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夏に行きたい!北海道地方の海沿いドライブデートスポット10選

ドライブデートに最適な季節、それはなんと言っても夏です。降り注ぐ太陽と爽やかな海風を感じる海沿いなら完璧!そこで車だからこそ楽しめる、北海道地方の海沿いドライブデートスポットをご紹介します。

更新日2022/08/12

北海道地方の海沿いドライブデートスポットの特徴

道北、道南、道央、道東とエリアは分けられていますが、一地方として括るにはとにかく広い北海道。海沿いに限っても日本海、太平洋、そしてオホーツク海や津軽海峡と、さまざまな個性が同居しています。穏やかな海岸線もありますが、宗谷岬や襟裳岬など、海に突き出た場所では豪快な風景も見られますよ。

道北

稚内市 宗谷岬(そうやみさき)

・日本最北端の絶景を眺める

北緯45度31分22秒に位置し、遠くサハリンの島影を見ることもできる北海道最北の地である宗谷岬。岬の先端には「日本最北端の地の碑」が立っているなど、雄大な眺めとともに、思い出の写真の残したいスポットとなっています。

また宗谷岬のある稚内市内には、古代ギリシャ建築のような支柱と回廊が美しい「稚内港北防波堤ドーム」、約3kmにわたって稚内の名産であるホタテの貝殻を砕いて敷き詰めた「白い道」、そして雄大な自然の造形が美しい「宗谷丘陵」など、映えスポットが点在。

宗谷岬を訪れた証の「最北端到達証明書」はお土産店で購入できまが、車なら最北の地で給油した「最北端給油証明書」をガソリンスタンドでもらうことも忘れないでください。

住所:〒098-6758北海道稚内市宗谷岬
アクセス:道央道 士別剣淵ICから約240分

稚内市 ノシャップ岬(のしゃっぷみさき)

・利尻山と礼文の島影を望める岬

宗谷岬とともに訪れてほしいのがノシャップ岬です。ノシャップ岬は宗谷海峡に突き出した岬で、利尻山と礼文の島影を望めます。

特に海全体がオレンジ色に染まり利尻山のシルエットが浮かび上がる夕日は絶景です。

ノシャップ岬のシンボルである灯台は、紅白の鮮やかなツートンカラーが特徴で、島根県日御碕(ひのみさき)灯台に次いで2番目の、高さ42.7mを誇っています。

また、稚内灯台のすぐそばに建つ「ノシャップ寒流水族館」の回遊水槽では、ホッケ、ソイの仲間、カレイの仲間といった北方系の海の魚とともに、”幻の魚”と呼ばれるイトウの泳ぐ姿を見ることができます。

館内にはアザラシ池やペンギン池も設置され、愛らしいゴマフアザラシやフンボルトペンギン等に会うこともできますよ。

海沿いの景色が素晴らしい、国道254号線宗谷サンセットロードをドライブするのもおススメです。

住所:〒097-0026北海道稚内市ノシャップ2
アクセス:道央道 士別剣淵ICから約220分

宗谷郡猿払村 さるふつ村(さるふつむら)

・日本最北の小さな村には、なにがある?

稚内市から車で約60分の場所に位置する日本最北の村が猿払村です。

北海道で一番広い村のなかには、国道と並行するように伸びる全長16kmのエサヌカ線があります。この道は途中に2箇所のクランクがあるほかは、ほぼ一直線。ガードレールや電柱は1カ所もない原生花園を貫く道路で、北海道の雄大さを堪能してください。

また内陸に少し入ったところにあるカムイト沼では、縄文時代に海が後退したことで取り残されてできた海跡湖で、風がない日には湖畔が鏡のようになる神秘的な光景を目にすることができるかもしれません。

猿払村村営牧場の一角にある「道の駅さるふつ公園」のレストランでは、水揚げ日本一を誇るホタテなど郷土料理をいただくことが出来ますよ。

住所:〒098-6222 北海道宗谷郡猿払村浜鬼志別214-7(道の駅さるふつ公園)
アクセス:道央道 士別剣淵ICから約186分

道央

小樽市 小樽運河(おたるうんが)

