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日本で購入できるピックアップトラック5選
日本ではほとんど需要がないと思われていたピックアップは、一時どのメーカーでもカタログから姿を消していました。しかし、近年のSUV人気、2017年のトヨタ ハイラックスの復活を契機に、日本国内でもピックアップ需要が高まってきています。そこで、この記事では、正規・並行輸入、新車、中古車問わず日本で購入できる5mクラスのピックアップをご紹介します。 ※2018年9月時点に販売されているモデルについて解説しています。
更新日2018/09/13トヨタ ハイラックス
13年ぶりに復活したトヨタ ハイラックス。ピックアップトラックのみの設定で、従来モデルで、サーフと呼称したワゴンボディの設定はありません。グレードはベーシックのXと装備充実仕様のZが用意され、メカニズムは両グレードとも共通です。
現行モデルのハイラックスは、タイ国で生産される輸入車です。タイと日本のモデルの違いは基本的にはありませんが、塗装や装備の面で日本向けの品質は高められています。
トヨタ タコマ
トヨタ タコマは北米で販売される、トヨタのミドルサイズスポーツピックアップです。初代モデルはハイラックスポーツピックアップとして日本でも販売されていました。
2代目から北米のみで生産されるようになり、2016年に3代目へと進化。パワートレインには2.7L 直列4気筒ガソリンと、3.5L V型6気筒ガソリンが用意されています。
2代目にはTRDのスーパーチャージャー装着車を設定。北米のラリーレイドやオフロードレースで活躍した非常にスポーツイメージの強いトラックです。
日本国内には正式導入されていないため、購入するなら並行輸入車のみ。ディーラーでの整備は受け付けていないので、購入した業者に整備も一任すると良いでしょう。
フォード F-150
アメリカで大人気のフルサイズピックアップがフォード F-150です。フルサイズピックアップの積載性に加え、キャブ、エンジン、荷台の長さ(それにともなうホイールベース長)がそれぞれ選択でき、用途に合う1台が選べます。
エンジンは、ディーゼルターボ、ガソリンターボ、ガソリンをラインナップ。フレームには、アルミニウム製T3フレームを採用し、軽量で頑強なボディを実現しています。
フォードは日本から撤退していますので、購入は並行輸入業者からの購入となります。
三菱 トライトン
三菱 トライトンは、三菱自動車が生産するピックアップトラックです。三菱自動車の世界戦略車の1台で、世界中で販売されています。現行モデルは5代目となり、仕向け地によりL200の名前でも販売されています。
日本では、初代モデルが2006年から2011年まで導入されていましたが、現在の正規販売はありません。
5代目のボディはシングルキャブ、ダブルキャブ、クラブキャブの3種。駆動方式は2WDとパートタイム4WDとフルタイム4WD、オーストラリア仕様には、2.4Lガソリンエンジンと2.4Lディーゼルターボが用意されています。
フルタイム4WDシステムは、パジェロ譲りのスーパーセレクト4WD II。オフロード性能は本格的でアプローチアングル31°、デパーチャーアングル28°を誇り、最大傾斜45°まで傾けても横転しません。
作業用にレジャー用にと幅広い用地に対応可能なことがトライトンの特徴です。
シボレー コロラド ZR2
シボレー コロラド ZR2は、全長212.7インチ(約5.4m)にも及ぶ巨大なピックアップトラックです。オフロードでのスポーツ走行を得意とするラリーカーを彷彿とさせる逞しく獰猛なデザインに惹かれるファンも多いことでしょう。
ZR2はコロラドの中でも、特にスポーツ色の強いシリーズ。エンジンは、3.6L V6ガソリンのほかに直4 2.8Lディーゼルターボも選択できます。ボンネット上にはエンジンに合わせエアインテークやパワーバルジが装着され、現代流アメリカン・マッスル車でもあります。
コロラドシリーズはシボレーのトラックラインナップでは、もっとも小型のシリーズです。日本では持て余しそうなサイズですが、現地では小型ピックアップとして学生に人気です。
このクルマも残念ながら正規輸入はありません。
本格的なオフローダーなら、ピックアップトラックもありですね。紹介したピックアップトラックのなかで、日本で正規販売されているのは、トヨタ ハイラックスのみ。そのほかのクルマは、並行輸入業者や、中古車販売業者で探してみてはいかがでしょうか。