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エスクードとCX-3、荷室の使い勝手がいいのはどっち?

ボディサイズがほぼ同じスズキ エクスードとマツダ CX-3。今回は、この2台のクロスオーバーSUVの、荷室の広さやシートアレンジ、快適装備を比較します。どのような違いがあるのでしょう。 ※2018年11月に新車販売されているモデルについて比較しています。

更新日2018/11/28

エスクードのほうが荷室が広い!?

スズキ エスクード 1.4ターボ

エスクードの荷室長は、通常時785mmで、2列目シートを倒した状態で1,415mm。荷室幅は最も広い部分で1,423mm、荷室高は871mm。

荷室容量は、後部座席を倒さずに、ラゲッジボードを外した状態で375L(VDA方式)となっています。

開口部が広めに設計されていることもあり、荷物の積み込み、積み降ろしを効率的に行うことが可能です。

マツダ CX-3

一方、CX-3の荷室長は、通常時で690mm、2列目シートを倒した状態で1,260mm。荷室幅はもっとも広い部分で990mm。荷室高はフレキシブルボード上段からトノカバー中央下端部までが350mm。トノカバー無しの荷室高は数値がありませんが、開口時のルーフからバンパーまで距離が720mmとなっていることから、荷室高はエスクードよりも低そうです。

荷室容量は、350L(VDA方式:ボーズ未装着車サブトランク含む)です。

こうして比較してみると、エクスードのほうが荷室長、荷室幅、荷室高ともに優れ、荷室量も多いことが分かります。

どちらも後部座席を倒すことができ、大きな荷物を積み込む場合には、荷室を拡大できる点は便利です。

 

シートアレンジに大きな違いはない

エスクード 2017

エスクードの後部座席は、6:4分割可倒式となっており、シートアレンジは、大きく4つあります。

1つ目は、後部座席シートバックをすべて倒した状態で、ラゲッジボード上段を使用する方法。後部座席とラゲッジボードがほぼフラットになり、大きな荷物が積みやすくなります。

2つ目は後部座席のシートバックを片側のみを倒して、ラゲッジボード上段と合わせて荷物を置く方法。スノーボードなどの長尺物を積みながら3人乗車ができます。

3つ目はラゲッジボードを下段にセットしてラゲッジサイドの仕切り板を外す方法。荷室の広さが最大となり、9.5インチサイズのゴルフバックを横置きで2つ積むことが可能です。

そして4つ目は、後部座席を使いながらラゲッジを使う方法です。ラゲッジボードを上段にセットすれば、その下にも荷物を積み込むことができます。

 

マツダ CX-3 シートアレンジ

CX-3の後部座席も6:4分割可倒式シートが採用されています。シートアレンジは、エスクードと同様ですが、幅が狭いため、ゴルフバックを横に倒すような使い方では荷物の長さに制限があります。

どちらも、6:4分割可倒式シートで、フレキシブルボードを装備しているなど、使い勝手に大きな違いはありません。

 

荷室の快適装備にも大きな差はない

エスクードの荷室に設けられている快適装備には、ラゲッジルームランプやアクセサリーソケット(ラゲッジサイドに装備)などがあります。

トノカバーの役割を果たすラゲッジシェルフは、取り外し可能。ラゲッジサイドの仕切り板を必要に応じて取り外すことで、長さのある荷物を横向きで置くことができます。外した仕切り板はラゲッジシェルフの裏側に収納できます。

CX-3には、ラゲッジルームランプと取り外し可能なトノカバーを標準装備。電源ソケットは、フロントコンソールに装備されます。

どちらも、荷室の快適装備にも大きな差はありません。

 

エスクードとCX-3の荷室の比較では、エスクードのほうが広いという結果になりました。シートアレンジや機能に大きな差はありません。

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