プロモーション

VW ID.4は、国産BEVとガチンコ勝負!?

2022年11月22日、フォルクスワーゲンの初のフル電動SUVであり、世界市場向けBEV(バッテリーEV)の「ID.4」が発売されました。電気自動車専用プラットフォームのMEBを使ったコンパクトクラスSUVで、そのパッケージジングや性能に注目が集まっています。どんなモデルなのか見ていきましょう。

更新日2022/12/14

ついに日本でも発売されたVW初のBEV


ID.4は、フォルクスワーゲンの電気自動車専用の新しいアーキテクチャ”MEB(モジュラー エレクトリックドライブ マトリックス)”をベースとしており、大容量のバッテリー搭載による長い航続距離や、広々とした室内空間、リアモーター/リア駆動レイアウトによるダイナミックなドライブフィールが特徴です。

MEBアーキテクチャは、大容量のバッテリーを前後アクスル間のアンダーボディに搭載するレイアウトとすることで、ロングホイールベース&ショートオーバーハング化を実現。

1クラス上のモデルに匹敵する室内空間を実現するとともに、車両の低重心化と最適な前後重量バランスによる高いトラクション性能、ハンドリング性能を提供しています。

クリーンでシンプルなエクステリアデザイン


ID.4のエクステリアデザインは、フォルクスワーゲンのID.ファミリーに共通する”クリーンで流れるような力強いスタイル”というデザイン言語をSUVスタイルに落とし込んでいます。

アスリートを連想させるボディは、⼤径ホイールがスポーティな雰囲気とオフロードモデルの堅牢性を感じさせるいっぽうで、ゆったりとした曲線で構成されたボンネットフードとグリルレスの先進的なフロントマスク、ゆるやかに弧を描くルーフラインと、リアの大型ルーフスポイラーや立体的な造形のテールライトクラスター、リアエンドのディフューザーといったアイテムがID.4の個性になっています。

ライト類は、フロント・リアともに全車LEDを採用。ID.4 プロローンチエディション(Pro Launch Edition)に標準装備されるマトリックスLEDを採用した「IQ.Light」は、フロントカメラが前走車や対向車などの周囲の状況を検知しつねに最適な配光をコントロールする機能です。

ボディサイズは全長4,585mm×全幅1,850mm×全高1,640mmで、ホイールベースは2,770mmという、同社のティグアンとほぼ同じ大きさですが、日本ではミドルクラスに分類されるサイズ感。

特筆すべきはティグアンにくらべて100mmも長いホイールベースで、これが優れた乗り心地に貢献しています。

先進的なインテリア


ID.4のインテリア(内装)は、ドライブモードセレクターと統合されたメーターディスプレイや大型のセンターディスプレイで構成され、近未来的なインパネデザインとなっています。

ブラウンカラーのレザレットをダッシュボード上部、ドアパネル、シートサイドにデザインし、シルバーのデコラティブパネルが上質感を演出しています。

新採用の「ID.Light」は、ダッシュボードとフロントガラスの間にあるLEDストリップの点灯パターンや異なるカラーを組み合わせて、乗り降りの際や施錠、解錠、充電の進捗を知らせるとともに、フロントアシスト起動時のブレーキ警告などを視覚的に通知して安全性を高めています。

アクセルペダルには再生マーク、ブレーキペダルには一時停止マークをモチーフにしたアルミ調のペダルクラスターが装備されており、BEVとしてのイメージや遊び心が演出されています。

長いホイールベースにより広々とした室内空間は大型SUVと同等の広さです。またラゲッジスペースは、リアシートを使用した状態で543L、リアシートを折りたたむことで1,575Lまで拡大することができます。

パワートレインは2種類用意される


ID.4には2種類のバッテリー容量とそれぞれ異なる出力のモーターを組み合わせたパワーユニットが用意されています。

ID.4 ライトローンチエディション(Lite Launch Edition)に搭載されるのは、標準的な52kWのバッテリーと最高出力125kW(170PS)、最大トルク310Nmのモーターで、最大航続距離は388km(WLTCモード)。

上位グレードのID.4 プロローンチエディションには、77kWhの大容量バッテリーに、最高出力150kW(204PS)、最大トルク310Nmのモーターを組み合わせ、最大航続距離561km、0-100km/h加速8.5秒という性能を誇ります。

それぞれのバッテリーはフロアプレートに組み込まれた冷却水回路によって、あらゆる状況で理想的な温度範囲に保たれ、安定した高出力と急速充電時の充電時間の短縮、バッテリーの長寿命化を図っています。

先進安全運転支援システムも充実


ID.4には最新の安全運転支援システムが搭載されています。レーンキープアシストシステム、プリクラッシュブレーキシステム、レーンチェンジアシストシステムなどを標準装備するとともに、ID.4プロローンチエディションには、同一車線内全車速運転支援システムの「Travel Assist(トラベルアシスト)」が搭載されます。

この機能は、システムの制限内でアクセル操作とブレーキ操作の大部分を実行し、穏やかなステアリング介入によって車両が車線の中央に留まるようドライバーをサポートしてくれるシステムです。

また緊急時停車支援システム「Emergency Assist」は、突然の体調不良などにより緊急事態などでドライバーが車両を操作できなくなった場合に、同一車線内で車両を安全に停止させる機能です。

ID.4の全国希望小売価格(税込)です。※2022年12月10日現在
・ID.4 Lite Launch Edition:499万9000円
・ID.4 Pro Launch Edition:636万5000円

VWの新しいBEVモデルであるID.4は、欧州コンパクトクラスのSUVながら1クラス上のゆとりを持つ室内空間とモーター走行による力強い走り、クリーンで先進的な内外装と充実した安全装備が魅力。

500万円を切る新車価格は、日産のアリアよりも40万円ほど安価です。

SUV在庫台数日本一を誇るSUVLANDで中古情報をチェック!

—————————–
文・SUV FREAKS編集部

SUV専門のWEBマガジンです。
キャンプや釣りなどの用途や予算別のおすすめSUVの紹介、新型モデルの解説、ライバル比較など、SUVのご購入時にお役立ちの情報から最新ニュースまで幅広い情報を発信しています。

公式facebook:SUV Freaks SUVを楽しむ人のための情報メディア