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見た目よりも中身の進化がスゴイ!新型「エクストレイル」

2022年7月25日、日産のミドルクラスSUV「エクストレイル」の新型モデルが発売されました。“手頃な価格で買える本格4WD”“運転しやすくてガンガン使える機能”といったコンセプトで、長年多くのユーザーから人気を得てきたモデルですが、はたして新型はどんな変化を遂げているのでしょうか。

更新日2022/07/27

エクストレイルらしいタフさと歴代最高の上質感

エクストレイルのデザインは、初代、2代目がタフさを強調したスクエアな外観、そして3代目はそれに加えて都会的でモダンな上質感がプラスされ、ロングセラーになりました。

今回登場した4代目は、初代から受け継ぐタフな力強さに、余裕と上質さを感じさせるエッセンスが加えられ、質感をおおきく向上させています。

フロントデザインは、上段にポジションランプとターンランプ、下段にメインランプを配置した構成で上質感を演出。そこに、おおきなVモーショングリルと立体的な造形のバンパーを組み合わせてSUVらしい力強さを表現しています。

リアは3代目の印象を残しつつ、さらに高級感を感じさせるデザインのリアコンビネーションランプが配置され、インナーレンズには日本の伝統的な切子パターンからインスピレーションを得たキラキラと光り輝く加工が施されています。

ボディサイズは、全長4,660mm×全幅1,840mm×全高1,720mm、ホイールベースは2,705mm、最低地上高は200mmで、先代モデルと比べると、全長と全高がやや短くなり、全幅は20mm広くなっています。

ボディカラーは2トーン5色、モノトーン7色の全12色をラインアップしました。

広々と落ち着いた空間の中にも先進性を感じさせるインテリア

先代モデルから、おおきな進化を感じるのがインテリア(内装)でしょう。ダッシュボードもドアのトリムもゆったりとした曲線で構成されたシンプルなデザインですが、随所にあしらわれたクロームの加飾やソフトパッドなど、感が高く、上質感が向上しています。

コンソール部分を宙に浮かせたようなブリッジ構造のセンターコンソールにはラージサイズのカップホルダーを用意し、コンソール下にはティッシュボックスなどを収納できるスペースがあります。

アームレストも兼ねるセンターコンソールリッドは観音開き構造とし、収納物が取り出しやすい仕組みになっています。

ドライバー眼前のメーターは、2種類の表示モードを選択できる12.3インチの「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」を採用。運転中に必要な情報は、10.8インチのヘッドアップディスプレイによって目線の先に表示されます。
また、センターディスプレイにも12.3インチサイズとなり、ナビやオーディオなど3分割の表示を可能としました。

シートは、ファブリックと人工皮革のテーラーフィットが基本で、ナッパレザーと防水シートがオプションで選べます。

シート配列は、2列シート5人乗りと3列シート7人乗りを選ぶことが可能で、2列目シートは40:20:40の3分割で、シートスライド、リクライニング機構付。3列目シートはリクライニング機構付きの50:50分割で、ダイブダウンによって床下に収納できます。

e-POWER専用モデルとなった4代目エクストレイルのパワートレイン

日本仕様の新型エクストレイルには、進化した第2世代のe-POWERが採用されています。

e-POWERは発電用のガソリンエンジンで電気を作り出し、走行用モーターを駆動することで走行するというシリーズハイブリッドです。

発電用エンジンには、日産が世界で初めて量産化に成功した可変圧縮エンジン”VCターボ”が採用されています。1.5L 直列3気筒の、最高出力は106kW/4,400-5,000r-pm、最大トルクは250Nm/2,400-4,000rpmです。

エンジンの圧縮比を変えることで出力を変化させることができるVCターボは、回転数を抑えながら発電効率の良い出力を保持することができますから、e-POWERと相性の良いエンジンだとも言えます。

走行用モーターの出力は150kW/4,739-5,623rpm、最大トルクは330Nm/0-3,505rpm、4WDモデルの場合はリアにもモーターが搭載されますが、こちらは100kW/4,897-9,504rpm、最大トルクは195Nm/0-4,897rpmというスペックです。

新型エクストレイルの新しいメカニズムが、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE(イーフォース)」です。

前後2基のモーターと左右のブレーキを統合制御することで4輪の駆動力を最適化し、オフロードやすべりやすい路面での走破性で力を発揮するとともに、市街地走行など日常での走りにおいても優れたハンドリング性能と快適な乗り心地を提供するというシステムです。

先進安全運転支援システムも充実

車両の周囲360度すべての方向の安全性を確保する「360°セーフティーアシスト(全方位運転支援システム)」を採用しています。

フロントカメラとミリ波レーダーによる衝突被害軽減ブレーキ「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」はもとより、前方衝突予測警報、アダプティブLED・ヘッドライトシステム、インテリジェントDA(ふらつき警報)、標識検知機能、車線逸脱防止支援システム、後側方衝突防止支援システムといった最新の安全運転支援システムはひと通り搭載されています。

加えて空から見下ろしているかのような映像で駐車をアシストするインテリジェントアラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラー、急病時や事故発生時に専門のオペレーターとつながる「SOSコール」、オートブレーキホールドなど、さらに安心できる運転支援システムも充実しています。

日産の人気ミドルクラスSUVが実施した注目のフルモデルチェンジですが、これまでのモデルに比べて大幅に上質感や高級感が向上した印象です。

メカニズムの大幅刷新で走りに質感も大きく代わり、特にVCターボのおかげで静粛性という面でも期待できそうです。

もちろんエクストレイルらしいタフさ、力強さも感じさせるボクシーなスタイリングも魅力です。価格はもっともベーシックなFFモデル「S」グレードで、319万8,800円〜と先代モデルより上がってしまいましたが、ハイブリッド車というくくりで考えるとライバルよりお得な価格設定ではあります。

このクラスのSUVモデルを探している方にとっては、また悩ましいモデルが登場しましたね。

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文・SUV FREAKS編集部

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