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ランボルギーニ ウルスに乗ってみた!結局どんなクルマなの?

いよいよここ日本においてもオーナーのもとへ納車が開始された、ランボルギーニの最新モデル「ウルス」。昨今のSUVブームに乗る形で作られたこのモデルですが、ランボルギーニらしさは残っているのでしょうか?納車に先立って、イタリアから到着したてのこの車を早速試乗する機会に恵まれたので気になるその性能についてお伝えします。 ※2018年10月時点に日本で販売されているモデルについて解説しています。

更新日2019/02/27

ウルス エクステリアはコンセプトカーをキープ…その特長

コンセプトカーからそのままの意匠が引き継がれた珍しい例と言えます。どこに注目しても最新のランボルギーニの流儀に則って作られていることが分かります。

少々ボディが縦に大きいですが、角を強調したデザインを上下に二分割すれば上半分がアヴェンタドールと瓜二つです。他社のSUVとのもっとも大きな違いは、やはり全高の低さでしょう。それを強調するかのようにリアに向かって急降下していくルーフラインは見事です。

 

最新デバイスで走行を最適化…インテリアの特長

コックピットに潜り込めば、他のランボルギーニと同様真っ赤なエンジンスタートボタンが目に留まります。そして、その隣には見覚えのないレバーと小さな文字がSUVであることを主張しています。これが最新デバイスを適切に統合制御する「Tamburo」と呼ばれるドライビング・モードの切替スイッチです。

「STRADA(公道)」「SPORT(スポーツ)」「CORSA(レース)」に加えて、SUVらしい「SABBIA(砂漠)」「TERRA(オフロード)」「NEVE(雪道)」が選択可能となっています。選択されたモードに応じてエンジン出力特性や4WDシステム、サスペンションが最適に変化します。

 

乗ってわかったウルスの走行性能

走行性能について、試乗により得られた感想を交えながらお話しします。

4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンから放たれる650hpの最高出力と850Nmの最大トルクは紛れもない事実で、その気になれば決して軽いとは言えないウルスの巨体をわずか3.6秒で時速100キロまで加速させることができます。そのままアクセルを踏み続ければ、あっという間に305km/hの最高速へと到達します。決してオーバーな表現ではなくほとんどのスポーツカーが敵わないほどの圧倒的な加速力です。

そんな動力性能を適切に制動するために、フロントは巨大な10個のアルミニウム製ピストンブレーキキャリパー、リアは6個の鋳鉄製ピストンキャリパーとカーボン・セラミックブレーキディスクが装備されています。このブレーキの制動力は適格かつコントローラブルで、大柄なボディをたやすく停車させます。

 

4WSも採用されているサスペション&足回りの特徴

ランボルギーニということで速さばかりが取りざたされてしまいがちですが、走り出してすぐに気づくのはその乗りやすさです。4WSが採用されているおかげで、旋回半径も小さく街中での取り回しは想定外に楽です。アダプティブエアサスペンションの制御も秀逸で、走行モードに応じて明確に異なる乗り味を提供します。

 

ウルスの新車価格

最新のランボルギーニ相応しく価格も決して安くはありません。新車価格は2,607万5,736円(税抜き)と高価ではあるものの、それに見合った存在感、性能、快適性は十分に持ち合わせていると言えます。

各種税金やオプションを考慮すると乗り出し価格は3,000万円を軽く超えます。それでも納車は2年半待ちの状態となっており、その人気が本物であることが伺い知れます。

 

間違いなく最速・最強のSUVである一方で気になる点も…

ここまでいいところばかりを挙げましたが、試乗してみて気になった点もあります。それは、他のモデルと異なりトランスミッションがトルコンATである点です。トランスミッションは車の性格を位置づける重要なパーツです。エンジンはスーパースポーツ並みの性能を有しているもののトルコンATにより若干スポイルされており、シフトショックが大きいことにも少々気になりました。今後のアップデートにも期待したいところです。

 

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