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いつ出るの?トヨタのBEV-SUV「コンパクトクルーザー」

2021年末、トヨタ自動車がカーボンニュートラルを達成するための戦略として発表した『2030年までに30代のBEVを提供する計画』のなかで、クロスオーバーSUVの「コンパクトクルーザー」を公開しました。力強さと新しさのなかにレトロな雰囲気も同居するユニークさデザインが特徴のコンパクトクルーザーとは、どんなモデルなのでしょうか。

更新日2022/09/13

世界中のアクティブな若いユーザーがターゲット


BEVコンセプトモデルの「コンパクトクルーザー」は“都会に住む、アクティブなアウトドアレジャーを楽しむ若い人”をターゲットに、“どこにでも行けるEVという魅力的な体験によってライフスタイルを向上させる”ことを意図して開発されました。

トヨタにとって「どこにでも行ける」体験をもたらすモデルのフラッグシップ、ランドクルーザーは世界の過酷な環境で70年以上も走り続け、その高いオフロード性能が高く評価されてきました。

コンパクトクルーザーはその流れを組むものであり、次世代のパワートレインでその価値を引き継ぎながら、都会的で洗練された、若者が楽しめるモデルです。

タフで力強いデザインはFJクルーザーをイメージさせる


ひと目でオフローダーだと感じられるタフで力強いエクステリア(外装)は、スクエアなフォルムとホイールアーチ、厚みのあるバンパーやアンダーガード、右側後方のCピラー部分に取り付けられたラダー(はしご)が印象的です。

このデザインを見て、トヨタが2017年まで生産していたFJクルーザーをイメージする人もいるかもしれません。FJクルーザーはもともと北米市場をターゲットに開発された本格オフローダーで、ランドクルーザーシリーズのなかでも往年の名車として名高いFJ40型をモチーフにしたデザインが特徴でした。

コンパクトクルーザーは、オーバルグリルや丸形ヘッドライトこそ採用していないものの、フロントグリルのTOYOTAの白いロゴや厚みのあるフロントセクション、しっかりと張り出したフェンダー、立体的なバンパー形状などに、FJクルーザーやクラシックランドクルーザーとの共通性が見られます。

近年主流のコンパクトなLEDヘッドライトを使いながら、どこか懐かしのテイストが漂うのはそんなところから生まれています。

イメージカラーは、鮮やかで明るいブルー、そしてCピラー部分にはオレンジのアクセントカラーが配され、インパクトがあります。またコンセプトモデルではありますがリアセクションにまで回り込むルーフレールやCピラーに取り付けられたラダーなど、アクティブなレジャーへのイメージが膨らむ装備も見られます。

「2022カーデザインアワード」を受賞


コンパクトクルーザーは、フランスのニースにある「トヨタ ED(ヨーロッパデザインセンター)」でデザインされました。

そして毎年実施されるイタリアのミラノ デザインウィークと、世界的に有名なミラノ家具見本市“ミラノサーロネ”の期間中に開催されたセレモニーで、コンセプトカー部門における「2022カーデザインアワード」が授与されました。

このアワードは1984年に開設され、数々の権威ある自動車雑誌を代表する11人の専門家によって審査され、優れたカーデザインを行ったデザインチームに与えられる賞です。

トヨタが今後次世代のモデルをリリースしていくなかで、トヨタの持つ明確なビジョン、そしてヘリテージをモダンに進化させるデザイン力が世界的に評価されたことになります。

現時点ではBEVであることと全輪駆動であること以外は、スペック、仕様など公表されてはいませんが、新しいパワートレインによる本格的なオフロード性能と、斬新なスタイリングが、楽しみ方の想像力を膨らませてくれるモデルです。このスタイルのまま市販されることを強く望みます。

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文・SUV FREAKS編集部

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