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C-HRvsヴェゼルvsCX-3、最も荷室の広いのはどれ?

現在、自動車市場で人気となっているクロスオーバーSUV。なかでも、販売台数が増え続けているのが、排気量2.0L以下のコンパクトクラスです。

更新日2020/10/07

C-HRvsヴェゼルvsCX-3

SUVならではのスタイリングと、背の高いことからくる視界の広さ、さらにコンパクトカーの経済性と使い勝手を備えていることで、セダンやミニバンそしてハッチバックからの乗り換えも多いコンパクトクロスオーバーSUVは、日常使いではもちろんのこと、アウトドアやレジャーでも活躍できる荷室容量を求めるユーザーは少なくありません。

そこで、このクラスの人気を支えるトヨタ C-HR、ホンダ ヴェゼル、マツダ CX-3の3台をチョイス。広さを含めた荷室の使い勝手を調べてみました。

※2018年9月現在に販売されているモデルについて解説しています。

荷室の広さ比較

トヨタ C-HR
■C-HR
荷室長:770mm(通常時)/1,825mm(2列目シートを倒したとき)
荷室幅:960mm(最小)/1,400mm(最大)
荷室高:650mm
荷室容量(VDA方式):318L ※1

ホンダ ヴェゼル
■ヴェゼル(FF/ハイブリッド)
荷室長:800m(通常時)/1,680mm(2列目シートを倒したとき)
荷室幅:980mm(最小)/1,180mm(最大)
荷室高:830mm
荷室容量(VDA方式):404L ※1/393L ※2

マツダ CX-3
■CX-3
荷室長:690mm(通常時)/1,620mm(2列目シートを倒したとき)
荷室幅:860mm(最小)/990mm(最大)
荷室高:720mm
荷室容量(VDA方式):350L ※1/203L ※2
※1は、アンダーボックスまたはサブトランクを含む数値
※2は、アンダーボックスまたはサブトランクを含まない数値

気になるのは、C-HRの荷室高の低さです。スポーティなクーペデザインのため、後方に向かってルーフが傾斜しており、ハッチゲート直前ではさらに低くなっています。

最も荷室高が高いヴェゼルとは180mm、CX-3とくらべても70mmの差があり、窮屈な印象は否めません。

とはいえ、2列目を倒した際の奥行きでは、3車のなかでもっとも長く、横倒し厳禁の荷物でなければ、積載性は数値ほど悪くありません。

荷室幅は、C-HRとヴェゼルが近く、CX-3が劣ります。容量で比べても、ヴェゼル(404L)の優秀さは群を抜いています。これはベースとなったフィットの利点であるセンタータンクレイアウトによるもので、C-HRとCX-3にはまねのできないポイントです。

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シートアレンジ比較

シートアレンジに関しては3車とも6:4分割可倒式であり、そう大きな差はありませんが、ヴェゼルには、後部座席の座面をはね上げることで、後部座席の前に高さのある収納スペースを生み出す「チップアップ機構」が採用されています。

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荷室の快適装備比較

それぞれの荷室には、工具や洗車道具を入れることができるラゲッジアンダーボックスが装備されています。

ラゲッジアンダーボックスの容量は、ヴェゼルが13L なのに対しCX-3は最大で147L。C-HRのアンダーボックスはスペアタイヤ用スペースを利用したもので、容量は未公表です。

アンダーボックス関連では、荷室とサブトランクを仕切るフレキシブルボードの位置を上下させることで、荷室とサブトランクそれぞれの容量配分を変えることができるCX-3は、狭いなかでいかに使い勝手を高めるかが良く考えられた設計になっています。

その他にC-HRは、デッキフックを4ヵ所、デッキサイドに買い物フックを2ヵ所、ラゲージルームランプ、パッケージトレイ(Sグレード、S-Tグレードはトノカバー)。

ヴェゼルは、タイダウンフック4ヵ所、ラゲッジルームランプ、ラゲッジルームハードボード(ハイブリッドZ、RS系のグレードのみ)。

CX-3は、トノカバーとラゲッジルームランプが標準装備となっています。

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今回の3台は、コンパクトクラスなので、荷室容量にも限度が生まれています。各メーカーのエンジニアは、そのなかでいかに広く、使い易くするかにアタマをのひねっています。実車に接して、自身の目で確認すると、スペックだけではわからない発見があるかもしれません。

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