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MTタイヤ、ATタイヤなどSUVに乗るなら知っておきたいタイヤ用語

現在、大人気のSUVは、スタイリッシュかつ快適な運動性能に加え、悪路走破性も兼ね備えたまさに万能選手。その人気も、うなずけるところです。そんなSUVには、セダンやスポーツカーにはないタイヤ用語があります。ここでは、SUVに乗るうえで知っておきたいタイヤ用語について解説します。

更新日2018/11/21

タイヤの種類

・MTタイヤ

MTタイヤ

MTは、MUD TERRAIN(マッド・テレーン)の略で、MUDは泥、TERRAINは地形という意味。未舗装の不整地や泥濘地を走るために、悪路走破性を高めたタイヤです。溝やパターンが大きいものが多く、見た目からも悪路走破性の高さが感じられます

・ATタイヤ

ATタイヤ

ATは、ALL TERRAINの略。MTタイヤほどではありませんが、悪路走破性もある程度もたらされており、舗装路などにも対応します。いわば全地形対応の万能タイプです。

・HTタイヤ

HTタイヤ

HTは、HIGHWAY TERRAINの略。高速走行も可能な静粛性とグリップ性能、ウェット性能を備えており、舗装路での走行に適しています。オフロードを走らないというユーザーにおすすめです。

・スタッドレスタイヤ

スタットドレスタイヤ

かつては積雪地などを走る際に、スタッド(鋲)を打ったスパイクタイヤを用いるのが常でしたが、積雪のない場面ではアスファルトを削ってしまうほかその粉塵で健康被害などが起きるというデメリットがありました。そこでこのスタッドをなくしても積雪地を走れるよう開発されたのがスタッドレスタイヤです。溝が深くなっているだけでなく、低温域でも硬化しにくいコンパウンドを使用しており、グリップ力を保ちます。

・ランフラットタイヤ

タイヤのサイドウォールや内部の構造を強化し、完全に空気が抜けた状態でも、ある程度の距離を走れるように設計されたタイヤで、輸入車で多く採用されています。これによりスペアタイヤを載せる必要がないなどのメリットが生まれます。

 

知っておきたいその他の用語

・ホワイトレタータイヤ

タイヤのサイドウォールに描かれたメーカーロゴが白く塗装されているタイヤ。これがホワイトレタータイヤです。文字でなく、白いラインをあしらったホワイトリボンタイヤというのもあります。現在ではあまり作っているメーカーはないのですが、グッドイヤーなど一部メーカーによって販売されています。

・インチアップ

インチアップとは、タイヤの外径を変えずにリム(ホイール)径を大きくすることで、タイヤを偏平化するカスタムの一種です。これにより、見た目の迫力や、ハンドリング、グリップ性能の向上などが見込めるケースがあります。ただし、乗り心地や燃費などに悪影響が出る場合があるので、過剰なインチアップはオススメしかねます。

 

タイヤのサイズの見方

・タイヤ幅

タイヤのサイドウォールに様々な数字が記載されていますが、ここでタイヤ幅など、各種データを知ることができます。

たとえば、185/60/R18という表記があった場合、タイヤ幅は、一番左の大きな数字(185)になります。

・偏平率

扁平率は、タイヤ幅の隣にある数字です。前述の例では扁平率は60です。

・ラジアル構造

ラジアル構造は、タイヤの内部にあるカーカスがタイヤの中心から放射線状に配置されている構造のことを指します。ラジアル構造であることは、一番右の数値(R15)のRが示しています。

・リム径

リム径は一番右の数字、例の場合だと18がそれにあたります。つまり18インチサイズのタイヤという事になります。

・ロードインデックス(LI)

タイヤサイズの横に、ロードインデックスが記載されています。これはそのタイヤが耐えられる最大荷重の数値を示しています。仮に91とあれば、615kgまで耐えられる、ということになります。

・速度記号

ロードインデックスの横にあるアルファベット、これがそのタイヤが対応できる最高速度を示しています。アルファベットが示す速度は以下のようになっています。

L=120km/h、N=140km/h、Q=160km/h、S=180km/h、T=190km/h、H=210km/h、V=240km/h、W=270km/h、Y=300km/h、Z=240km/h以上

 

タイヤひとつとっても、様々専門用語がありますよね。是非愛車のタイヤをチェックしてみてください。これまで気づかなかったそのタイヤの性能に改めて気づく事があろうと思います。クルマの性能に大きく関わるのがタイヤ。私達の命を乗せて走るものですから、自分の使用状況に合ったタイヤを使用したいですね。

 

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