3000万円の豪華さってどんなモノ?ベントレー ベンテイガ EWB

2022年5月、ベントレーはラグジュアリーSUV「ベンテイガ」に、通常モデルから180mmホイールベースを延長したEWB(エクステンデッドホイールベース)を追加。SUVモデルでありながらリムジンのように広い室内空間を持たせたベンテイガ EWBは、新たなラグジュアリー市場を開拓しています。その豪華装備の数々とスペックを見て行きましょう。

更新日2022/11/25

ロングホイールベース化がクルマの質を引き上げる

ベンテイガ スピード 2019
ベントレーは1919年に創業したイギリスの自動車メーカーで、現在はドイツのVWをグループの傘下で超の付く高級車のみを生産しています。

そのなかのラグジュアリーSUV” ベンテイガ”は、2015年に発売されました。

大きなフロントグリルやたっぷりと厚みのあるボンネットなど高級モデルとしての存在感は抜群ですが、ベントレーモデル特有の丸目ヘッドライトがスポーティな雰囲気を持たせ、独自のポリシーを感じさせるデザインとなっています。

そこに追加されたEWBは、ベンテイガのフラッグシップとして位置付けられるモデルで、延長されたホイールベースによる広い室内空間はもちろんのこと、豪華な装備と圧倒的なパワートレインが特徴。

一般的にリムジンのような後席中心のモデルはショーファードリブン(オーナー自身ではなく基本的には運転手が運転するモデル)として設計されているのに対し、ベンテイガEWBは運転席でも(つまりオーナーが自分で運転しても)満足できるドライバビリティを提供できるよう設計されました。

価格は、基本となるベンテイガ EWBが2675万円、さまざまなオプションを装備したベンテイガ EWB AZUREは3018万円!となっています。
※2022年11月の価格です。

全長が長くなってもラグジュアリーな雰囲気とバランスは高いまま


ベンテイガEWBはベースモデルに比べてホイールベースが180mm延長された、いわゆるロングホイールベース版です。

その結果ホイールベースが3,175mmとなり、ボディサイズは全長5,322mm×全幅1,998mm×全高1,739mmに延伸されました。

これによってリアドアが長くなり、キャビンスペースはさらに広く取られました。

一般的にホイールベースをストレッチしたリムジンのデザインというのは、ベースモデルに比べてやや間延びした印象になりがちですが、ベンテイガEWBはそのような雰囲気はなく、より優雅で洗練された印象さえ受けます。

SUVならではの力強さと存在感、そしてゆったりとしたルーフラインとのバランスがプレステージ性を高めているのでしょう。

そのほかの細かな変更点は、フロントグリルのデザイン、専用デザインとなる22インチ10本スポークホイール、サンルーフの位置の見直しといったところです。このサンルーフは125mm後方に移動させることにより、後席に自然光が行き渡るように工夫されています。

スーパーカー顔負けのパフォーマンス!!


ベンテイガEWBに搭載されるエンジンは、4.0L V8デュアルツインスクロールターボエンジンで、最高出力404kW(550PS)/5,750-6,000rpm、最大トルク770Nm/2,000-4,500rpmという高出力。

駆動方式はアクティブAWDのみで、トランスミッションに8速DCTを組み合わせ、0-100km/h加速4.6秒、最高速度290km/hというスーパーカー顔負けのパフォーマンスを発揮します。

ロングホイールベース化によるネガティブを消すために採用される「エレクトロニックオールホイールステアリング」は、高速時は前輪の操舵の動きにあわせて後輪の進行方向を微調整して高速安定性を確保。

低速時には後輪を前輪に対して逆位相で操舵することにより回転径を小さくし、市街地走行での利便性を向上させています。

豪華装備に加えて世界初の装備も満載


聞き慣れない4+1というシート配置は、フロントシートと同じ機能を備えた2つのリアシートと、必要に応じてリアシートに3人が快適に乗車できる中央シートを組み合わせたもの。オプションの4シート スペシフィケーションでは後席にもセンターコンソールが装備されます。

シートバック上部とドアには”ダイヤモンドキルト”パターンが配されています。このダイアモンドキルトは同じサイズを重ねるのではなく、シートは中心から外側に向かって、ドアは前から後方に向かって伸びやかなカタチとすることで、ラグジュアリーかつロングボディを強調しています。

またシートのダイヤモンドには直径1mm未満のパーフォレーション(孔)が開けられており、優美で個性的な模様を作り出しています。

オプションのベントレーダイヤモンドイルミネーションは、フロントドアに左右12個のLED、リアドアに左右それぞれ22個のLEDが配置され、ドアパネルのレザートリムに配置されたパフォーレーションパターンから光がきらめく演出がなされます。

ベントレーモデルで初となるパワークローズドアは、後席に居ながらスイッチでドアを閉じることができる機構で、センターコンソールの背面に設置されています。

オプションの”ベントレーエアラインシートスペシフィケーション”は、リアシートのシートバックやフットレストなどを22通りに調整できるほか、世界初の装備となるオートクライメートシステムと姿勢調整システムを内蔵。

オートクライメートシステムは、事前に温度と湿度を設定しておくと乗員の体温と表面湿度を検知し、ヒーターかベンチレーターあるいはその両方を作動させ、乗員が快適と感じる温度を保つ機能。

姿勢調整システムはシート表面全体の圧力を測定し、乗員の着座位置と圧力ポイントを自動的に微調整することで、移動中の疲労を最小限に抑えます。

もちろん先進安全運転支援システムも搭載


ベンテイガには、夜間の対歩行者に対応した衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱抑制警報、逸脱防止機能、オートハイビームなどによる先進安全運転支援システムが搭載されています。

そのほか標準装備のツーリングスペシフィケーションには、高速道路でステアリング操作のアシストを行うアダプティブクルーズコントロールのほか、ヘッドアップディスプレイ、夜間に前方の動物などを検出するナイトビジョンが含まれています。

高級SUVのなかでも独特の個性と高いパフォーマンスを示すベンテイガですが、EWBの追加によってさらに後席の快適性が向上。セレブの高い要求に十分応える、魅力たっぷりのモデルに仕上がっています。

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文・SUV FREAKS編集部

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