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日本導入はいつ?新コンパクトSUV「スズキ グランドビターラ」
2022年7月20日スズキは、インドで新型SUV「グランドビターラ(GRAND VITARA)」を発表しました。インドのみならずアフリカなど海外への輸出も予定しているグランドビターラとは、どのようなクルマなのでしょうか。マルチ・スズキの情報も参考にしながらスズキの新型SUV「グランドビターラ」について解説します。
更新日2022/09/16スズキの新しいフラッグシップSUV!グランドビターラとは?
スズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディア社(マルチ・スズキ社)が発表したSUV「グランドビターラ」は、トヨタ自動車との業務提携に基づいたグローバルでのOEM相互供給のために、スズキが開発したSUVで、生産はトヨタ・キルロスカ・モーターで行われます。
グローバルにおけるSUVのフラッグシップとして開発されたグランドビターラは、3灯式LEDランプと多角形グリルを採用した新しいフロントフェイスが特徴の5ドアSUVです。
さらにフロントまわりは、クロームのパーツとシルバーのアンダーガード風パーツでワイド感を演出。ショルダーラインや前後フェンダーを強調したサイドと、横一文字のリヤコンビランプや左右に張り出したリアバンパーなどで、SUVらしい力強さと都会的な雰囲気を共存させています。
ボディサイズは、全長4,345mm×全幅1,795mm×全高1,645mm。日本で販売されているエスクードが全長4,175mm×全幅1,775mm×全高1,610mmなので、グランドビラータの方がひと回り大きいサイズとなります。
インテリアは、センタークラスターから左右に広がるダッシュボード、太めのセンターコンソール、2トーンカラーのインパネやトリム、シルバーステッチなどにより、上質感ある室内となっています。
また、全方位モニターやヘッドアップディスプレイなどの先進装備、ワイヤレスチャージャーや後部座席のエアコン吹き出し口なども装備。さらに、インドでマルチ・スズキ社が展開するコネクテッドサービス「スズキコネクト」にも対応しています。
パワートレインはMハイブリッドとハイブリッドの2つ
パワートレインは、1.5Lスマートハイブリッド(マイルドハイブリッド)と1.5Lインテリジェントエレクトリックハイブリッド(ハイブリッド)の2種類。
組み合わされるトランスミッションは、マイルドハイブリッドモデルが5MTまたは6AT、ハイブリッドモデルが電気式無段変速機(e-CVT)となっています。
エンジンスペックは、1.5Lスマートハイブリッドが最高出力75.8kW(103PS)/6,000rpm、最大トルク136.8Nm(13.9kgm)/4,400rpm。
1.5Lインテリジェントエレクトリックハイブリッドは、最高出力68kW(92.4PS)/5,500rpm、最大トルク122Nm(12.4kgm)/4,400〜4,800rpmのエンジンと、最高出力59kW(80.2PS)/3,995rpm、最大トルク141Nm(14.3kgm)/0〜3,995rpmのモーターの組み合わせ。
「EVモード」スイッチを装備して、モーターのみで走行することも可能です。
駆動方式は2WDを基本に、トップグレードにのみフルタイム4WDの「ALLGRIP」を用意。
「AUTO」「SPORT」「SNOW」「LOCK」の4つの走行モードをダイヤルで簡単に選択できる「ALLGRIP」は、インド向けとしては初採用になります。
※エンジンスペックはマルチ・スズキ社のカタログ数値です
基本グレードは4つ。ハイブリッドは2グレード展開
グレードは、スマートハイブリッドがSigma(2WD:5MT)、Delta(2WD:5MT/6AT)、Zeta(2WD:5MT/6AT)、Alpha(2WD:5MT/6AT、ALLGRIP:5MTのみ)の4タイプ。
インテリジェントエレクトリックハイブリッドは、Zeta+(2WD:e-CVT)、Alpha+(2WD:e-CVT)の2タイプとなっています。
装備はグレードによって異なりますが、パノラミックサンルーフ、ベンチレーションシート、オートエアコン、クルーズコントロールなど、フラッグシップモデルらしいアイテムを用意していることが特徴です。
日本に導入したらヒットしそう
ホンダ ヴェゼルに近いサイズのボディは、日本国内の道路事情でも取り回しがしやすい大きさ。さらにヴェゼルよりも全高が高いので居住性もしっかり確保されていそうなスズキのフラッグシップSUVが「グランドビターラ」です。
グランドビターラは、もともと日本で販売されているエスクードの海外版として登場したモデルで、当の現行(4代目)のエスクードは、2015年10月から販売が開始されているので、2022年10月で登場から7年になります。
またエクスードもハンガリーの製造子会社であるマジャールスズキで生産され、輸入車として販売されていることを考えると、新しいグランドビターラを日本に導入することもそれほど難しいことではなさそうです。
そういった背景から、インドで発表されたグランドビターラが日本市場の次期エスクードになる可能性はかなり高そうだと見て良いでしょう。
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文・SUV FREAKS編集部
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