あらゆる状況で最高のトラクションと方向安定性を確保。0-100 km/hも5.7秒と加速も優れているのが特徴です。航続距離は一回の充電で、最大438kmとなっています。
BMW 新型X1はヨーロッパでは2022年10月に発売予定。iX1はその後に発売される予定です。日本上陸が楽しみですね。
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文・SUV FREAKS編集部
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