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テスラの廉価SUV「モデルY」受注開始。価格は643.8万円〜

2022年6月10日、テスラはSUV第2弾となる「モデルY(model Y)」の予約受注を開始しました。納車は2022年8月以降を予定。インターネットを通じて24時間365日予約・購入できるのもテスラの特徴です。今回は、テスラの新しいEV「モデルY」がどのようなモデルなのか解説します。

更新日2022/07/26

流麗なフォルムのエクステリア

テスラ モデルY 2019
モデルYのエクステリアは、シンプルでなめらかなスタイリングとなっています。

フロントフェイスは、グリルレスのテスラらしいデザインで、モデル3とほぼ同じ造形です。ただし、モデルYでは、SUVらしい力強さと踏ん張り感を演出するために、バンパー下の開口部がモデル3より大きめになっています。

サイドは、クーペのように滑らかな弧を描きながら、リアエンドまで続くルーフラインが特徴です。モデルXと共通するサイドビューといえるでしょう。

前席と後席のドアは、格納式のドアハンドルを採用したヒンジ式。格納式ドアハンドルは、ハンドル部の幅広い場所を親指で押すとレバーが出てくるタイプとなっています。

リアまわりは、モデル3に通じるシンプルなものですが、SUVらしくボリューム感あるものとなっています。リヤバンパー下にデフューザーを思わせる処理を施すことで、安定感を与えています。

ボディサイズは、全長4,751mm×全幅1,921mm×全高1,624mm。メルセデス・ベンツ GLCに近い大きさです。

モデルYは、モデルXのような流麗かつ塊感あるスタイリングに、モデル3のフォルトフェイスやライトデザインを掛け合わせたエクステリアになっています。

パワートレインにはシングルモーターのRWDとデュアルモーターのAWDを用意

モデルYのパワートレインは、RWDとAWDの2種類です。

RWDは、車体後方にモーターを搭載して後輪を駆動。AWDの「モデル Y パフォーマンス」は、車体の前後にモーターをひとつづつ搭載します。

スペックは、RWDのモデルYが、最高出力220kW(299PS)、最大トルク350Nm(35.6kgm)のシングルモーターにスタンダードレンジのバッテリーを組み合わせ、航続距離は507km(WLTCモード)となっています。

対するAWDのモデルY パフォーマンスは、リアモーターが最高出力235kW(319PS)、最大トルク450Nm(45.8kgm)、フロントモーターは最高出力158kW(214PS)、最大トルク240Nm(24.4kgm)、それにロングレンジバッテリーを組み合わせて航続距離は595km(WLTCモード)になります。

その性能は、大排気量ガソリンエンジンや過給機付きエンジン並みといった高性能エンジン車に匹敵するもので、テスラのカタログによれば、0-100km/h加速はシングルモーターのモデルYが6.9秒。デュアルモーターのモデルY パフォーマンスでは3.7秒と、ちょっとしたスーパーカー顔負けのタイムです。

それでいて車両重量が1,930kg〜2,000kgもあるSUVなのですから、電気モーター恐るべしです。

物理的ボタンが少ないシンプルなインテリアと装備

インテリアは、モデル3に似た物理的なスイッチを最小限に抑えたシンプルなデザインとなっています。

ダッシュボード中央に置かれたモニターは、横型の15インチディスプレイで、エアコン吹出口がダッシュボードとインパネのデコラティブパネルのあいだに隠されているのもインテリアをシンプルに見せているポイントです。

レザーよりも柔らかく汚れにくい耐久性が高いビーガン素材のシートは、ブラックが標準。オプションでホワイトを選ぶことが可能です。

頭上には大型のガラスルーフが広がり、オープンカーに近い開放感を感じられるでしょう。

センターコンソールには、スマートフォンを置くだけで充電できるワイヤレス充電を2台分設置。また、フロントとリヤに2つのUSB充電ポートも用意されています。

アップデート可能な安全性能

モデルYは、車線逸脱防止、ブラインドスポットモニター、衝突被害軽減システムなど、先進的な安全機能を装備。また、オプションの「フル セルフドライビング ケイパビリティ」を装備すれば、オートレーンチェンジやオートパーキング、アップデートできるドライビングアシストが提供されます。

「フル セルフドライビング ケイパビリティ」の価格は、87万1000円と高額ですが、最新の運転支援システムやより高度なアシストを受けられることから、装備しておいて損はないオプションといえるでしょう。

モデルXとの違いは?

テスラ モデルX 2019

同じようなスタイリングのモデルYとモデルXですが、車格の違いによりサイズや機能などさまざまな部分が異なります。

まず、ボディサイズを比べてみましょう。モデルYは、全長4,751mm×全幅1,921mm×全高1,624mmです。いっぽうモデルXは、全長5,057mm×全幅1,999mm×全高1,680mmとモデルYより全長が319mm長く、全幅が78mm広く、全高が56mm高くなっています。

パワートレインは、モデルYがシングルモーター(RWD)とデュアルモーター(AWD)の2本立てなにに対し、モデルXは2022年時点で販売されているグレードのすべてがAWDです。

ベーシックな「モデルX」は最高出力640PSのデュアルモーター。上級グレードの「モデルX Plaid」は最高出力1,020PSのトライモーターを搭載しています。

モデルXに標準装備される機能は、モデルYにも装備されている先進的な安全機能に加え、「オートレーンチェンジ」、「オートパイロット」、「サモン(リモートパーキング機能)」が標準装備です。

ドアの開閉は、モデルYが前席・後席ともにヒンジドアとなっているのに対し、モデルXは前席がヒンジドアで後席が上下方向に開閉するファルコンウイングドア。乗車定員はモデルYの5人に対し、モデルXは5人・6人・7人から選ぶことが可能です

いよいよ日本でも予約が開始された待望の電気自動車SUVのモデルYは、643万8000円〜という価格設定もおおきなポイント。さらに「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」の対象車ですので、「モデルY」「モデルY パフォーマンス」ともに、65万円の補助金を受けられます。

車両本体価格から補助金分を差し引けば、最新の電気自動車SUVを578万8,000円〜購入することができるのです。上質で先進的なSUVが欲しい方は、モデルYも購入の候補になりそうですね。

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文・SUV FREAKS編集部

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