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日本未発売も!? 世界が認めた日本メーカーのSUV

世界では、さまざまなメーカーからたくさんのSUVが販売されていますが、日本のメーカーのSUVは世界でどのような評価を得ているのでしょうか。今回は、さまざまなメディアや機関が主催する自動車賞において、日本製SUVが取得したアワードのいくつかを紹介します。これを読めば、どんなモデルが世界的な人気を得ているのかが見えてきますよ。

更新日2023/03/24

自動車にまつわる賞といえば、日本では『日本カー・オブ・ザ・イヤー(通称COTY)』が有名ですが、ほかにも『日本自動車殿堂』や『テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー』など、目的や理念の異なる賞があります。

またデザインに関しては、『グッドデザイン賞』が自動車分野に適用されることもあります。

それらは日本国内で販売された車両を対象に運営されていますが、世界に目を向ければさらに多くの賞があり、対象も日本では販売されていない車両まで含まれます。

そんな激戦の地で、2022年から2023年にかけて日本車が獲得したアワードを紹介します。

Car and Driver 10Best:ホンダ CR-V


2023年モデルであるホンダCR-V(日本未導入)が、アメリカの自動車雑誌「Car and Driver」の『10ベストアワード』に選ばれています。

この賞は1983年から同誌が毎年選出するベスト10に与えられる賞で、CR-Vはすでに4回この賞を受賞しており、アメリカでの人気が非常に高いことを示しています。

水平基調のボディラインを基本にSUVらしい存在感のあるデザインが特徴の新型CR-Vのパワートレインは、ベーシックなグレードには1.5L 直4ガソリンターボ、上位モデルには第4世代の2モーター式ハイブリッドが搭載され、高い環境性能を誇ります。

またインテリア(内装)は、モダンで上質なデザインと素材が使用されるとともに、ラゲッジスペースは歴代モデルで最も広い1,027Lの容量を確保。

後席シートを倒すと最大2,166Lまで拡大することができるなど、魅力たっぷりのCR-Vですが、残念ながら日本では2023年モデルの販売はありません。

WWCOTY 2023 Best Large SUV:日産 エクストレイル

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Date: 2022/07/15 19:31:07
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2022年7月にフルモデルチェンジとなった新型エクストレイルは、審査員が女性のジャーナリストのみで構成される世界唯一の自動車賞「WWCOTY(ウィメンズ・ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー)2023」において、『ベスト・ラージSUV(Best Large SUV)』賞を受賞しました。

WWCOTYは、2009年にニュージーランドのモータージャーナリスト、サンディ・マイヒアによって創設されたもので、安全性、品質、価格、デザイン、運転のしやすさなど総合的な視点で選考されます。

エクストレイルは、アウトドアで便利なユーティリティや、大人4人が乗れて気軽に買えるSUVという特徴を継承しつつ、上質さを追求したデザインや、高出力モーターと可変圧縮エンジン(VCターボ)を組み合わせたe-POWER、前後モーター駆動によるe-4ORCEなど技術的にも評価されたのでしょうね。

iF DESIGN AWARD:三菱 アウトランダーPHEV

三菱 新型アウトランダー
三菱の人気プラグインハイブリッドSUVである新型アウトランダーPHEVは「iFデザインアワード2022」を受賞しました。

この賞は、ドイツ・ハノーファーを本拠地とするiFインターナショナル・フォーラム・デザインが主催するデザイン賞のひとつで、国際的に活躍するデザインの専門家が、アイデア、フォルム、機能性、差別化、インパクトの5つの基準で審査して、その年のアワードを選出します。

アウトランダーPHEVは、三菱の新世代フロントデザインコンセプト”ダイナミックシールド”を採用した力強く存在感のあるフロントフェイスを軸に、水平基調のプロポーションによる堂々とした佇まいや、飛行機の垂直尾翼をモチーフとしたDピラーなどで軽快な走りも演出しています。

また2.4Lガソリンエンジンに前後2つのモーターを組み合わせた力強い走りや、20kWhの大容量バッテリーの搭載により、WLTCモードで87kmのEV走行が可能な動力性能(Mグレード)。

さらに三菱ならではの四輪駆動システムと、車両運動統合制御システム「S-AWC」により、オンロード/オフロード問わずあらゆる路面状況で安定した走りを楽しむことが可能です。

MOTOR TREND Best Subcompact SUVs:スバル クロストレック


1949年に創刊されたアメリカの自動車雑誌「MOTOR TREND(モータートレンド)」によってランク付けされる自動車の評価において、スバルの新型クロストレックが『サブコンパクトSUV』カテゴリーにおいて1位を獲得しました。

エントリーレベルのコンパクトなSUVでありながら、力強いスタイリングや高められた車高とスバル独自の4WDシステムによる本格的なオフロード性能、多くの先進機能や安全性能が高く評価されたようです。

新しいクロストレックは、コンパクトなボディでありながら、ラギッドでスポーティなデザインにより、次世代のクロスオーバースタイルを表現。

インテリアも、スバル最新のインターフェイスである11.6インチマルチインフォメーションディスプレイで利便性を高めています。

World Car of the Year(Finalist):マツダ CX-30

マツダ CX-30
マツダは、2020年の「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」において、SUVのCX-30とミドルクラスのMAZDA3がそれぞれファイナリストに選出され、MAZDA3が「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。

CX-30は大賞を獲得できなかったものの、最終選考までノミネートされたことには大きな価値がありました。

ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーは世界23カ国、82人の国際的なモータージャーナリストによって選考され、本質的なクルマの価値を平等に評価することを目的に2004年に創設されました。

CX-30は2019年に発売され、コンパクトモデルのCX-3とミドルクラスのCX-5の中間ぐらいのサイズのモデルとして登場。

日本の道路事情でも扱いやすいサイズながらファミリーでも快適に移動できる室内空間が魅力で、ヤングファミリー層を中心に人気です。

日本とは異なる道路事情やライフスタイルにおいて、私たちの国のクルマが高く評価されているのはとても嬉しいですね。

ライバルの多いSUVカテゴリーですから、クルマ選びの基準として、こんなアプローチで検討してみるのも良いかもしれません。

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文・SUV FREAKS編集部

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