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ヤンチャなフロントマスクに進化!新型デリカD:5ってどう変わった!
ミニバンの快適性とSUVの走破性をあわせ持つデリカD:5。アウトドアから普段使いまで、さまざまなシーンで幅広く使えるクルマとして、つねに一定の人気を維持する稀有なモデルです。今回のビッグマイナーチェンジで、どのように変わったのか解説します。
更新日2018/12/25フロントマスクにはマルチLEDヘッドライトを採用
今回のモデルチェンジで大幅に手が加えられたのが、フロントマスクでしょう。ダイナミックシールドと呼ばれる三菱のデザインコンセプトが採用され、幅広感と上級感が高められたほか、縦配置されたマルチLEDヘッドライトが強い個性を放っています。
リアは、コンビネーションランプに導光LEDテールランプを採用。リヤゲートガーニッシュと連続性をもたせることにより、機能性と安定感を表現しました。
ボディカラーは、歴代デリカのグリーンを継承したエメラルドブラックパールを新開発。アイガーグレーメタリックを組み合わせた2トーンカラーをテーマカラーとしています。
インパネにダイナミックな水平基調(ホリゾンタルアクシス)を採用
インテリアは従来から大きな変更はないものの、デザインの変更と質感の向上をはたしています。
まず水平基調のホリゾンタルアクシスというコンセプトに基づいてデザインされたことで走行中に車体姿勢を把握しやすくなったインパネは、表面に木の幹が2股に分かれた部分に現れるサバ杢を再現した木目調パネルによって質感とワイド感を高めました。
ファブリックシートには、凸凹のあるラミ付きエンボスが施され、耐久性と質感を両立しました。G-Power Package、P、Gには立体的なダイヤキルティングを施した本革シートがオプションで用意されます。
そのほかに、メーターデザインの変更、ステッチを施したソフトパットの採用、削り出しの金属が持つ重厚感が感じられるセレクトモードダイヤルなどが装備されています。
室内の静粛性は、ボディの遮音材と吸音材を増やすことにより高められています。
最大トルクが5%アップ
新型デリカD:5に搭載されるエンジンは、コモンレール式の2.2L DI-Dクリーンディーゼルターボのみで、ガソリンエンジンは従来型で継続販売されます。
このエンジンは、最大トルクを5%アップし、燃費と動力性能を両立。排出ガスの浄化には、尿素SCRシステムを三菱自動車として初採用しました。
トランスミッションには、新開発の8速スポーツモードATが組み合わされ、シームレスな変速が可能です。
それに加え、電子制御4WDにヨーレイトフィードバック制御が追加され、ハンドル制御に忠実な車両挙動を実現します。
また電動パワーステアリングは、低速時の操舵力を軽減。取り回し性が向上したほか、デュアルピニオンタイプにより、自然な操舵フィーリングを実現しています。
先進安全装備e-Assistを標準装備
今回のビッグマイナーチェンジにより、デリカD:5にも三菱の先進安全装備であるe-Assistが標準装備されました。
おもな機能として、衝突被害軽減ブレーキシステム、車線逸脱警報、アダプティブクルーズコントロール、後側車両検知警報システム(上級グレードに標準装備、一部グレードにメーカーオプション)、オートマチックハイビームが搭載されています。
URBAN GEAR(アーバンギア)を新設定
新型デリカD:5には、これまで紹介したスタンダードに加えて、洗練されたデザインをまとったアーバンギアが用意されています。
スタンダードとアーバンギアの大きな違いはエクステリアで、クリーンな印象のフロントメッキグリル、ダイナミックな塊感を演出するフロントバンパーとドアガーニッシュ、マフラーの切り欠きを廃した一体型のリアバンパー、クリアなリアゲートガーニッシュなどが、専用パーツになっています。
またインパネには、木の根の近くの瘤にできる希少価値の高い木目のバール杢が再現されています。
価格
気になる価格は、385万円~425万円を予定。2018年11月21日から予約注文を受け付けています。
人気カテゴリーのSUVですが、ミニバンのように3列シートを持つモデルは限られてきます。
その点、デリカD:5は最大8人乗りまで対応し、積載量も十分。そこに抜群の走行性能が与えられており、市街地はもちろん、海や山、未舗装路などどこまででも行ける可能性を秘めています。
今回のビッグマイナーチェンジをまとめれば、ミニバンでありながら、すぐれた悪路走破性を備えるという、世界的に見ても唯一無二の存在が商品力をアップした。ということになるでしょう。