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これからの主流!? SUVタイプのEV(BEV)を解説

世界的な環境問題や燃料価格の高騰により、自動車の動力源は内燃機関(ガソリンエンジンやディーゼルエンジン)から電気もしくは第3のパワーに移行しようとしています。そのなかで一歩リードしているのが、バッテリーとモーターで走るEV(BEV)です。なかでもbZ4Xが、あのトヨタが送り出したEVということで注目されたことは記憶に新しいところです。

更新日2023/03/29

電気自動車(EV/BEV)のメリットやデメリット

トヨタ bZ4X
充電設備が整っていなかったり、充電に時間がかかったり、1回の充電で走行できる航続距離や電欠になったときの対応など、EVにはいくつかの課題が残っていることも事実です。

とはいえバッテリーに充電した電力でモーターを駆動させて走行する電気自動車は、内燃機関(ガソリン車やディーゼル車)では体験できない、レスポンスの良い力強い走りや静粛性といった自動車に求められるいくつかの性能を簡単にクリアする能力も備わっています。

またなによりSUVタイプのボディは居住空間の床下をバッテリースペースに充てやすく、EV化には向いています。

おおくの人はEV未体験だと思いますが、ひとたびEVのステアリングを握ってみれば、誰もがその能力の高さと魅力に気づくはずです。

注目の電気自動車(EV/BEV)5選

フォルクスワーゲン ID.4


フォルクスワーゲン ID.4は、2022年11月にデビューしたEVです。

ボディサイズは、全長4,585mm×全幅1,850mm×全高1,640mmと、同社のティグアンよりも若干大きな印象です。

バッテリー容量はグレードごとに異なり、52kWhと77kWhを用意。

1充電あたりの航続距離はWLTCモードで435km(52kWhバッテリー)〜618km(77kWhバッテリー)です。

航続距離が400km以上あるため、日常使いから休日のドライブまで対応できるでしょう。

アウディ Q4 e-tron


アウディ Q4 e-tron(イー・トロン)は、2022年1月に発表されました。

2021年に発売されたe-tronのコンパクトSUVで、ハッチバックのQ4 e-tronと、クーペのようなスタイリングのQ4 Sportback e-tronを用意しています。

ボディサイズは、全長4,590mm×全幅1,865mm×全高1,600〜1,630mm。

バッテリー容量は、全タイプ82kWhで、1充電あたりの航続距離はWLTCモードで594kmと、同じVWグループのフォルクスワーゲン ID.4よりも長くなっています。

トヨタ bZ4X

トヨタ bZ4X 2021
トヨタ bZ4Xは、2022年5月から販売を開始したSUVタイプの電気自動車で、スバル ソルテラと兄弟車です。

SUVらしい無骨なスタイリングと先進性が組み合わされたデザインが特徴で、ボディサイズは、全長4,690mm×全幅1,860mm×全高1,650mmです。

バッテリー容量は71.4kWhとなっています。1充電あたりの航続距離はWLTCモードで487〜599kmです。

bZ4Xはリース(KINTO)のみの取り扱いとなっているため、検討中の方は注意してください。

ボルボ XC40 リチャージ

Volvo XC40 Recharge P8 AWD in Glacier Silver
ボルボ XC40リチャージは、日本でも人気が高いコンパクトクロスオーバーSUV、XC40のEVです。

XC40から採用を開始したCMAプラットフォームをベースとしながら、駆動用バッテリー搭載やエンジンの非搭載化に合わせて、フロントセクションやフロア構造をBEV専用設計としています。

ボディサイズは、全長4,440mm×全幅1,875mm×全高1,650mm。

バッテリー容量は、シングルモーターが69kWh、ツインモーターが78kWhとなっており、1充電あたりの航続距離はWLTCモードで484km(ツインモーター78kWhバッテリー)〜502km(シングルモーター69kWhバッテリー)です。

航続距離が500km程度となっているため、日常使いや休日の外出におすすめです。

メルセデス・ベンツ EQB

Mercedes-EQ, EQB 300 4MATIC, (Stromverbrauch kombiniert NEFZ: 16,2 kWh/100 km; CO2-Emissionen kombiniert: 0 g/km) , Edition 1; Exterieur: digitalweiß;Stromverbrauch kombiniert NEFZ: 16,2 kWh/100 km; CO2-Emissionen kombiniert: 0 g/km*
メルセデス・ベンツ EQBは、2022年7月に販売を開始した最大7人まで乗車できるSUVタイプの電気自動車です。

ボディサイズは、全長4,685mm×全幅1,835mm×全高1,705mmとなっています。

扱いやすい大きさでありながら、多人数乗車ができるという点はEQBならではの魅力でしょう。

ただし、3列目は安全上の理由から対応身長が165cm以下となっています。

バッテリー容量は66.5kWhで、1充電あたりの航続距離はWLTCモードでEQB350 4MATICが468km、EQB250が520kmです。

多人数乗車をする予定がある場合にはEQBがおすすめです。

注目の電気自動車を5車種紹介してきました。いずれも、1充電あたりの航続距離が500km前後となっているケースが多く、日常使いや休日の外出で不便を感じることはないでしょう。

ただし、エアコンの使用や渋滞、多人数乗車や荷物の積載などにより、航続距離がカタログ数値より短くなることがあります。そのため、電気自動車(EV/BEV)で出かけるときは、ゆとりをもって充電しながら外出するとよいでしょう。

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文・SUV FREAKS編集部
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