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RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したSUV・ミニバン4選
2018年11月14日にRJCカー・オブ・ザ・イヤーが発表され、今年は三菱のコンパクトSUV、エクリプスクロスが受賞しました。これまで28回開催されてきたRJCカー・オブ・ザ・イヤーのなかで、イヤーカーに輝いたSUVとミニバンを紹介しましょう。
更新日2018/12/17第4回 1994年~1995年次受賞車 ホンダ オデッセイ
ミニバンが初めてRJCカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、1994年10月発売のホンダ オデッセイでした。
4ドアセダン、アコードのプラットフォームを用いて開発されたミニバンの初代オデッセイは、全高1,645mmという低ルーフが特徴。ただし低床設計によって、ワンボックスのようなゆとりある空間と、セダンのように走って気持ちの良い性能を両立していました。
ワンボックスカーのスペースユーティリティに3列シートを備えたオデッセイは、大ヒットとなり、低床、低ルーフミニバンのブームをつくりました。
第24回 2015年次受賞車 スズキ ハスラー
2014年1月に発売され、軽トールワゴンとSUVをかけ合わせた新しいジャンルの軽自動車として登場したハスラー。
色に対する配慮や充分な快適性、動力性能といったハード面と、ユーザーに夢を与えてくれるクルマであり、1人でも多人数でも楽しめる懐の深さと新鮮さというソフト面が評価され、2015年次のイヤーカーに選出されました。
トールワゴンという人気カテゴリーをベースにSUV化するという手法は、「その手があったか!」と思わせるウルトラC級の衝撃でした。
しかも、愛くるしいルックスから女性人気も高く、2014年はベース車のワゴンRをも凌ぐ販売成績を収めることになりました。
第26回 2017年次受賞車 日産 セレナ
現行モデルのセレナは、2016年8月に登場。2017年次にイヤーカーに輝きました。
つま先の動きでサイドドアが開閉できるハンズフリースライドドア、バックドアの上部だけの開閉もできるデュアルバックドア、給油時に手を汚さないキャップレス給油口、さらに2列目のシートを横スライドさせて3列目シートへの乗降性を大きく向上させるアイデアなど、ミニバンとしての利便性を徹底的に追求したこと。レベル2の自動運転サポート技術(プロパイロット)を、比較的安価なモデルで実現したことが受賞の理由です。
2017年10月には、電動パワーユニットのe-Powerも登場。2018年1月~6月における国内ミニバン販売台数でナンバーワンとなりました。
第28回 2019年次受賞車 三菱 エクリプスクロス
2019年次のカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したエクリプスクロスは、2017年12月に発売。三菱がひさびさに開発した新型車ということもあり、多くの注目を集めました。
受賞理由としては、スタイリッシュなクーペスタイルのコンパクトSUVというだけではなく、4WDにおいて定評のある、三菱独自の電子制御4輪駆動技術、S-AWC(車両運動総合制御システム)により、高い走破性、操縦安定性を確保したこと。
新開発された1.5L直噴ターボエンジンと8速スポーツモード付CVTの組合せによって、優れた走行性能を実現したことが評価されました。
流行のクーペスタイルに、JNCAPの衝突安全性能評価において、最高評価となる5☆を獲得。さらに、予防安全性能評価においてもASV++を獲得するなど、安全性能の高さも証明されています。
SUVとミニバンだけに限ってみても、RJCカー・オブ・ザ・イヤーのイヤーカーに輝くクルマは、最初は異端扱いだったものが、多くユーザーに受け入れられることで、そのジャンルが広まる起爆剤的な存在となったり、セレナのように安価に高度な先進安全技術を享受できるようになるなど、時代の求めているものが反映されています。
RJCに限らず、さまざまな賞に輝くクルマには、時代のトレンドが詰まっているといっても過言ではありません。そんな基準で愛車選びを行ってみるのも良いかもしれませんね。