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まるで玩具!? レトロ可愛いフォード ブロンコ ”ヘリテージエディション”

クラシカルな顔つきで話題のSUV、フォード ブロンコに台数限定で投入されたヘリテージエディション。もちろんフォード車なので日本での正規発売はありませんが、ネオレトロ色を強めたこちらのモデルはかなり気になる仕上がりになっています。そんなフォード ブロンコ ヘリテージエディションを解説しましょう。

更新日2022/10/07

25年ぶりに復活を遂げたブロンコのネーミング


SUVの本場アメリカで1966年に誕生したフォード ブロンコ(アーリーブロンコと呼ばれる)は、当時好評を博していたジープ CJ-5、 インターナショナル ハーベスター スカウト、トヨタ ランドクルーザーなどの対抗馬として作られたコンパクトタイプのSUVです。

その後、何度かのモデルチェンジを繰り返ながら進化を遂げたブロンコですが、1996年に生産を終了した5代目をもっていったんその歴史を閉じました。

しかし世のSUVブームに乗ったのか、2017年の北米国際オートショーにおいてブロンコの復活がアナウンスされ、2021年からフォードのカタログに加わりました。

現代とクラシカルの融合したエクステリアデザイン


2021年に販売が開始された6代目ブロンコは、歴代ブロンコよりも車体はコンパクト化されミドルサイズとなったものの、ラダーフレーム設計を守り続ける本格的なオフローダーです。

デザインは、丸目ヘッドランプなど初代のアーリーブロンコの意匠をいくつか受け継いだもので、新しいなかにクラシカルな雰囲気が同居。

サイドドアは取り外しができる設計になっているほか、ルーフトップは2ドア版なら3分割、4ドア版なら4分割で取り外すことができるようになっており、取り外せばオープンスタイルに変身させることも可能です。

また4ドア版にはソフトトップも設定されるなど、ここらへんはライバルとなるジープ ラングラーによく似ています。

インテリアは、ダッシュボードセンターの12インチのタッチパネル式液晶ディスプレイや液晶メーター、360°カメラやスマホの置くだけ充電など、現代のSUVらしい仕上がりです。

ボディタイプは2ドアに加え、ブロンコ初となる4ドア版もラインナップし、2ドア版が4人乗り、4ドア版が5人乗りとなります。

ボディサイズは、2ドア版が全長4,412mm×全幅1,928mm×全高1,826mm、ホイールベース2,550mm。ホイールベースが約400mm延長された4ドア版は全長4,810mm×全幅1,928mm×全高1,854mm、ホイールベース2,949mmというスペックです。

電子制御4WDとトルクフルなエンジン


搭載されるエンジンは、フォード製EcoBoost2.3Lの直4ターボと、同じEcoBoostの2.7L V6ツインターボに、最上級グレードの“ラプター”にのみ3.0L V6ターボを採用。

2.3Lと2.7Lのスペックは、それぞれ最高出力224kW(300HP)/最大トルク441Nm(325lbf-ft)と、最高出力246kW(330HP)/最大トルク563Nm(415lbf-ft)となっています。

ハイパワーなエンジンに組み合わされるトランスミッションは、2.3Lが7速MTまたは10速ATで、2.7Lと3.0Lは10速ATのみという設定。

駆動方式は全モデルに前後デフロックが可能な電子制御式の4WDですが、一部モデルではパートタイム式が選べます。

足まわりは、フロントがダブルウィッシュボーン、リアが5リンク式という構成で、モデルグレードによってダンパーやホイールトラベルが異なります。

ホワイトパーツがアーリーブロンコを彷彿させるヘリテージエディション


2023年型のブロンコに用意された限定モデルが、ヘリテージエディション(ヘリテージリミテッドエディション)です。

この限定モデルでもっとも特徴的なのがオックスフォードホワイトになったフロントグリルとルーフトップで、アーリーブロンコのイメージです。

あわせてオックスフォードホワイトに塗り替えられた17インチヘリテージ専用ホイールが奢られ、さらにフロントグリル内の文字が「BRONCO」から真っ赤なカラーリングの「FORD」へと変更されているのも見逃せません。

室内のインスツルメントパネルもオックスフォードホワイトに塗装され、チェック柄となったシートファブリックと合わせて、内外装でアーリーブロンコを彷彿とさせる仕上がりとなっています。

ボディカラーは、初代ブロンコで使われていたアルカディアンブルーを彷彿とさせる「ロビンズエッグブルー」をはじめ、1971年のフォードカラーに由来する「イエローストーンメタリック」など5色が設定されました。

エンジンは、ヘリテージコレクションが2.3L直4ターボ、上級モデルとなるヘリテージリミテッドエディションには2.7L V6ターボが搭載され、こちらはホイールがブラックペイントになるなど一部仕様が異なります。

予定されている生産数は、アーリーブロンコ(初代)のデビュー年にちなんで1,966台となっています。

初代ブロンコのイメージを色濃く残したクラシカルな佇まいが、アーリーブロンコ時代の玩具さながらのヘリテージエディション。日本に上陸したら、現在売れてるジープ ラングラーやランドローバー ディフェンダーのライバルとなること請け合いです。

現在は正規インポーターのないフォード車ですが、かなり気になるSUVであることは間違いありません。
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文・SUV FREAKS編集部

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