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人気の中古SUV、ホンダ ヴェゼルとマツダ CX-5どっちがお得?
ホンダ ヴェゼルとマツダ CX-5は、クラスこそ違いますがともに人気のクロスオーバーSUVです。なかでも2代目ヴェゼルとCX-5は、中古車の価格帯が近く、この2台で迷う方もすくなくありません。そんな人気の2台の特徴を探りながら、お買い得度を比較してみましょう。
更新日2023/03/29人気があるのには理由がある
ホンダ ヴェゼルは、都市部や狭い駐車場でも扱いやすいコンパクトなサイズでありながら、ゆとりのある居住空間や使い勝手の良いユーティリティ、レジャーでも実用的なラゲッジスペースが魅力のコンパクトクロスオーバーSUVです。
2021年4月に2代目へとフルモデルチェンジを行ない、モーター走行を中心にさまざまなドライブモードを使い分けるホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」搭載モデルがラインアップに中心になりました。
エクステリアは、初代から継承されたクーペライクなフォルムに、ボディ同色のフロントグリルを合わせた先進性と、サイドのラインを前後に貫く水平基調のデザインを採用することで、ゆとりのある伸びやかなイメージ、細部の細かなフィニッシュによって上質感を演出しています。
ボディサイズは、全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,590mm、ホイールベース2,610mmで、最小回転半径は5.5m。都市部の街乗りや狭い駐車場などでも扱いやすいサイズです。
対するマツダのミドルクラスSUVであるCX-5は、2012年にデビューし、2017年2月に2代目へとスイッチしたミドルクラスのSUVです。
マツダのデザインコンセプト「魂動(こどう)」を採用した躍動感あふれる美しいデザインや、ドライバーが運転に集中できる機能的なコックピット、充実した安全運転支援システムなどが魅力です。
マツダのグローバル販売台数の約3分の1を占める基幹車種でもあり、ミドルクラスならではのゆとりのある居住空間で、大人4人でのロングドライブやレジャーも快適にこなします。
パワートレインは、2.0LのSKYACTIV-G 2.0をボトムに、2.2LクリーンディーゼルのSKYACTIV‐D 2.2、2.5LガソリンのSKYACTIV-G 2.5、同じ2.5Lにターボを追加したSKYACTIV-G 2.5Tというラインアップ。
ボディサイズは全長4,575mm×全幅1,845mm×全高1,690mm、ホイールベースは2,700mmで、ヴェゼルよりひと回り大きくなっていますが、最小回転半径は同じ5.5mです。
質感の高さを意識したインテリア
ヴェゼルのインテリア(内装)は、しっかりとした塊感のあるソリッドなデザインでSUVの力強さを表現するいっぽう、身体の触れる部分には柔らかな触感のパッドをあしらうことで、強さと優しさを兼ね備えた空間としています。
センタータンクレイアウトによって、室内寸法は室内長2,010mm×室内幅1,445mm×室内高1,225mmというクラスを越えた広さで、とくに後席はミドルクラスと変わらない快適性を実現しています。
後席シートはダイブダウン機構によってラゲッジにフラットな空間を作り出すことができ、大きな荷物も積みやすくなっています。
対するCX-5のインテリアは、水平基調のダッシュボードに機能的に配置されたスイッチ類、センターディスプレイという構成で、機能美と造形美を追求した室内空間となっています。
上質でありながら使いやすく、かつドライバーが運転に集中しやすい環境も作り出しています。
室内寸法は、室内長1,890mm×室内幅1,540mm×室内高1,265mmで、縦横方向のゆとりは、大人4人のロングドライブでも快適です。
燃費で選ぶかトルクで選ぶか、優れた走行性能
ヴェゼルのパワートレインは、CVTをヴェゼル用に最適化することで走りの質を高めた1.5L DOHC i-VTECと、1.5L ガソリンエンジンに2モーターを組み合わせた「e:HEV」の2つですが、メインはバッテリーのセル数とモーター出力を向上させ、SUVにふさわしい力強い走りと低燃費を両立するe:HEVになります。
4WDモデルはガソリンモデル、ハイブリッドモデルどちらにも用意されていますが、ハイブリッドの4WDは、路面・車両状態を判断し、瞬時に最適な駆動力を配分するリアルタイムAWDを採用。
さらにモーターではなく、プロペラシャフトでリアを駆動することによって、発進から高速走行まで力強い走破性を実現しています。
このリアルタイムAWDには、アルジャイルハンドリングアシストが協調することで滑りやすい路面や不安定な路面状況で車両の安全性を高めます。
CX-5のパワートレインは、中低速トルクで力強さを感じつつも実用燃費の向上も果たした2.0L 直4ガソリンNAをはじめ、初代から好評の2.2L 直4クリーンディーゼル、ゆとりのあるトルクで軽快なパフォーマンスを見せる2.5L 直4ガソリンNAと、パワフルな2.5L 直4ガソリンターボが用意されます。
車両にはドライバーのハンドル操作に応じてエンジンのトルクを制御することで、オンロードでの走行安定性や優れた乗り心地を提供するG-ベクタリングコントロールが搭載されるほか、2021年の改良ではすべりやすい路面でのトラクションコントロール制御や、悪路での途切れないトルク伝達を行うAT制御などを盛り込んだ、オフロード走行に最適化される制御システムのMi-Drive(オフロードモード付)も追加されました。
先進の安全運転支援システムを搭載
ヴェゼルには、事故を未然に防ぐための先進安全運転支援システム「Honda SENSING」が搭載されています。
これには衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能、アダプティブクルーズコントロール、車線維持支援システム、標識認識機能、オートハイビーム、ブラインドスポットインフォメーション、マルチビューカメラシステムなどが含まれます。
CX-5は、衝突被害軽減ブレーキ、危険回避ステアリングアシスト、AT車誤発進抑制制御、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール、レーンキープ・アシスト・システム、ドライバー異常検知システムなど、基本性能はそれほど差がありません。
気になる2台の維持費は?
所有するときに気になる維持費の自動車税は、ヴェゼル(ガソリン・ハイブリッドとも)が1.5Lで3万500円/年、CX-5はガソリン2.0Lが3万6000円、2.5Lと2.2Lディーゼルは4万3500円と、1.5Lエンジンのヴェゼルに軍配が上がります。
日々の燃料代は、ヴェゼルの場合ガソリンモデルの燃費は17km/L、ハイブリッドは25.0km/L(e:HEV X・FF)。
CX-5はディーゼルで17.4km/L、2.5Lガソリンで13.8km/L、2.0Lガソリンで14.6km/Lとなります。
CX-5のディーゼルを選んだ場合、同じ距離ならヴェゼルのガソリン車よりも安く抑えることができます。
全体的にはヴェゼルのほうが維持費が安くなりますが、購入時の価格差によっては程度の良いCX-5のディーゼルであれば検討の余地ありと言えそうです。
使い勝手の良いパッケージングと売れ筋モデルならではの充実した装備、上質な内外装が自慢の2台を比較してみました。
ヴェゼルは都市部や狭い駐車場などでも扱いやすく、かつ質感の高い雰囲気が欲しいという方におすすめ。
CX-5は、クリーンディーゼルの力強いトルクで、アウトドアレジャーも含めたロングドライブを楽しみたいという方におすすめです。
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文・SUV FREAKS編集部
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