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デリカD:5シャモニーって、どんなクルマ?
2018年11月21日から新型の予約注文がスタートし、話題となっているデリカD:5。先代は、2007年から2018年まで販売された息の長いモデルでした。その販売期間中、デリカD:5には数々の特別仕様車が登場。なかでも有名なのは、登場年からほぼ毎年のように発売されたCHAMONIX(シャモニー)です。この記事では、2017年に販売されたモデルをベースに、シャモニーを解説します。
更新日2018/12/17シャモニーの名前の由来
シャモニーは、もともと三菱自動車が販売する車両の冬の特別仕様車として企画された名前で、当初はデリカ スターワゴンやスペースギアにも用意されていました。その名称は、モンブランの麓にあるフランスのリゾート地から取ったもので、登場した年の秋から毎年のように設定されました。
ちなみに、2018年春にはジャスパー(JASPER)という特別仕様車も設定されていますが、これは夏のアウトドアレジャーシーンを想定した特別仕様車であり、その名称はカナダのカナディアンロッキー内にあるジャスパー国立公園に由来しています。
2017年のシャモニーの特長
2017年10月に発売されたシャモニーは、デリカD:5発売10周年を兼ねたもので、それまでのシャモニーよりも充実した装備が特徴です。
エクステリアとインテリアは、白銀の世界をイメージしたもので、冬の特別車らしい装備が施されるとともに、発売10周年を記念した10th Anniversaryのロゴをボディサイドと、センターパネル部に配しています。
ベース車は、クリーンディーゼルエンジン搭載グレード、D-Power package(8人乗り)です。
スクエアで逞しいエクステリア、環状骨格構造のリブボーンフレームにより高い安全性を実現したボディ。そして路面状況や走行状況に応じて駆動力配分を適正化する電子制御4WD、ラフロードでも優れた走破性を発揮する最低地上高と対地障害角、多彩なシートアレンジと豊富な収納スペースなどは、デリカD:5と同様です。
足元を引き締めた、力強い印象のエクステリア
まずエクステリアは、ホイールを18インチとしダーククローム調塗装とすることで、足元を引き締め、力強い印象としたほか、テールゲートにCHAMONIXのエンブレムを装着。
ウインカー付電動格納式リモコンドアミラー、アウタードアハンドル、フォグランプベゼルにメッキを施したほか、リアのガーニッシュをクリアタイプとし、上質感を高めています。
ボディカラーは、ウォームホワイトパール、ダイヤモンドブラックマイカ、ウォームホワイトパール/スターリングシルバーメタリック(特別色)の3色展開となっています。
機能性と上質感を高めたインテリア
インテリアは、ブラックを基調にシルバーを効果的に配しました。シートは、撥水機能を付加した専用スエード調人工皮革で、シルバーステッチがアクセントになっています。
汚れや水を拭き取りやすく、かつ手触りが良い生地に、立体的なボーダーキルティング形状を組み合わせたシートは、冬のスキーやスノーボードだけでなく、サーフィンやキャンプなどにも便利なシートとなっています。
そのほかにも、アッパーグローブボックス、パワーウインドウスイッチパネルにピアノブラックを採用、ルーフビームガーニッシュにはホワイト照明を採用するとともに、フロントのルームマップランプを大型化。さらにアクセルとブレーキにアルミペダルを装着するなど、質感を向上させています。
ベースのD-Power packageではオプションのスライド、リクライニング、ハイト、チルト機能を備えた運転席パワーシートが標準装備です。
■特別仕様車シャモニー(CHAMONIX)のスペック
エンジン:2.2L DOHC 16バルブ4気筒コモンレール式DI-Dクリーンディーゼル
トランスミッション:NVECS-II6速スポーツモードA/T
駆動方式:4WD
車両価格:383万4,000円(MMCS装着車)、365万6,880円(MMCS非装着車)
シャモニーはただでさえアウトドアテイスト満載のデリカD:5を、数々の装備によって、よりアクティブな仕様にしています。アウトドア志向のユーザーにとってオススメの1台です。ただし、2018年は新型がデビューしたこともあり、特別仕様車は用意されず、現在、手に入れることができるのは中古車のみです。
新型はフェイスリフトがメインの改良ですから、中古車のシャモニー狙いも、1つの選択肢として考えてもいいのではないでしょうか?