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年収1000万を超えたら乗りたいSUV7選
年収1000万円を超えたら、あなたは自家用車にどれぐらいの予算をかけるでしょうか。一般的に、自動車の購入価格は年収の半分程度が適正と言われますが、可処分所得の多い年収ともなれば、それ以上の予算を割くこともできるでしょう。ここでは、そんなお金持ちな方々におすすめのSUVを7台ピックアップしてみました。
更新日2020/04/30BMW X5
現在、フルラインナップを揃えるBMWのSAV(スポーツアクティビティビークル)の嚆矢となったモデルが、X5です。2000年のデビューで、現在販売されているのは2019年にモデルチェンジを受けた4代目です。
そのなかで、お勧めしたいのは、3代目のF15型。2013年秋にフルモデルチェンジを行ない、日本では2014年から発売をスタートしたモデルで、駆動方式はオンオフともに優れた走行性能を誇る4輪駆動システムのxDriveを採用。
モデルバリエーションは、3.0L 直6ターボディーゼルの35d、3.0L 直6ターボの35i、4.4L V8ツインターボの50i、そして2015年に仲間入りした2.0L 直4ターボ+モーターのプラグインハイブリッドモデル 40eが存在しています。
スタイリングは、ワイドでたくましいフロントデザインやサイドの躍動的なキャラクターラインなど、ダイナミックな印象で、まだまだ古さを感じさせません。
そんなX5の3年落ちの中古車相場は、450〜600万円というもの。走行距離も少なく、ワンオーナー車や良質な程度に出会える確率も高く、さらに800〜1200万円という新車価格を考えると、かなりお買い得なモデルといえるでしょう。
ボルボ XC90
人気のボルボの誇るフラッグシップSUVが、XC90です。初代は2002年から2015年まで生産され続けたロングセラーで、2016年にフルモデルチェンジを行ないました。
2代目はプラットフォームに新開発のSPA(スケーラブルプロダクトアーキテクチャー)を採用した他、ボディ、サスペンション、そして内外装のスタイリングとデザインなど、あらゆる点において刷新を受けたブランニューモデルでした。
なかでも特徴的なのは、北欧神話に登場するトールハンマーをモチーフにしたT字型のデイライトを備えたヘッドライトデザインで、それ以降のすべてのラインアップに同様のモチーフが採用され、プレミアム化が進みました。
日本で販売されるXC90のパワートレインは、スペックの異なる2.0Lの直4ターボのT5、2.0L直4ターボにスーパーチャージャーを追加したT6、そしてT6エンジンに電気モーターをプラスしたPHEV、さらに2019年より2.0Lの直噴ターボディーゼルのD5が用意されています。
乗車定員は7名。駆動方式は、全車フルタイム4WD。各グレードにエアサスペンションが、オプションで用意されています。
そんなXC90の新車価格は、810〜1350万円。3年落ちの中古車となれば、およそ400〜700万円で流通しています。
電気自動車は不安..という方にはPHEVがおすすめ! ボルボのSUV XC90 T8 Twin Engine AWD を紹介
レンジローバー ヴェラール
英国を代表するSUVの草分けランドローバーの上級ブランドが、レンジローバーです。ヴェラールは、イヴォークとスポーツの中間に位置する存在で、2017年に登場した新しいモデルです。
アルミ素材を多用した軽量なアーキテクチャーは、同じグループのジャガーFペイスと共用。搭載されるパワートレインは、出力の異なる2種類の2.0L 直4ターボに、2.0L 直4ターボディーゼル、3.0L V6ターボ、さらに2020年に追加されたSVオートバイオグラフィ・ダイナミックエディション用の5.0L V8をラインアップしています。
イヴォークがスポーティかつモダンな雰囲気を持つのに対し、ヴェラールのスタイリングはスポーティながら落ち着きを感じさせるもの。2017年に発売されたばかりとあって、まだまだ中古車市場ではこれからというモデルですが、それだけに目立てること請け合い。現在の中古車相場は、450〜800万円となっています。
ランドローバー レンジローバー ヴェラールってどんなクルマ?
