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BEVも加わったBMWの新しいコンパクトSUV、X1&iX1はどんなクルマ?

2023年2月17日、BMWのコンパクトSUV(SAV)である「X1」の新型モデルが発表されました。歴代X1のモダンでスポーティなデザインは、大きく存在感のあるキドニーグリルによって力強さをプラスするとともに、フル電動モデルとなる「iX1」をラインアップに追加して、ガソリンとBEVの2本立てになりました。この新しいX1についてを解説していきましょう。

更新日2023/03/29

X1はスポーティさと扱いやすいサイズで人気のコンパクトSUV


BMWでもっともコンパクトなSUVモデルであるX1は、日本市場においては2010年から販売されており、今回のフルモデルチェンジで3代目となります。

初代はFRベースのプラットフォームを採用していましたが、2代目以降はMINIクロスオーバーと共通のFFプラットフォームがベースとなり、それによってボディサイズは変わらずに室内空間が広くなりました。

今回の3代目もFFプラットフォームを採用。コンパクトなモデルながら、BMWらしいスポーティな走りを実現しています。

存在感を高めている新しいキドニーグリル


新しいX1のフロントデザインは、間もなく日本上陸する予定のX5にも通じる正方形に近い大型タイプのフロントのキドニーグリルと、すっきりとシンプルなデザインのLEDヘッドランプの組み合わせで車両の存在感を高めています。

さらにBEVのiX1には、ブルーのアクセントカラーが配置され、次世代の電動化モデルである印象を高めています。

リアはワイドで力強さを強調する水平のキャラクターラインと立体的なコンビネーションライトが個性的です。

ボディサイズは全長4,500mm×全幅1,835mm×全高1,620mm、ホイールベースは2,690mmで、サイズ感としてはカローラクロスに近い程度といえばイメージしやすいでしょうか。

モダンで先進的、かつBMWらしい機能性を感じさせるインテリア


インテリア(内装)で特徴的なのは、メーターパネルとコントロール・ディスプレイを一体化させ大型化したパネルで、従来のようなフードを持たないデザインは、モダンで開放的な雰囲気を作り出しています。

またコンソールでは従来のようなシフトレバーではなく、センターアームレスト付近に操作系を集め、より先進的なイメージも高めています。Qi対応機器を置くことでワイヤレス充電を可能とする機能もあります。

リアシートは40:20:40で分割可能で、ラゲッジスペースを有効活用することができます。容量はフル乗車時で540L、リアシートを倒すことで最大1,600Lまで拡大することが可能です。

さらにAI技術を活用したインテリジェント・パーソナル・アシスタントによって、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる最新の機能が搭載されています。

インテリジェント・パーソナル・アシスタントは、車両に話しかける言葉を任意に設定することができるため、これまでのような決まった言葉でなければ通じないという不便さから開放されました。

モーターならではのパワフルな走りが楽しめるiX1


日本で販売されるX1のパワートレインは、2.0Lの直4ガソリンターボと、66.5kWhのリチウムイオンバッテリーと前後に1基づつ(合計2基)電気モーターを配置するEVの2つで、駆動方式はいずれもフルタイム4WDのxDriveになります。

それぞれのスペックはX1の2.0Lの直4ガソリンターボが、最高出力204PS/5000rpm、最大トルク300Nm/1450-4500rpmで、WLTCモード燃費は12.9km/L。

対するiX1は、1個のモーターの最高出力が140kW(190PS)/8,000rpm、最大トルクは247Nm(25.2kgm)/0-4,900rpmで、システムトータル最高出力は200kW(272PS)、最大トルクは494Nm(50.4kgm)。

0-100km/h加速性能は5.6秒で、一充電あたりの走行可能距離は465kmとなっています。

充電方法は普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応しており、自宅など200V充電の場合は約6時間30分で、急速充電(90kW)の場合は約50分で充電開始時10%の状態から約80%までの充電が完了します。

より性能を高めた先進安全運転支援システム

BMW iX1 xDrive30

X1には、BMWの先進安全運転支援システム「ドライビング・アシスト」が搭載されています。

こちらは高性能カメラとレーダー、高性能プロセッサーにより、高い精度と正確性を持つシステムで、アクティブクルーズコントロール、車線変更警告システム、車線逸脱警告システム、衝突回避・被害軽減ブレーキシステム、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能が含まれています。

またパーキングアシスタントでは、車両が時速35km/h以下で直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、その同じルートをバックで正確に戻る機能も採用されています。

細い道での対向車とのすれ違いで困った際など、安全に元のルートに復帰する必要がある時に便利です。

BMWの新しいコンパクトSUVとなるX1 xDrive 20iの新車価格は556万円〜で、EVのiX1 xDrive 30xラインおよび30 Mスポーツは668万円。

ガソリンとEV には約100万円の差がありますが、新しいiX1にはそれを埋めるだけの魅力が詰まっていると思います。

さらに日本の道路事情でも扱いやすいため、街乗りからロングドライブまでマルチな活躍も期待できそうです。

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文・SUV FREAKS編集部
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