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ジープ ラングラーとトヨタ FJクルーザーのスペックを比較

乗用車のプラットフォームを使い、最低地上高を上げたり、ホイールアーチを大きめにするなどしたクロスオーバーSUVが主流のいまだからこそ、硬派にオフロードを楽しめるSUVが魅力的に映るものです。 そんな本格SUVのストライクゾーンど真ん中とも言える、ジープ ラングラーとトヨタ FJクルーザーのスペックについて比較してみましょう。 ※この記事では2018年11月発売モデルのラングラー アンリミテッド スポーツと、2017年1月発売モデルのFJクルーザーの最廉価グレードを比較しています。

更新日2019/06/21

ボディサイズの比較

ジープ ラングラー 2018

■ジープ ラングラー アンリミテッド スポーツ
全長×全幅×全高:4,870mm×1,895mm×1,845mm
ホイールベース:3,010mm
車両重量:1,950kg
乗車定員:5名
タイヤ:245/75R17
サスペンション:(前後)コイルリジッド
トランスミッション:電子制御式8速オートマチック
駆動方式:オンデマンド方式4WD

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■トヨタ FJクルーザー
全長×全幅×全高:4,635mm×1,905mm×1,840mm
ホイールベース:2,690mm
車両重量:1,940kg
乗車定員:5名
タイヤ:265/70R17
サスペンション:(前)ダブルウィッシュボーン式独立懸架コイルスプリング(スタビライザー付)/(後)トレーリングリンク式コイルスプリング(スタビライザー付)
トランスミッション: 5 Super ECT
駆動方式:パートタイム4WD

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どちらも大柄な本格派SUVですが、ラングラーのロングホイールベース版であるアンリミテッドほうが全長が長くなっています。

エクステリアデザインは、いずれもレトロな雰囲気を残したものですが、ラングラーが丸型ヘッドライトと7スロットグリル、台形ホイールアーチというアイコンを、初代から受け継いだスタイルを守っているのに対し、FJクルーザーはトヨタのクロスカントリービークルの先駆けであるランドクルーザー40のエッセンスを受け継ぎながらも、現代的に解釈された丸みのあるデザインとなっていることが特長です。

ただし、どちらも走りのたくましさを感じさせつつ、どこか愛嬌があり、魅力的な存在であるという点が共通しています。

 

エンジンスペックの比較

ジープ ラングラー アンリミテッド スポーツ 2018

■ジープ ラングラー アンリミテッド スポーツ
エンジン:2.0L 直列4気筒DOHCターボ
最高出力:200kW(272ps)/5,250rpm
最大トルク:400Nm(40.8kgm)/3,000rpm
JC08モード燃費:11.5km/L

 

■トヨタ FJクルーザー
エンジン:4.0L V型6気筒DOHC
最高出力:203kW(276ps)/5,600rpm
最大トルク:380Nm(38.8kgm)/4,400rpm
JC08モード燃費:8.0km/L

ボディスペック上は大きな違いの見られなかった両車ですが、エンジンスペックもよく似ています。

ただし、ラングラーが搭載するのは2.0L直列4気筒のいわゆるダウンサイジングターボであるのに対し、FJクルーザーは4.0LのV型6気筒自然吸気エンジンで、最大トルクの発生回転数と燃費に差が認められます。

この点が、2018年に新型となったラングラーと、2006年に企画されたFJクルーザーの大きな違い。

大排気量NAエンジンで、重量級の車体を動かす醍醐味は、FJクルーザーで味わうことができます。

 

先進安全装備&運転支援装備比較

■ジープ ラングラー アンリミテッド スポーツ
・START&STOPシステム
・ヒルスタートアシスト
・リア フォグランプ
・ヒルディセントコントロール
・クルーズコントロール
・デュアルエアバッグ(運転席・助手席)
・サイドエアバッグ(運転席・助手席)
・エレクトロニック・スタビリティ・コントロール
・エレクトロニック・ロール・ミティゲーション
・トラクションコントロール
・4輪ディスクブレーキ
・ブレーキアシスト
・速度感応式オートパワードアロック
・ParkSenseリアパークアシスト
・ParkViewリアバックアップカメラ
・キー付フューエルキャップ

 

■トヨタ FJクルーザー
・EBD(電子制動力配分制御)付ABS&ブレーキアシスト
・VSC+TRC
・SRSエアバッグ(運転席・助手席ステージエアバッグ+前席サイドエアバッグ+前後席カーテンシールドエアバッグ)
・バックソナー
・マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)
・リヤフォグランプ(左右)
・リモコン大型ドアミラー

 

エンジン同様、安全装備の面でも2台には大きな違いがあります。

昔ながらのエクステリアデザインを継承したラングラーですが、リアパークアシストのような先進安全装備が標準装備されています。しかし、FJクルーザーでは先進安全装備は皆無です。

スタイリング、走破性、居住性、歴史、どれをとっても唯一無二の存在となる2台の本格SUV。惚れ込んでしまえば、装備の不足や燃費の悪さなどは、あまり気にならないかもしれません。

要は自身のライフスタイルにマッチするかどうかを考えて購入すること。それが、幸せなカーライフへの第一歩となるでしょう。