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300万円台で買える国産SUV【2023年新車編】
SUVカテゴリーの人気が続いていることで「つぎの愛車はSUVで」と考えている方も多いことでしょう。そのときの予算はいくらぐらいを想定されているのでしょうか?おこでは、ちょっと背伸びをして、300万台という予算で買えるモデルとグレードを紹介していきます。買い替えを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
更新日2023/02/07300万円台で買える国産新車SUV
国産SUVの新車のボリュームゾーンは、200万円〜500万円ですが、200万円台で買えるのはほぼコンパクトクラスになり、お子さんが大きかったりするとやや手狭です。
もちろん200万円後半のプライスタグをつけたミドルクラスSUVもありますが、それらはおしなべて客寄せパンダ的な存在で、そのクルマ本来の魅力を味わうためにはやや力不足という感も否めません。
そこで予算を300万円台まで引き上げて、気になるモデルをピックアップしました。
SUVもミドルクラスになれば、ファミリーカーとしても使えますし、トヨタ ノアやヴォクシー、日産 セレナなどの人気ミニバンとも重なる価格帯なので、気になる方も多いのではないでしょうか。
以下では、編集部のおすすめ車種について解説していきましょう。
隙のない作りトヨタ ハリアー
高級クロスオーバーSUVの元祖、歴代高い人気を集めているのがトヨタ ハリアーです。
2020年6月に登場した現行型は、クーペのようにスタイリッシュで流麗なフォルムと、シャープなLEDヘッドライト、安定感のあるプレスラインなど、高級感と力強さがうまく融合したデザインが特徴です。
トヨタの高級ミドルクラスSUVだけに最上級グレードには手が届かないものの、ガソリンモデルのエントリーグレード「S」と中間の「G」、ハイブリッド「S」グレードであれば、2WD、4WD ともに300万円台で狙えます。
そのなかでおすすめは、プロジェクター式LEDヘッドライト、デジタルインナーミラー、サテンメッキ加飾のステアリング、運転席パワーシート、ファブリック+合成皮革のシート、パワーバックドア、パネル加飾などが標準で装備されたガソリンの「G」グレード。
せっかくの新型ハリアーなので、先進的な装備は外せませんね。
狙うはハリアーユーザーか?日産エクストレイル
2022年7月に待望のモデルチェンジを果たした日産 エクストレイル。日産が世界で初めて量産化に成功した可変圧縮比エンジン(VCターボ)で発電する「e-POWER」や、刷新されたプラットフォームなど話題が多く気になっている方も多いでしょう。
歴代、エントリーモデルの価格を低く抑えてファンを拡大してきたエクストレイルですが、e-POWER専用車となった新型では、全体の高級感をアップして価格帯も引き上げました。
そのなかで300万円台で買えるグレードは、エントリーグレードの「S」と中間の「X」で、どちらのグレードも新しい4WDシステムの「e-4ORCE」を搭載した4WDを選択できます。またXの3列シートモデル(7名乗車)でもギリギリ300万円台です。
おすすめはプロパイロットが標準装備になる「X」グレード(5人乗り)の4WDモデルです。
EVのような乗り味が魅力のe-POWERに、すべりやすい路面やオフロードはもちろん、オンロードでの”走る・曲がる・止まる”性能を向上させる機能を持つe-4ORCEの組み合わせは、新しい走りと快適性が味わえます。
上質感を駆動方式で追求マツダ CX-60
2022年9月に登場したばかりのニューカマー「CX-60」。クラフトマンシップあふれる豪華なインテリアや新設計のパワートレイン、いまどき珍しい新設計のFRレイアウトなど、クルマ好きにとってはかなり気になる存在です。
エンジンは、2.5L 直4ガソリンと新開発の3.3L 直6ディーゼルを基本に、は、パワフルかつ高い環境性能を持つパワーユニットで、3.3L 直6に48Vのモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドと、2.5L 直4ガソリンエンジンとベースとしたプラグインハイブリッドなど、豊富なバリエーションがあります。
300万円台で買えるのはガソリン車とディーゼル車で、グレードはガソリンモデルの25Sが「エクスクルーシブモード」の4WD以外の全車、ディーゼルのXDはベーシックな「XD」と「S パッケージ」となります。
おすすめは、バランスの良い直列6気筒ディーゼルを縦置きにした「XD S パッケージ」です。
装備内容としては、アダプティブLEDヘッドライト、360°ビューモニター、アクティブドライビングディスプレイ、ステアリングヒーター、運転席パワーシート、運転席&助手席シートヒーターなど、ベーシックグレードと比べると装備が充実しています。
もはや熟成の域トヨタ ランクルプラド
ランドクルーザーの本格的なオフロード性能を継承しつつ、街乗りでも扱いやすいサイズと都会的なデザインが魅力のモデルです。
現行型の150系は2009年のデビュー以来、幾度もの改良を重ねてきたロングセラーモデルであり、もはや熟成の域に達しています。
300万円台で買えるグレードはガソリンのエントリーグレード「TX」で、2列シート5人乗りと3列シート7人乗りのどちらも予算内に収まります。
またランドクルーザープラドの場合、グレードによる装備の違いはほとんどないことがポイント。
ひとつ上ののグレードとなるLパッケージには、本革巻きシフトノブや運転席パワーシートといった快適装備が付きますが、クルマのキャラクターを考慮するとそれほど気になるものではないでしょう。
台風の目となるか!?ホンダ ZR-V
発表されてまもないホンダ ZR-V。CR-Vはボディサイズが大きくて値段も高いので諦めていた方にとっても注目のモデルです。
現時点で納期は1年以上とも言われており、世間の注目度の高さが伺えます。
パワートレインは2.0Lガソリンハイブリッド「e:HEV 」と1.5L直噴ターボの2種類で、駆動方式はいずれもFFと4WDという展開に、グレードはスタンダードの「X」と上級グレードの「Z」という2つだけです。
そのなかで新車価格が300万円台に収まらないのはハイブリッドのe:HEVZグレードの4WDモデルのみなので、選択肢は豊富です。
おすすめは上級グレードにあたる「Z」です。
専用のエクステリア、ビルトインエキパイフィニッシャーなど外装の質感が高くなることに加え、運転席&助手席パワーシート、LEDアクティブコーナリングライト、マルチビューカメラシステム、BOSEプレミアムサウンドシステム、ステアリングヒーター、ワイヤレス充電器、パドルシフトなど装備が充実しています。
パワートレインは、燃費を気にする方はe:HEV、それほど気にしないしそれよりもコスパという方はガソリン車が良いでしょう。
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300万円台の予算があれば、ミドルクラスSUVなら上質な内外装や充実した装備のモデルが狙えます。気になるメカニズムや欲しい装備があればぜひ検討してみましょう。
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文・SUV FREAKS編集部
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