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トヨタ bZ4xが乗れる!KINTOは本当にお得なのか?

トヨタが展開する「KINTO(キント)」。名前は聞いたことがあっても、具体的にどのようなサービスなのかイマイチわからない方も多いのではないでしょうか。今回は「KINTO」について解説。また「KINTO」でなければ乗ることができない新型EV「bZ4X」のプランや料金についても紹介します。

更新日2022/07/26

bZ4Xに乗れる「KINTO」とは

トヨタ bZ4X

トヨタが2022年4月に発表した「bZ4X」は、2022年5月に販売を開始しました。ただし、すべてたリース販売で、個人向けはKINTOからリースされます。

そのため、個人のクルマユーザーがトヨタのEV「bZ4X」に乗りたいと考えた場合、KINTOを契約するしかないのです。

そのKINTOとは、クルマのサブスクリプション(定期利用)サービスです。

近年よく耳にするようになった“サブスク(サブスクリプション)”とは、「定期購入や継続購入」の意味で、料金を支払うことで、一定の期間にわたりサービスや商品の利用ができるビジネスモデルです。

トヨタが展開している「KINTO」は、定額でクルマを利用できるサブスクリプションとなります。ユーザーは、毎月利用料金を支払うことで、トヨタ車またはレクサス車を利用できるます。

KINTOのサービスについて

KINTOは、一定の期間にわたりトヨタ車、レクサス車、モリゾウセレクションをリースで乗ることができます。

ただし、契約期間はクルマごとに異なり、トヨタ車の場合は、3・5・7年、レクサス車とモリゾウセレクションは、3年契約となります。

KINTOでは、毎月定額の利用料金でクルマを乗ることができるだけでなく、フルサービスが提供されます。

フルサービスには、車両代やKINTO所定のオプション(装備品)費用、登録諸費用、契約期間中の税金や保険(自動車税、重量税、自賠責保険料、自動車保険料)のほか、点検や故障などのメンテナンス費用、車検費用などが含まれます。利用者は、税金や点検・車検費用を負担しなくて良いのはボイントです.

トヨタ bZ4X 2021

KINTOの料金プランは2種類!それぞれのメリット・デメリット

KINTOには、「初期費用フリープラン」と「解約金フリープラン」の2つが用意されますが、この2つのプランを選べるはトヨタ車を契約する場合のみ。

レクサス車とモリゾウセレクションは「初期費用フリープラン」のみの設定です。また、トヨタ車のみで選べる「解約金フリープラン」で契約した場合は、別途申込金が発生します。

それぞれメリット・デメリットがある2つのプランですが、どのような違いがあるのでしょうか。

【初期費用フリープラン】
初期費用フリープランの場合、最初に支払う初期費用が0円ということが大きな特徴です。契約期間は、トヨタ車が3・5・7年、レクサス車とモリゾウセレクションが3年です。

ボーナス併用払いについては、一部車種と法人契約を除き、5万5000円/11万円/16万5000円のいずれかで設定することが可能。

契約終了時は、新しいクルマに乗り換えるか、クルマの返却します。

ポイントは、最初にまとまったお金を用意しなくて良い、ボーナス併用払いが利用できる、トヨタ車のみ契約期間を選べるということです。
※契約期間中に途中解約する場合には、解約金が必要となります。

【解約金フリープラン】
解約金フリープランの場合、途中で解約しても解約金が発生しません。そのため、いち早く新しいクルマに乗りたい場合には、解約金フリープランのほうが良いでしょう。

ただし、最初に5ヶ月分の初期費用の支払いが必要となります。

契約期間は3年で、契約終了時はいまのクルマを再契約する、新しいクルマへ乗り換え、返却の3つが選択できまます。

ただし解約金フリープランでは、ボーナス併用払いができません。また対象車は、トヨタ車のみ(2022年7月時点)です。

解約金フリープランは、途中で解約しても解約金が発生しないことがポイントです。

新型BEV「bZ4X」はKINTOじゃないと乗れない!

トヨタ bZ4X 2021

前述したようにトヨタ bZ4Xは、リース販売のみで、現金をいくら積んでも購入はできません。
bZ4Xに用意される専用プランは、上記の2プランとは異なり、契約の際に申込金77万円、4年目まで10万7800円が月々必要です。

ただし月額利用料は、CEV補助金(国からの補助金)により4年間は88,220円になり、それに地方自治体が用意する補助金を合わせることができれば、月額料金はさらに抑えることができます。

国からの補助金制度であるCEV補助金は、5年目以降の適用がないのですが、KINTOの「bZ4X専用プラン」では、5年目以降の月額料金は、5年目が75,460円、6年目が70,070円、7年目が64,680円、8年目が59,290円、9年目が53,900円、10年目が48,510円と下がります。

ちなみに10年間の利用料金は、CEV補助金ありで869万7480円。地方自治体の補助金を利用することができれば、さらに安くなります。

BEVで気になるバッテリーの性能保証ですが、KINTOの「bZ4X専用プラン」では、月額利用料金に、自動車保険、自動車税、車検費用、メンテナンス費用などに加え、契約期間中のバッテリー性能保証(10年20万km/電池容量70%)、コネクティッドサービスの利用にかかる費用も含まれていますから、安心して乗れるでしょう。

KINTOには他にも魅力がたくさんあるのだが…

KINTOには、GRヤリス特別仕様車 RZ“High performance モリゾウセレクション”(MT車)の用意、旧車に乗ったり楽しんだりする「Vintage Club」、オーナーに向けの機能向上サービス「KINTO FACTORY」など、さまざまなサービスや特典・優待があることも特徴です。

クルマのリースだけに留まらない、カーライフ全体をサポートしてくれるのがKINTOだといえるでしょう。

トヨタ bZ4X 2021

新しいクルマの所有の方法として注目されるKINTOですが、メンテナンスをはじめさまざまな費用が含まれているため、年間にあまり距離を走らない方、長い期間トラブル無く乗れるユーザーにはやや割高に感じることも事実です。

また返却時は、当然ながら査定があるので、手放すときにできるだけ高く、損をしたくないと考えている場合は、使用時に神経質になってしまうかもしれません。

さらに契約満了時にはそのクルマを返却しなければならないので、気兼ねなく、愛車を使いたいという方には、新車や中古車購入のほうが向いているでしょう。

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文・SUV FREAKS編集部

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