スバル XVの維持費ってどれくらい?
スバル XVは、SUVとしての走行性能を持ちながらも、都会的なデザインとアイサイトによる安全性能を兼ね備えたクロスオーバーSUVです。そんなXVの維持費はどれくらいでしょう?2018年7月に販売されているモデルの維持費について紹介します。
更新日2018/08/31スバル XVってどんなクルマ?
スバル XVは、2012年10月インプレッサXVがフルモデルチェンジされる際に、名称がXVに改められて発売された車種です。XVの初代にあたるGP系は、エンジンは2.0L、駆動方式もAWDのみとすることでラインナップの整理を行いました。
そして、2017年5月のフルモデルチェンジでは、プラットフォームを刷新。エンジンも、2.0Lに加えて、1.6Lが追加され、より幅広い層に対応。AWD制御システム「X-MODE」をXVとして初採用し、SUVとしての悪路走破性もアップさせています。
そして、アイサイトも歩行者保護エアバッグと先進運転支援システム「アイサイト(ver.3)」に進化させ、全車に標準装備されました。
2017年6月29日のスバルの発表によると、フルモデルチェンジ後の受注台数で最も多いのが、最上級グレードの2.0i-S アイサイトでした。そこで、この記事では、2.0i-S アイサイトの維持費についてご紹介します。
XVのスペック
・2.0i-S
全長×全幅×全高:4,465mm×1,800mm×1,550mm
ホイールベース:2,670mm
車両重量:1,440kg
乗車定員:5名
タイヤ:225/55R18
サスペンション:(前)マクファーソンストラット/(後)ダブルウィッシュボーン
エンジン種類:2.0L 水平対向4気筒
最高出力:113kW(154ps)/6,000rpm
最大トルク:196Nm(20.0kgf・m)/4,000rpm
トランスミッション:リニアトロニック(マニュアルモード付)
駆動方式:AWD
JC08モード燃費:16.0km/L
ちなみに、1.6Lモデルの上級グレード1.6i-Lのスペックは以下のようになります。
・1.6i-L
全長×全幅×全高:4,465mm×1,800mm×1,550mm
ホイールベース:2,670mm
車両重量:1,410kg
乗車定員:5名
タイヤ:225/60 R17
サスペンション:(前) マクファーソンストラット/(後)ダブルウィッシュボーン
エンジン:1.6L 水平対向4気筒
最高出力:85kW(115ps)/6,200rpm
最大トルク:148Nm(15.1kgf・m)/3,600rpm
トランスミッション:リニアトロニック(マニュアルモード付)
駆動方式:AWD
JC08モード燃費:16.2km/L
XVのエンジンラインナップは、直噴化された2.0L水平対向4気筒ガソリンエンジンと、フルモデルチェンジで追加設定された1.6Lガソリンエンジンがあります。2.0Lに比べ、経済性で上回ることが1.6Lの魅力です。
2.0i-Sの乗り出し価格
車両価格:2,678,400円(税込)
自動車取得税:66,900円
自動車税(7月登録の場合):26,300円
重量税:22,500円
自賠責保険料(37か月):36,780円
リサイクル料金:12,160円
乗り出し概算額:2,843,040円
2.0i-Sの乗り出し価格は約285万円となります。実際にはこちらに販売諸費用やメーカーオプションなどが加わるので、もう少し乗り出し価格は高くなるでしょう。
ちなみに1.6i-Lは2.0i-Sより乗り出し価格が約40万円安くなります。
では、この2.0i-Sを1年で11,000km乗ると、どれほど維持費がかかるのでしょうか。
2.0i-Sの年間維持費
まずは、2.0i-Sの燃料代から算出します。
燃費をカタログ燃費(JC08モード)16.0㎞/L、無鉛レギュラーガソリン価格を146.2円(2018年6月23日現在の全国平均)として計算すると、年間の燃料代は、11,000km÷16.4km/L×146.2円=100,512円となります。
任意保険は、本人限定、走行距離11,000km、車両保険あり、免許証カラーはブルー、年齢制限あり、対物無制限という条件でシュミレーションしました。21歳以上8等級の場合、30歳以上10等級の場合は以下のようになります。
8等級、21歳以上の場合:約23万円
10等級、30歳以上の場合:約11万円
車両保険を外した場合は、
8等級、21歳以上の場合:約9万円
10等級、30歳以上の場合:約5万円
また、車両価格の安い1.6i-Lでは以下のようになります。
8等級、21歳以上の場合:約22万円
10等級、30歳以上の場合:約11万円
車両保険を外した場合は、
8等級、21歳以上の場合:約10万円
10等級、30歳以上の場合:約5万円
高められた最低地上高と、優れた悪路走破性を予感させる樹脂製フェンダーが特徴的なXVは、スポーティかつアグレッシブなライフスタイルを標榜するユーザーにマッチするよう仕立てられたモデルです。
また、XVは、アイサイトに代表される安全性能や、機械式駐車場でも収まる車高など、SUVでありながら、日常使いのできる1台としても多くの人におすすめできるモデルです。