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ハイラックスのライバル、ホンダ リッジライン知ってる?
SUVやピックアップトラックの本場であるアメリカでは、無骨なデザインや、日本ではちょっと二の足を踏んでしまいそうなボディサイズのピックアップトラックが人気で、日本のメーカーも北米専用のモデルとして、ラインアップを取り揃えています。 そのなかの1台であるホンダ リッジラインをお届けしましょう。
更新日2023/03/242005年登場の比較的新しいピックアップトラック
ホンダが2005年1月の北米国際オートショーでお披露目し、同年3月から販売を開始したホンダ リッジライン。
“billet construction”をコンセプトにしたエクステリアは、キャビンと荷台が一体化しているように見えるシームレスなデザインが特徴です。
プラットフォームには、パイロットやオデッセイ、アキュラ MDXと共通のグローバル・ライトトラック・プラットフォームを使いながら、各部をアップデイトしてリッジラインにアジャストしています。
この初代リッジラインは2014年にいったん販売を終了しますが、2016年の北米国際オートショーで2代目のリッジラインが登場。現在も継続して販売されています。
上質かつアグレッシブな印象のエクステリア
現行リッジラインのボディサイズは、全長5,335mm×全幅1,995mm×全高1,785mm、ホイールベース3,180mmという大きさで、ドアパネルやフロントマスクの一部などをホンダが北米で展開しているSUVのパイロットと共通化。
精悍な印象のデイタイムランニングライトを備えたLEDヘッドライトやフォグランプに、タフさを感じるボンネットやグリル、バンパーを備えたアグレッシブなフロントまわりと、分厚いタイヤと18インチアロイホイールが印象的なサイドビュー。
デュアルクロームエキゾーストチップと最低地上高を稼ぐため高い位置に配置されたバンパーによって、リアエンドまで頑丈でアグレッシブなイメージとなっています。
最新のテクノロジーを搭載するインテリア
最新テクノロジーが詰め込まれたリッジラインのインテリア。
メーターパネルには4.2インチのカラードライバーインフォメーションインターフェイスが埋め込まれ、インスツルメントパネルの8インチディスプレイオーディオタッチスクリーンは、タッチやピンチ、スワイプなど直感的な操作でエンターテイメントを操作することができるようになっています。
キャビンスペースは5名乗車が可能な広さで、革張りのシートと快適性を高めるための革巻きステアリングホイールによって高級感も演出。
フロントシートは、パワーランバーサポートと2ポジションメモリーを備えた10ウェイパワードライバーズシートと4ウェイパワーシートによる助手席が備わり、長時間のドライブでも疲れないよう配慮。

2018 Honda Ridgeline RTL-E in Deep Scarlet Pearl
リアシートは6:4分割リフトアップ式を採用し、複数の後部座席構成によって、自転車やキャンプ用品のためのスペースが生まれるようになっています。
またセンターコンソールには10インチのタブレットも入る収納スペースが用意され、デバイスのためのUSB充電ポートも用意されています。
パワートレインは3.5L V6のみ
リッジラインのパワートレインは、最高出力221kW(280ps)を発生する3.5L V6のVTECエンジンを搭載。
トランスミッションは9速ATが組み合わされており、素早い加速とスムーズなクルージングを実現しています。
駆動は、FFと4WDを選択可能で、4WDのドライブトレインにはi-VTM4 AWDシステムを搭載。
アメリカでもっとも厳しい天候とされているミネソタ州ボーデットにあるAutomotive Enviro Testing(AET)施設においてテストを行ったというリッジラインの全輪駆動システムは、氷点下の気温から過酷な地形まで、あらゆる場面で優れたパフォーマンスを発揮できることを実証済み。
3つのモードを含むインテリジェントトラクションマネジメントと連動して、悪路をはじめとするさまざまな地形で高い走破性能を発揮します。
ピックアップトラックにもホンダセンシングを搭載
リッジラインには、ホンダの誇る安全運転支援システムのホンダセンシング搭載されています。
おもな機能は、万がいちの際に先行車、歩行者、対向車との衝突軽減の支援を行う[衝突軽減ブレーキ(CMBS)]、車両が車線をはみ出しそうになるのを防ぐ[路外逸脱抑制機能(RDM)]、高速道路などの長距離移動の時に、あらかじめ設定した車速内でクルマが自動的に加減速の支援を行なう[アブティブクールズコントロール(ACC)]、走行中のステアリング操作を支援する[車線維持支援システム(LAKS)]の4つです。
現地価格500万円オーバーの高級車!?
リッジラインの現地価格は3万8800ドル(約520万円:2023年3月14日現在)〜です。
グレード構成は4つで、もっとも廉価なのが「スポーツ」で、それから順番に「RTL」「RTL-E」「ブラックエディション」となっています。
エンジンや4WDシステムなどはすべて同じですが、シートマテリアルや快適機能などの差異によってグレードが分類されています。
スムースなボディパネルで構成されているため、ほかのピックアップトラックよりもスマートな見た目が特徴のリッジライン。
これなら日本でも気負わずに乗れそうですが、5mオーバーの全長や3mオーバーのホイールベースは、やっぱりちょっと持て余してしまいそうですね。