ポルシェ カイエン
あのポルシェが、2002年に発売した初のSUVモデルがカイエンです。現在、販売されているのは、2018年にフルモデルチェンジを行なった3代目で、ベースグレードからハイスペックなカイエンターボまでをラインアップ。価格は、軒並み1000万円オーバーで、カイエンターボにいたっては、2000万円近いプライスタグがついています。
そんなカイエンを狙うなら、2010年から発売されている2代目モデル。なかでも2015〜2018年に販売されていた後期型がおすすめです。
内外装ともに洗練された印象の後期型は、もっとも古いモデルでも5年落ちで、状態の良い個体も多いので、好みの1台を見つけることができるでしょう。
気になる中古相場は、およそ450〜1000万円。価格帯にばらつきがあるのは、カイエンターボやターボSが含まれるためです。
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メルセデス・ベンツ Gクラス
そのルーツは軍用車にまでさかのぼることができるメルセデス・ベンツのGクラス。初めて世に登場したのは1970年代、以来いくつかのマイナーチェンジを行ないながらも現在まで販売され続けるロングセラーモデルです。
スクウェアなフォルムや悪路での圧倒的な走破性能など、タフで堅牢なSUVの代名詞的な存在です。
そんなGクラスがついに2018年フルモデルチェンジを敢行。デザインはキープコンセプトながら、アルミ素材によるボディの軽量化やATの9段化、安全装備の追加など現代的にアップグレードされています。
現在、Gクラスは中古車市場でも非常に人気が高く、良質な個体数も限られているので、つねに高値安定で取引されている状況。500〜800万円で狙うのであれば、5年落ちから10年落ち前後の中古車がターゲットになります。
アウディ Q5
Q7に続くアウディ2番目のSUVモデルとして、2008年にデビューしたのがQ5です。縦置きFF用プラットフォームであるMLBプラットフォームを採用し、悪路を走るうえでの理想的なアプローチアングルを実現した、バランスの良いSUVとして人気を博しました。
またドライブトレインやシャシー、2.0L 直4エンジンのパワートレインなどは、後に登場するポルシェ マカンにも流用されたことからも、実力の高さがうかがえます。
現在、発売されているのは2016年のパリサロンでお披露目された2代目で、およそ8年ぶりとなるフルモデルチェンジを敢行。現在のラインアップは、2.0L 直4インタークーラー付きターボと2.0L 直4インタークーラー付きターボディーゼルの2種類。それぞれに、スタンダードとスポーツというグレードが設定されます。
新車価格は649〜727万円。中古車相場は450〜700万円とレンジが広くなっており、なかには掘り出し物といった個体も存在しています。
ジャガー Fペイス
2013年のフランクフルトショーで参考出品された、コンセプトカー「C-X17」をベースに開発が進められたジャガーFペイス。
アルミ製のモノコックボディを採用したクロスオーバーSUVで、エクステリアのデザインはアストンマーチンDBシリーズやV12ヴァンキッシュを手がけたイアン・カラムが担当しています。
市販モデルは、2015年のフランクフルトショーで発表され、翌年から日本での販売を開始。ジャガーのスポーツモデルを彷彿とさせるスタイリッシュなデザインと、同社が開発したINGENIUMという新型ディーゼルエンジンを採用し、SUVながらもキビキビとした走り味を味わえます。
グレードは、ベーシックな”ピュア”、レザーシートなどの豪華装備が奢られる”プレステージ”、スポーティなエクステリアの”Rスポーツ”と、最上級グレードの”ポートフォリオ”の4つ。
パワートレインは、2.0L直4ガソリンターボと2.0L直4ディーゼルターボに加え、3.0L V6スーパーチャージャーと5.0L V8スーパーチャージャーが用意されています。
新車価格は600万円台後半をボトムに、SVRの1300万円超まで、幅広い設定。いっぽう中古車相場は、400〜700万円台となっているので、アンダー600万円で状態の良い個体を見つけることができます。
年収が1000万円ともなれば、上記以外にも選択肢は広がると思いますが、人気のSUVであれば数年後の乗り換え時にもそれなりの査定額が期待できるので、決して高い買い物にはならないと思いますよ。