・レトロな倉庫群と美味しい食事の運河

北海道開拓の玄関口として発展してきた小樽港ですが、現在では観光スポットとして整備され、運河沿いの石造倉庫群は当時の姿のままレストランなどに再利用されています。

そのひとつである運河プラザには、観光案内所と特産品の販売やカフェなどが併設されていて、小樽の旬な情報が手に入れることができます。

この倉庫群は夕暮れにガス灯やライトアップによって、ロマンチックな雰囲気を演出してくれます。

北海道名物が楽しめる店舗の店が並ぶ複合型レストランの「小樽運河食堂」や、小樽運河を望みながら新鮮で本格的なお寿司を楽しめる「おたる政寿司ぜん庵」など、食のおすすめスポットも豊富です。

住所:〒047-0031 北海道小樽市色内2丁目1-20(運河プラザ)
アクセス:札樽自動車道 小樽ICから約14分

幌泉郡えりも町 襟裳岬(えりもみさき)

・風のまち襟裳を体感しよう

日高山脈が標高を下げ、そのまま太平洋に沈んでいくような場所が襟裳岬です。

岩礁地平は遠く2キロメートル沖まで見ることが可能で、さらに海中へと続く光景は感動的ですらあります。

岬の沖合では暖流と寒流がぶつかり合い、年間100日ほど海霧が発生する海の難所であり、この荒海を照らすのが観光スポットでもある白亜の大型灯台「襟裳岬灯台」です。

また、風速10メートル毎秒の風が吹く日が260日を超える有数の強風地域であり、風速30メートル以上になることも珍しくありません。

近くの「風の館」では、その強風を体感できるコーナーがあるほか、ガラス張りの屋内展望室からは、野生のゼニガタアザラシや季節ごとに表情を変える岬の風景を眺めることができます。

つまり風が強くても、霧が濃くてもそれが襟裳の姿なのです。

住所:〒058-0343 北海道幌泉郡えりも町字東洋366-3(襟裳岬風の館)
アクセス:道央自動車道 苫小牧東ICから約202分

道東

根室市 納沙布岬(のさっぷみさき)

・朝日に一番近い場所

納沙布岬は、北海道で一番早い日の出スポットとしても有名な場所で、6月ごろは午前3時30分過ぎに日が昇ります。そのため、元旦には日本一早い初日の出を見ようと、全国各地から観光客が訪れています。

また、納沙布岬から望む海では、夏にはラッコ、冬は流氷、春から初冬にかけてはネズミイルカやミンククジラなどが観察できます。

オホーツク海と太平洋の海に突き出た根室半島では、新鮮な海の幸を味わいたいですよね。

特に根室だけで水揚げされる花咲ガニは、本場ならではの味わいが楽しめます。漁の期間は夏から9月ごろまで、夏のデートスポットとしてはピッタリです。

住所:〒087-0165 北海道根室市納沙布
アクセス:道東自動車道 阿寒ICから約169分

斜里郡斜里町 プユニ岬(ぷゆにみさき)

・夕陽に染まるオホーツクの海を眺める映えスポット

プユニ岬は、ウトロから車で約5分のところに位置しており、知床自然センターへ向かう途中の上り坂にある知床八景に選ばれている絶景と夕陽の名所です。

オロンコ岩や岩礁まで見えるほど澄みきったオホーツクの美しい海岸線、ウトロ港までを一望でき、夕暮れ時は沈む太陽がオホーツクの海をオレンジ色に染めてゆく光景が美しいスポットです。

運が良ければ草を食むエゾシカや大空を舞うオジロワシなど、野生動物に会うことができるかもしれません。

駐車場として利用できる知床自然センターは、知床国立公園の入り口にあるビジターセンターで、フィールドや旬の自然、イベントなどの情報収集に最適です。

住所:〒099-4356 北海道斜里郡斜里町遠音別村531(知床自然センター)
アクセス:旭川紋別自動車道 丸瀬布ICから約185分

紋別市 オホーツクとっかりセンター(おほーつくとかりせんたー)

・オホーツクの住人アザラシに急接近!

