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なぜ、2017年はSUVブームとなったのか?

近年国内だけでなく、世界的にみてもSUVがブームとなっています。その中でも2017年はSUVブームが如実に現れた年でもあります。ではなぜ、2017年なのでしょうか。

更新日2019/03/06

やはり、2017年がブームとして位置付けされた要因としては、本丸であるトヨタのコンパクトSUVであるC-HRのデビューではないでしょうか。

トヨタ C-HRのデビューは正確には2016年12月なのですが、実際に街を走りだしたのは2017年になってからです。

トヨタは国内において、販売店舗数も多く巨額の資金を投じてテレビコマーシャルやネット広告を展開したこともあり、C-HRがみるみる売れていきました。ホンダ ヴェゼルが作り上げた国内のコンパクトSUV市場を完全にトヨタが奪っていった形ですね。ただ、ホンダも負けているわけではなく、C-HRの相乗効果でヴェゼルの売り上げも伸びているようです。

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高級ミニバンが流行し出した時もそうでしたが、トヨタが本気でそのジャンルに参入すると、その市場自体が活性化するようです。トヨタの本気は恐ろしい気もします。

2017年はSUVブームとなったと書きましたが、その中身はほとんどがシティ派SUV。トヨタ ランドクルーザーや三菱 パジェロなどの本格的SUVはそれほど売れ行きが伸びているわけではありません。売れているのはシティ派SUVやクロスオーバータイプのモデルがほとんどということです。

SUVは欲しいけど、そこまでの性能もいらないし、燃費も良い方がいいという考え方で購入検討すると、自然にシティ派SUVになってくるということですね。今までセダンやミニバンに乗っていた方がシティ派SUVに買い替えたという話も良く耳にします。

流行っているので試乗してみたら、背も高くて乗り降りしやすく、意外と取り回しも効くし、扱いやすいじゃないかという結果、購入に繋がるというパターンも多いと思います。

輸入車に関しても、SUVブームは押し寄せています。今までは輸入車というとセダンというイメージが強かったですが、2017年は輸入車のSUVもかなり見かけるようになりました。輸入車のSUVラインアップも増えたのも要因の一つですね。

SUVが売れているので、新しいSUVモデルを登場させるとさらに売り上げが伸びるというパターンが数年は続くと思います。

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