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日本カー・オブ・ザ・イヤー”10ベスト”に7台のクロスオーバーが選出

第43回日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、第一次選考を通過したいわゆる「10ベスト」のなかに、計7車種のクロスオーバーモデルが入っていました。昨今のSUVブームを如実にあらわした結果といえ、すでにブームではなく一般的な人気車種として定着したSUVのなかから、10ベストに選ばれた7台をピックアップして紹介します。

更新日2023/01/27

日本カー・オブ・ザ・イヤー、10ベストカーとは

日本カー・オブ・ザ・イヤーは、日本国内で市販される乗用車のなかで、年間を通じてもっとも優秀な車種に与えられるアワードのこと。

前年11月1日から当年10月31日までの間に日本国内で発表または発売された乗用車を対象に選考は二段階で行なわれ、第一次選考で絞り込まれた10台が「10ベスト」と呼ばれます。

10ベストに選出されたクロスオーバー

ルノー アルカナ

ルノー アルカナ E-TECHハイブリッド R.S.ライン 2021
2018年のモスクワ国際モーターショーでコンセプトモデルをワールド・プレミアした ルノー アルカナ。

ロシアおよび韓国で製造されるSUVで、最近トレンドになっているクーペのようなデザインのSUVとなっています。

2019年にロシア市場で販売された後、2021年からはヨーロッパ市場でも販売をスタート。2022年2月には日本国内での発売が発表されました。

全長4,570mm×全幅1,820mm×全高1,580mm、ホイールベース2,720mmというミドルクラスのボディに、パワートレインは1.3L直4ターボガソリンエンジンのマイルドハイブリッドと、1.6L直4自然吸気ガソリンエンジン+電気モーターによるハイブリッドの2種類を用意。駆動方式は全車2WD(FF)となっています。

ランドローバー レンジローバー

ランドローバー 5代目レンジローバー 2021
2021年11月にフルモデルチェンジを行なった、ランドローバー社を代表するレンジローバー。

5代目のレンジローバーは、1970年デビューの初代から受け継がれる高い悪路走破性はそのままに、よりプレミアム感を増した高級SUVとなっています。

起き上がったフロントウインドウやピラーをルーフが浮かぶように見えるフローティングルーフ、ウィンドウ面積を大きく取ったグリーンハウスなど、伝統的なレンジローバーの意匠を受け継ぐいっぽうで、先進的なデザインのテールライトまわりなど、新しい時代も感じさせるスタリングです。

ボディサイズは全長5,052mm×全幅2,209mm×全高1,870mm、ホイールベース2,997mmという堂々たるもので、さらに全長およびホイールベースが200mm延伸されたロングホイールベース仕様も用意されています。

パワートレインはV8ツインターボのほか、マイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドなど多彩なラインナップがあり、2024年にはEVモデルも登場する予定です。

ヒョンデ IONIQ5


ヒョンデ IONIQ5(アイオニック5)は、2021年2月に市販モデルが発表され、日本では2022年2月より販売を開始したヒョンデ初のEV専用モデルです。

EV専用プラットフォームのE-GMP(Electric-Global Modular Platform)に、58kWhまたは72.6kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、125kW(170PS)または160kW(217PS)のEM17型モーターで後輪を駆動。

最上級グレードのみ、フロントモーターが追加される4WDとなります。

ボディサイズは全長4,635mm×全幅1,890mm×全高1,605mm、ホイールベースは3,000mmという大きさで、スタイリングは、パラメトリックピクセルと呼ばれる真四角のデザインを随所に散りばめることで先進性を生み出しています。

BMW iX

BMW iX xDrive50 2021
ひときわ目を引く大型キドニーグリルとスリムなヘッドライトによるフロントマスクが特徴的なBMW iX。

ボディサイズは全長4,955mm×全幅1,965mm×全高1,695mm、ホイールベース3,000mmという大きさで、パワートレインは2つの電気モーターを搭載し、駆動方式はインテリジェント4輪駆動システム「iDrive」を採用。

減速設定によってアクセルペダルだけで加減速が可能で、”ワンペダルフィーリング”と呼ばれる操作感覚が味わえるのも特徴です。

BMWでは初となるフレームレスウインドウドアや、AピラーからDピラーへといたるフラットなサイドグラフィック、ウェルストリップ一体型ドアミラーやフラットな電動ドアハンドルなど、モノリシックなシェイプが新時代を予感させます。

マツダ CX-60 e-SKYACTIV D 3.3


2022年3月に発表されたマツダ CX-60。

マツダのラージ商品群の第1弾であり、分厚いフロントフェイスとFRならではのロングノーズ&ショートデッキによる力強い骨格に、魂動デザインによるSUVらしい存在感とエレガンスなスタイリングが印象的なモデルです。

プラットフォームには、新開発のSKYACTIVマルチリューションスケーラブルアーキチェクチャーを採用。

2022年6月には日本での予約を開始し、同年9月からは「e-SKYACTIV D」が発売されました。

全長4,740mm×全幅1,890mm×全高1,685mm、ホイールベース2,870mmというスペックのボディに、パワートレインは新開発の3.3L直6ディーゼルターボに、減速エネルギーを電力として蓄え、発進加速時にモーターで駆動をアシストするマツダ独自のハイブリッドシステム「M Hybrid Boost」を搭載しています。

日産 エクストレイル


2022年7月にフルモデルチェンジを行ない、4代目へと進化した日産 エクストレイル。
全車「e-POWER」によるハイブリッドとなり、駆動は100%モーターが行なうことで電気自動車そのもののドライブフィーリングが楽しめます。
ボディサイズは全長4,660mm×全幅1,840mm×全高1,720mm、ホイールベース2,705mmという大きさで、発電用のエンジンには可変圧縮比エンジンである1.5L直3VC(Variable Compression)ターボエンジンを搭載。
駆動方式は2WD(FF)と4WDがあり、4WDシステムは日産独自の先進技術「e-4ORCE」が用いられています。

トヨタ クラウン


2022年7月のフルモデルチェンジで、世界中に大きな衝撃を与えた16代目トヨタ クラウン。
DISCOVER YOUR CROWNをキャッチフレーズに、日本以外でもグローバル販売をスタートさせました。
セダンのほかにハッチバックタイプのスポーツやクロスオーバー、エステートという計4タイプの新型クラウンがラインナップされたことでも話題を集めています。
そのなかでひと足先に販売されたのがクロスオーバーで、ボディサイズは全長4,930mm×全幅1,840mm×全高1,540mm、ホイールベース2,850mmという大きさになっています。
パワートレインは2.4L直4ターボエンジンと高い駆動力を発揮する最新の電動パワートレイン「eAxle」を組み合わせたデュアルブートハイブリッドシステムと、2.5L直4エンジンに新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を搭載したリダクション機構付きのシリーズパラレルハイブリッドシステムの2種類を用意。
駆動方式は全車4WDで、「E-Four」と「E-Four Advanced」の2種類が用意されています。

じつは11台の10ベストが選出されていた!

landscape of the Japanese residence

2022-2023のカー・オブ・ザ・イヤーは、第10位の指名数が同数だったため、11台の10ベストカーが選出されました。

クロスオーバーモデル以外の車種は以下の4台。
スズキ アルト
日産 サクラ/三菱ekクロスEV
日産 フェアレディZ
ホンダ シビックe:HEV/シビックタイプR

カー・オブ・ザ・イヤーは日産 サクラ/三菱ekクロスEVが獲得しています。

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文・SUV FREAKS編集部

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