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7人乗りCR-Vの居住性をチェック
2018年8月に、国内市場で復活したホンダ CR-V。5代目となる新型は、日本国内で数少ない3列シート7人乗り仕様が設定されている、クロスオーバーSUVとして注目されています。今回は、新型CR-Vの7人乗り仕様のインテリアに焦点を当てて、その居住性について解説します。 ※2018年11月時点に販売されているモデルについて解説します。
更新日2018/11/29
最廉価グレードEXでも装備が充実
3列シート7人乗り仕様は、1.5Lのガソリンターボモデルに用意されています。グレードは、EXとEX マスターピースの2つで、EX マスターピースが上位機種にあたります。
EXのインテリアには、本革巻ステアリングホイールが装備されているほか、インパネ、センターコンソール、ドアガーニッシュに、リアルウッドを感じさせる木目調パネルが用いられ、ドライバーに高い満足感を与えます。
スライド/リクライニング/ハイト(前後)を電動で調整が可能な運転席の8ウェイパワーシートには、4ウェイタイプの電動ランバーサポートも装備。ステアリングのテレスコピック&チルト機構と合わせて、体型に合わせた適切なシートポジションを取ることができます。
また運転席と助手席には、シートヒーターも装備されており、寒冷地でも快適にドライブできます。
EXマスターピースには、上記の装備に加え、助手席4ウェイパワーシート(スライド/リクライニング)や開放感のある電動パノラミックサンルーフ、手が塞がっていても開けられるハンズフリーパワーリヤゲートが標準装備されます。
ゆったりとくつろげる後部座席
2列目シートは、前後スライド機構付きの6:4分割式。中央席にはカップホルダー付き大型センターアームレストが装備されます。
背もたれと座面は、先代モデルに比べてそれぞれ30mmづつ大きくしたほか、サイドサポートにも厚みを持たせてホールド性を向上。さらにレッグルームも先代モデルに比べて50mm延長し、足元スペースにも余裕をもたせました。
この2列目シートは、女性でも簡単に跳ね上げることができるタンブルシートで、3列目へ乗り込みやすくなっています。
3列目シートは、フロアやルーフの寸法を突き詰めた設計によって、頭上空間、膝回り、足元スペースが確保されていることに加え、リクライニングも可能で、見た目以上の快適性を持っています。
3列目のシートバックは前方に倒れる構造で、ラゲッジルームのフロアボードを上段にセットすることで、フラットな床面にすることができます。
収納スペースも豊富
新型CR-Vは収納スペースが充実しています。前席には、折りたたみ傘などが収納できるフロントドアポケットや、可動式の大型トレーの位置を変更することで3つに使い分けができるセンターコンソールボックスが装備されています。
そのほかにも、後部座席に乗車している家族の状態を確認できる室内確認用ミラー付サングラスボックス、視線移動をすることなく飲み物の容器を取り出せるコンソールカップホルダー、USBジャック(フロント1、リア2)なども装備されます。
後部座席にも収納スペースは確保されています。リアドアポケットが用意されているほか、運転席と助手席のシートバックポケットには大型のタブレッドが収納できるほどのスペースがあり、利便性が高いです。
ファブリック、本革シートを用意
EXとEXマスターピースの大きな違いは、室内に用いられる素材です。EXのブラックのファブリックシートに対し、EXマスターピースには、本革シートが与えられ、カラーもブラックまたはブラウンの2色から選択できます。
EXのシートは、シート表皮とクッション材を一緒にエンボス加工し、立体感を持たせたデザイン。多色の糸を織り上げたブラックカラーは独特の色合いを表現しています。
一方、EXマスターピースの本革シートはシート表皮とクッション材を一緒にキルティング加工することで立体感を持たせているほか、機能的なパンチングを全体的に施しながらキルティング部位をパンチングレスデザインとする事でステッチが美しく映えるシートとなっています。
走行面での装備内容は両グレード変わらないため、本革シートや大型サンルーフが欲しい方は上級グレードのマスターピースを選ばれると良いと思います。
世界戦略車として質感を上げて日本に帰ってきた新型CR-V。国産SUVで数少ない7人乗り仕様が1.5Lガソリンターボモデルにラインナップされていることは、ライバルに対するアドバンテージとなっています。
価格は、EX(FF/7人乗り)が、342万1,440円。ナビ等必要な物はほぼ標準装備されているため、他車と比較しても乗り出し価格に大きな差はありません。
新型CR-Vが気になるという方は、お近くのホンダーディーラーに足を運んで、ご自身の目で実車を確かめてください。