紋別市の海洋公園にあるオホーツクとっかりセンターは、「アザラシランド」と「アザラシシーパラダイス」という2つの施設によって構成されており、オホーツクの大自然を舞台に、アザラシだけを保護・飼育している国内では類をみない施設です。

アザラシランドではオホーツク海沿岸に姿を見せるアザラシたちを保護していて、現在では20頭を超えるゴマフアザラシとワモンアザラシを飼育中。エサの時間にはキュートなアザラシたちが広場までやってきます。

アザラシが暮らす飼育プールの他にホワイトビーチの一部を自然環境一体型の展示施設、アザラシシーパラダイスでは、アザラシのエサやり体験が実施されています。

その他にも、モンゴルの移動式住居「ゲル」に泊まり、手ぶらでキャンプをすることができる「ゲルキャンもんべつ」などもあるので、興味のある方は利用してみてはいかがですか?。

住所:〒094-0031 北海道紋別市海洋公園2
アクセス:旭川紋別自動車道 浮島ICから約70分

道南

松前郡松前町 松前城跡(まつまえじょうせき)

・実は穴場?北海道屈指の絶景ポイント

北海道の城跡として誰もが思い浮かべるのは函館の五稜郭ですが、海沿いドライブデートスポットとしておすすめなのは松前町にある松前城跡です。

正しくは福山城と呼ばれる松前城は、外国船打払いのため、海に面した三ノ丸に7基の砲台を設けた日本最北の日本式城郭でした。現在は、復興した天守が松前城資料館となっています。

目の前の海岸線は「松前矢越道立自然公園」に認定されており、奇岩、海蝕崖などが連続する荒々しい景観がドライブに最適なスポットです。

町営の松前牧場まで足を伸ばせば、展望台から松前小島が見えます。

「道の駅北前船松前」は松前城の近く、国道228号の海岸線にあり、併設の食堂では地元で水揚げされた本マグロ、前浜のウニ、隣接する上ノ国町のフルーツポークを使用したメニューなどが提供されています。

住所:〒049-1511北海道松前郡松前町松城144
アクセス:函館江差道 北斗茂辺地ICから約90分

松前郡福島町 函館青の洞窟(はこだてあおのどうくつ)

・神秘の空間で願いが叶う?

函館から車で約90分の大自然に恵まれた福島町にある青の洞窟は、船でしか辿り着けない場所です。近年、隠れ家的観光スポットとして某旅行雑誌が日本版の青の洞窟と名付けたことで、注目されるようになりました。

洞窟は、入り口の高さが満潮時で約3.5m、横幅約7m、洞窟のなかには空間が広がっており、時期や時間、天候、日の光、海の状況などで、見える景色が異なります。

この青の洞窟には、願いごとをしながら白い石を洞窟の水に落とすと願いが叶うとの言い伝えがあり、ツアーに参加すると白い石が渡されますから、ぜひお願いをしてみましょう。

青の洞窟のある矢越海岸は、海岸線に緑深い断崖絶壁が続く道南の秘境と呼ばれ、透明度の高い海は矢越ブルーと称されるほどの絶景。ドライブデートスポットとして最適の場所なのです。

住所:〒049-1325 北海道松前郡福島町字岩部65番地1
アクセス:函館江差自動車道 北斗中央ICから約65分

とにかく広大な北海道は、海沿いに限定しても移動が大変です。鉄道やバスなどでは行きにくく、時間もかかります。その点、車なら自由に気になるスポットを廻ることが出来るので、ドライブデートが最高に楽しめるのです。この夏は北海道地方の海沿いドライブデートスポットに訪れてください。

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文・SUV FREAKS編集部

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