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輸入SUVは300万~700万円が売れている!?

輸入SUVというと、1,000万円を超えるプレミアムSUVを思い浮かべがちですが、実際に売れているのは200万台から600万円台にかけてのモデルとなっているようです。そこで今回は、日本における価格帯別の登録台数のデータを参考にして、その中からおすすめしたいSUVをセレクトしてお届けいたします。

更新日2023/02/08

人気の新車価格帯をデータから読み解く

アウディ Q4 e-tron 2022

日本自動車輸入組合(JAIA)では、輸入車に関するさまざまなデータが公表されています。そのうち「車両本体価格帯別の輸入乗用車新規登録台数の推移」では、価格帯とその新車登録台数を一覧表にして紹介しています。2023年1月には2022年のデータが紹介されていますが、その中で最もボリュームがあるのが「200~299万円」「300~399万円」「400~499万円」「500~599万円」「600~699万円」の価格帯で、いずれも登録台数が3万台前後となっており、ほかの価格帯よりも登録台数が多いのが特徴となっています。この結果によれば、200~599万円台という価格帯の輸入車が最も登録されている=売れているということになり、この中にいわゆる人気モデルが存在しているということが分かります。このデータに基づいて、今回はこの価格帯の中でそれぞれオススメといえる1台のSUVをピックアップしてみることにしました。なお200~299万円台のゾーンは輸入SUVがないため割愛しています。

価格帯別のおすすめSUV

300~399万円|フォルクスワーゲン T-ROC

VW T-Roc 2020

2017年8月にフォルクスワーゲンSUVシリーズの4番目としてデビューしたT-ROC。アウディA3などに使われているMQBプラットフォームを採用するコンパクトSUVで、日本では2020年7月から販売を開始しています。クーペを思わせる流麗なシルエットと2トーンのスタイルも選べる多彩なカラーバリエーションを持ち合わせたSUVで、フロントおよびリアには先進的なライトを搭載。スポーティなバンパーなど印象的なディテールを散りばめたエクステリアが特徴となっています。インテリアは上質な素材によるプレミアムな仕上がりで、最先端のデジタルテクノロジーも搭載。メーターパネルには10.25インチTFT液晶ディスプレイを搭載した「Digital Cockpit Pro」を採用し、センターパネルには9.2インチ大型全面タッチスクリーンを搭載。「Dicover Pro」によってモニターとメーターにおけるナビ画面の同時表示を実現させています。スマートフォン感覚で操作できるタッチスクリーンのほか、空調の温度設定を指先操作できるタッチコントロール式エアコンディショナーパネルを搭載するなど、最新のユーザーインターフェイス機能も備えています。そんなT-ROCの新車価格は400万円台が主流ですが、ベースモデルの「アクティブ」は300万円台となっています。

400~499万円|ミニ クロスオーバー

ミニ クロスオーバー 2010

ミニにはハッチバックからコンバーチブルまで多彩なボディバリエーションが用意されており、その中で2010年に新しく加わったのがSUVタイプのクロスオーバーです。海外ではカントリーマンの名前で知られるSUVですが、その大柄なボディによって日本ではミニ史上初の3ナンバーモデルとなりました。現在は2017年にフルモデルチェンジを行なった2代目クロスオーバーが販売され、初代よりもさらにボディサイズが大型化されています。ヘッドライトの形状などほかのミニシリーズとは異なるデザインを散りばめたエクステリアは、ルーフバーやサイドステップなどによってSUVらしさを強調。また全輪駆動システムの「ALL4」を搭載したモデルがラインアップされているのもクロスオーバーの特徴です。このクロスオーバーはミニシリーズの中ではフラッグシップに位置づけられており、新車価格帯は400~600万円台と高めですが、主流グレードの「クーパー」はALL4モデルでも400万円台となっています。

500~599万円|メルセデス・ベンツ GLBクラス/DSオートモビル DS7クロスバック

メルセデス・ベンツ GLB 250 4MATIC 2020

500~599万円台の輸入SUVはラインナップが豊富となっており、今回はその中から2車種をピックアップしてみました。メルセデス ベンツ GLBクラスは、2019年6月にデビューしたSUVで、GLAとGLCの中間に位置づけられるモデル。日本で販売されるGLBはすべて7人乗り仕様で、ほかのメルセデスSUVよりもスクウェアなフォルムが特徴的です。ラインナップはFFおよび4WDがあり、FFモデルは500万円台で手が届きます。

DS 7 クロスバック

そしてもう1台が、DS 7クロスバック。これはシトロエンから新たに誕生した新ブランドのDSオートモビルズが2018年に発売したフラッグシップSUVで、パリのモノづくりの技と美学「SAVOIRFAIRE(サヴォア・フェール)」に基づくスタイリングは、DSウイングと名付けられたフロントフェイスや美しい形状のアロイホイールなど、細部にまでつくり込まれた入念なデザインが印象的。インテリアも「クル・ド・パリ」と呼ばれるパリ伝統の文様が刻まれたセンターコンソールやB.R.M社と共同開発を行なったアナログ時計があしらわれていたりと、高級感あふれる室内空間に仕上がっています。トップグレードは700万円を超えますが、「バスティーユ ブルーHDi」であれば500万円台で購入できます。

600~699万円|アウディ Q4 e-torn

アウディ Q4 e-tron 2022

アウディ初のコンパクト電動SUVとなるQ4 e-tron。2019年のジュネーブモーターショーでコンセプトが発表され、2021年3月より生産を開始。日本では2022年1月から販売をスタートしています。フォルクスワーゲングループのEV用プラットフォーム「MEB(モジュラーエレクトリックドライブツールキット)」を採用し、e-tron、e-tron GT、Q2L e-tronに続くEVモデルとなっています。ワイドな八角形のシングルフレームグリルは開口部がなく、先進的なライトシグネチャーを放つデジタルデイタイムランニングライトによって近未来感を演出。リアビューでは一直線につながるLEDコンビネーションライトが存在感を際立たせます。ボディ右サイドにある充電ポートにプラグを差し込めば、大容量リチウムイオンバッテリーによって一充電走行距離594kmを可能としてくれます。またバッテリーをホイールベース間の床下に搭載することで室内空間が広がり、リアシートまで十分なヘッドクリアランスとレッグスペースを確保し快適性を高めています。このQ4 e-tronは3グレードがあり、そのうち2グレードが600万円台となっています。

魅力的なSUVが盛りだくさん

メルセデス・ベンツ GLB250 4マチック 2020

価格帯によってそれぞれ個性の異なるSUVがいくつも揃っており、どれを選んで良いのか迷うほど。お国柄によってデザインや内装の雰囲気はがらっと変わり、またパワートレインも内燃機関であるエンジンのほか、電気自動車という選択肢も増えています。それぞれの価格帯の中で手の届く範囲で、お気に入りの1台を見つけてください。

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文・SUV FREAKS編集部

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