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電気自動車は不安..という方にはPHEVがおすすめ！ ボルボのSUV XC90 T8 Twin Engine AWD を紹介
ボルボの高級SUV、XC90 T8 Twin Engine AWDは、ガソリンエンジンとモーターという2つのユニットを組み合わせた、PHEV(プラグインハイブリッド)モデルです。EV(電気自動車)の普及も進んではいますが、長距離を走る機会が多い方にとっては、充電設備の面など不安な点があるはずです。そこで今回は、PHEVであるボルボ XC90 T8 Twin Engine AWDの魅力や特徴を紹介します。
更新日2019/10/23ボルボから最高級の贈り物
2016年に二代目へとフルモデルチェンジしたXC90ですが、エクステリアはより一層洗練された、美しい北欧デザインに生まれ変わりました。
安定感のある直線と優雅さや高級感を演出する曲線の見事な融合は、一見シンプルに思えるフォルムでありながら、知性と造形美を感じさせる、実に印象に残るデザインです。凝った造形や複雑な面構成などの過度な演出はなく、かといって個性のないものでもありません。
フロントマスクを見ると、直立したグリルや印象的なフェンダーアーチのプレスラインで力強さを演出しつつ、北欧神話のトールハンマーをモチーフとしたLEDデイタイム・ランニング・ライトによって、表情を豊かにしています。
XC90はどの角度から見ても「ボルボ」のアイデンティティを感じ、またオーナーになる歓びも満たしてくれる、そんなモダンでセンスの良さを感じさせるデザインです。
今回ご紹介するXC90 T8 Twin Engine AWDのボディサイズは、全長:4,950mm×全幅:1,960mm×全高:1,760mm、ホイールベース:2985mm、車両重量は2,320kgとなります。
タイヤサイズは275/40R 21(前後共)となります。ベースグレードのT5 AWD Momentumのタイヤサイズは235/55R 19ですから、T8は特にシティユースや長距離での移動をメインとしたモデルであることが分かります。
高貴な気持ちにさせてくれるインテリア
XC90 T8 Twin Engine AWDの内装に目をやると、エクステリア同様非常に洗練された雰囲気を感じ取ることができます。
直線を基調としたインパネは落ち着いた印象を与えるとともに、メタル仕上げのエアベントやトリム類の縁取りで高級感を演出しています。シフトノブは、スウェーデンのクリスタルガラスブランドである「オレフィス社」製のクリスタルによるもので、宝飾品のような美しさと機能性が表現されています。
トリムに使用されているウッド・パネルは、合成素材ではなく天然の木材を使用しており、過度な加工はせずに木目の美しさをそのまま活かしたデザインに仕上げられています。これは、本物だけが持つ味わいと質感を提供するだけでなく、環境負荷の低減にも配慮されたラグジュアリーであることを示しています。
車両に関するほとんどの機能や装備の操作は、ダッシュボード上の9インチタッチスクリーンにて行います。また運転にかかわる主要な情報は、12.3インチのデジタル液晶ドライバー・ディスプレイに表示されます。さらに、ドライバーにとって特に重要な情報を車両前方に投影するヘッドアップ・ディスプレイも備わっています。
これら先進的な装備すべても、厳選されたマテリアルと質感に違和感なく溶け込み、XC90のドライブを快適で心地よいものにしてくれます。
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パワフルなツインエンジンは強い味方
XC90 T8 Twin Engine AWDに搭載されるガソリンエンジンは、2.0L 直列4気筒DOHCとなり、低回転域はスーパーチャージャーで、中回転域以上はターボチャージャーで過給されます。エンジンの最高出力は233kW(318ps)/6,000rpm、最大トルクは400Nm(40.8kgm)/2,200rpm-5,400rpmとなります。
このエンジンに組み合わせられるモーターは、前後1機ずつあります。それぞれの最高出力は(前)34kW/2,500rpm、(後)65kW/7,000rpm、最大トルクは(前)160Nm/0-2,500rpm、(後)240Nm/0-3,000rpmとなります。このパワーユニットには電子制御式8速ATが組み合わせられ、駆動方式はフルタイム4WD(AWD)となっています。
搭載されている2.0Lのガソリンエンジンだけでも十分パワフルですが、それに加えてパワーと瞬発力のある電気モーターの駆動力を必要に応じて後輪に送り、2トンを超す車両を軽々と加速させていきます。さらに電気モーターだけでも35.4kmの距離を走行することができ、燃費(JC08モード)は15.3km/Lと、ボディサイズや車両重量を考えると、かなり良い数字になります。
サスペンション形式はフロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンク式となっていますが、T8には電子制御式4輪エアサスペンションが装備されています。これにより、乗車人員や荷物の量にかかわらず、走行中の地上高を一定に保つことができますし、ラゲッジスペース内のボタンを押すだけで車高が50mm下がるため、重い荷物もラクに積むことができます。
さらに電子制御ダンピングシステムとの組み合わせにより、路面の状態やドライビングスタイルに合わせてきめ細かに減衰力を調整することができ、快適性と操縦性を高い次元で両立することができます。
もちろん先進の安全装備と、安全にこだわるボルボならではの衝撃吸収システムによって、安全で快適なドライブを楽しむことができます。
ボルボXC90 T8 Twin Engine AWDは、高級SUVとして非常に完成度の高い、魅力的なモデルです。北欧ならではのデザインセンスを感じながら、優れたパフォーマンスと快適な乗り心地をぜひ味わってみてください。