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違いのわかるエクストレイル。オーテック&エクストリーマーX、NISMO
2022年7月に日産から新型エクストレイルが発表され、上質な内外装や新技術の搭載などが大きな話題となりました。と同時に、カスタマイズモデルとして「AUTECH(オーテック)」と「エクストリーマーX」を発売、さらに「NISMO」からはカスタムパーツが発売されました。それぞれの特徴を解説しましょう。
更新日2022/12/14新時代のミドルクラスSUV。新型エクストレイル
新型エクストレイルは、初代からのDNAである”タフギア”を継承しつつ新たに”上質さ”を加えた新しいクロスオーバーSUVです。
パワートレインは進化した第2世代「e-POWER」と発電用エンジンに可変圧縮比を持つ「VCターボ」、そして電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」などの組み合わせで新時代の走りを創出しています。
とくに可変圧縮比エンジンの「VCターボ」は、常用域から加速時まで圧倒的な静粛性を実現。
4WDモデルに搭載される「e-4ORCE」は、前後モーターと左右のブレーキを統合制御することで、4輪の駆動力を最適化し、雪道や山道の走破性だけでなく、市街地走行などの日常でのシーンでも快適なで安定した走りを提供します。
いっぽう内外装には、2階建ての構造のヘッドランプや視認性の高いリアコンビネーションランプ、コンソール部分を宙に浮かせたブリッジ構造のセンターコンソールのほか、リアドアにはロールサンシェードを装備するなど、上質感と快適性を高めています。
そんな新型エクストレイルの魅力をさらに引き上げたカスタマイズモデルが「エクストリーマーX」と「AUTECH(オーテック)」、そして「NISMO」のカスタムパーツです。
アウトドアシーンで映えるエクストリーマーX
まず「エクストリーマーX」は、よりアクティブな個性を表現したいユーザー向けに、専用エクステリア(外装)パーツや防水シートを装備し、エクストレイルのアイデンティティである”タフギア”感をさらに高めたモデルとなっています。
エクステリアには、フロント/リアのアンダープロテクターをはじめ、ブラックのドアミラーとアウトサイドドアハンドル、ルーフレール、フロント/リアのLEDフォグランプ、そして切削面とブラック塗装を組み合わせて力強さを表現した専用デザインの18インチアルミホイールなど。
インテリア(内装)はアウトドアシーンで活躍する専用デザインの防水シートをはじめ、運転席・助手席パワーシート、リモコンオートバックドアといった便利快適装備を充実させています。
駆動方式は4WDのみ。2列シートと3列シートが用意され、新車価格は412万9400円〜となっています。※2022年12月の価格です。
高級感のあるスポーティな雰囲気が魅力のオーテック
対する「AUTECH(オーテック)」は、素材など細部にこだわるユーザーに向けた”プレミアムスポーティ”がコンセプト。
アウトドアシーンで映えるエクストリーマーXは異なる、スポーティでありながら高級感漂うスタイリングです。
専用エクステリアとして、ドットパターンのフロントグリル、ブルーカラーのシグネチャーLED、メタル調フィニッシュのフロントグリル、フロントプロテクター、リアプロテクター、ダーククロムのドアロアモール、専用20インチアルミホイールなどが装備されます。
インテリアには上質な本革を採用し、立体感のあるキルティングで仕上げたシート、ステアリング、ドアトリム、インストパッド、センターコンソールボックスにブルーステッチを施し、高い質感を追求した室内空間としています。
また運転席・助手席パワーシートやリモコンオートバックドアといった快適装備も設定されています。
ボディカラーはAUTECH専用の3色を含む全7色。なかでもAUTECHブランド発祥の地である湘南・茅ヶ崎の海と空をイメージしたという「カスピアンブルー」は、レギュラーラインアップには用意されない特別なカラーとなっています。
こちらはXグレードをベースにしたモデルと、Gグレードに専用装備を施したAUTECH アドバンスドパッケージがあり、駆動方式は2WDと4WDから選ぶことが可能。価格は420万5300円〜となっています。
日産のモータースポーツスピリットを感じさせるNISMOパーツ
NISMOは、日産のレースシーンで築いた経験と技術を注ぎ込み、市販車にフィードバックしたロードカーとそのブランドです。新型エクストレイルにも、そのNISMOのスピリットを反映したパーツが用意されました。
なかでも「スポーツマフラー」は、フロントチューブから交換するタイプのステンレス製スポーツマフラーで、軽快で心地の良いエキゾーストノートが魅力。e-POWER車両初のスポーツマフラーという要素も、特別感を高めています。価格は16万2800円です。
また鋳造1ピースタイプの軽量19インチホイールの「アルミロードホイール」は、リム部分に鮮やかなNISMOロゴが配置されたブラックカラーで足元を引き締めます。価格は5万5000円/1本です。
その他、あえてマットブラックカラーとしたABS製のフロントリップスポイラー(5万2800円)や、カーボン柄にレッドストライプのアクセントが配置され、スポーティ感を演出するバックドア&ウィングサイドガーニッシュセット(3万800円)、カーボン柄とNISMOロゴの入ったアンテナガーニッシュ(左右2枚セット:1万3200円)などが、ワンポイントで使っても効果の高いパーツなどを用意。
先代のエクストレイルでは、専用のサスペンションキットやフロアマットなども用意されていたので、今後の展開も楽しみです。
カスタマイズモデルもそれぞれ個性があり、ユーザーの選択肢を広げている新型エクストレイル。プレミアム感の高いデザインが好きな方はオーテック、アウトドアシーンに映えるタフなデザインが好きな方はエクストリーマーX、スポーティな要素を高めたい方はNISMOパーツがおすすめです。
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文・SUV FREAKS編集部
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