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カクカク、ゴツゴツ。アウトドアで映えるネオクラSUVが欲しい!

SUVブームが長くなるにつれて、一時は廃れてしまった四角くてカクカク、ゴツゴツした見た目のネオクラシック世代のモデルに、芸能人が乗っていることを公言したり、センスの良いオーナーがメディアで取り上げられたりしたこともあって、いつしか街でもちらほら見かけるようになりました。今回はそんなネオクラ(ネオクラシック)SUVを紹介しましょう。

更新日2022/11/09

ネオクラSUVの魅力とは


ネオクラSUVは、SUVという言葉が定着する前に「四輪駆動車」や「RV」などと呼ばれていた時代に生まれたモデルで、オフロード性能に特化した機能性や機能美が強調されています。

悪路での走破性をおもな目的としたモデルが多く、機能もシンプルで余計なものがありません。またオフロードでの走りを追求したメカニズムやパッケージ、スクエアなスタイリングもいまでは新鮮に見えますね。

本格的なオフロード走行をあまりしないという方でも、このタフなスタイリングだけで「カッコいい!」と思える要素があるのではないでしょうか。もちろん耐久性や機能的な装備、本格的なメカニズムも大きな魅力です。

そんなネオクラSUVのなかから、編集部が気になっている、いま乗っていたらイカす5台を紹介していきましょう。

編集部が推したいネオクラSUV5選

トヨタ ランドクルーザー 60

ランドクルーザー60系
ランクル60は、ランドクルーザーファミリーのなかでも“ステーションワゴン”と呼ばれるタイプのクラシックなモデルで、現在まで続くランドクルーザーのメイン潮流です。

55系の後継モデルとして1980年に登場した60は、それまでの独立したフェンダーを廃止することで乗用車感が強くなり、高級な四輪駆動車という雰囲気が漂っています。

前期型はヘッドライトが丸形ですが、1987年に実施されたマイナーチェンジで角型4灯に変更、そして1988年には3ナンバーワゴン車が設定されました。

ボディサイズは全長4,750mm×全幅1,880mm×全高1,945mm、ホイールベースは2,730mm(ワゴンVXハイルーフ)。エンジンは4.0L 直列6気筒OHVガソリンと4.0L 直列6気筒OHVディーゼルターボの2種類で、トランスミッションにはATも用意されていました。

初代レンジローバー


ランドローバーのフラッグシップにあたるレンジローバーは、元祖ラグジュアリーSUVと呼べるモデルです。

1970年に登場したいわゆる“クラシックレンジ”と呼ばれる初代レンジローバーは、本格的なオフロード性能を有しながらも高級車にふさわしい乗り心地や快適性を持つクルマとして開発されました。

現在でこそこうしたコンセプトのクルマはたくさんありますが、当時としては斬新。とはいえ1970年ですから、現代的な流線型クーペスタイルとか華々しいデザインとか、いわゆるラグジュアリーなオラオラ系でもなく、英国らしいスマートで上品な、シンプルで機能性を感じさせるデザインが魅力です。

インテリアも本革製のシートやステアリング、ウッドパネルなどを積極的に採用。1992年にはオフロード4WDとして初めて電子制御エアサスペンションを採用し、オンロードとオフロードでの性能をさらに高めています。

ボディサイズは全長4,450mm×全幅1,820mm×全高1,790mm、ホイールベースは2,540mmで、エンジンはオールアルミ製の3.5L V型8気筒を搭載するなど、高級車にふさわしいものでした。

ジープ ラングラー(TJ型)


ラングラーは、第二次世界大戦中に軍用車として活躍した小型四輪駆動車、ウィリス・ジープを原点とする本格オフロードモデルで、台形ホイールアーチ、7スロットグリルといったアイコニックなデザイン。これは最新型でも採用され、基本的なスタイルは変わっていません。

そのなかでも1996年から2006年まで販売された2代目ラングラー(TJ型)は、初代で評判の悪かった角型ヘッドランプを丸目2灯式に戻し、ジープらしいフロントフェイスになったモデルです。

ボディサイズは全長3,865mm×全幅1,740mm×全高1,800mm、ホイールベースは2,375mm(スポーツ・ソフトトップの寸法)で、現行モデルのJL型(全長4,320mm×全幅1,895mm×全高1,875mm)にくらべると、ひと回り小さくなっています。

そこにアメ車らしい4.0L の直列6気筒OHVエンジンを搭載。駆動方式は副変速式付きのパートタイム4WDで、こちらもATを選択することができました。
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ランドローバー ディスカバリー


ランドローバーの初代ディスカバリーは本格クロスカントリーで、ランドローバーラインアップの中核となるモデルです。レンジローバーのような豪華さはないもののオフロード性能は同等レベルとされており、スクエアなスタイリングと機能美、そして買いやすい価格が魅力です。

1991年に日本で正規輸入販売が開始されたディスカバリーのボディサイズは、全長4,540mm×全幅1,800mm×全高1,950mm、ホイールベースは2,540mm。

3ドアショートボディ(5人乗り)と5ドアのロングボディ(7人乗り)が用意され、エンジンは2.5L 直列4気筒ターボ、3.5L V型8気筒、1992年に追加された2.5L 直列4気筒ディーゼルターボが基本で、1993年にはV8エンジンが3.9Lに排気量をアップしています。

当時ローバーと提携関係にあったホンダにOEM供給が行われ、「クロスロード」の名前でも販売されていたことを知っている方は、相当なマニアです。

日産 サファリ(2代目)

※写真は初代モデルです

サファリは日産の本格オフロードモデルです。1989年に登場した2代目サファリは新設計のフレームとサスペンションに合わせて初代よりひと回りボディが大きくなり、堂々とした存在感のあるスタイリングに生まれ変わっています。

当初は全車1ナンバー登録の貨物車のみの設定でしたが、1991年に3ナンバー登録の普通乗用車(ワゴン)がラインアップに加えられました。

エンジンは4.2L 直列6気筒OHVディーゼルで、パートタイム式4WDに5速MTもしくは4速ATが組み合わせられます。

ボディサイズは全長4,885mm×全幅1,930mm×全高1,985mm、ホイールベースは2,970mmで堂々としたサイズ(ワゴン エクストラハイルーフ)。信頼性の高いメカニズムと硬派なデザインが最大の魅力です。

スタイリッシュなデザインが全盛のSUVのなかで、かなり目立つ存在のネオクラSUV。

それなりに古いモデルなので程度の良い個体を探すのは大変ですが、きちんと整備され、対策部品に交換されているものであればそれほど神経質にならなくても十分旧車ライフを楽しむことが可能ですし、なにより日常でも使える性能を持ち合わせていることが魅力です。

ぜひ信頼できるショップでお気に入りの1台を探してみましょう。
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文・SUV FREAKS編集部

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