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スズキ勤め人がオススメ!ジムニー/ジムニーシエラを購入するならどのグレード?

2018年7月に20年振りのフルモデルチェンジを行い、大ヒットとなったスズキ ジムニーとジムニーシエラ。メーカーでは、大量のバックオーダーを抱え、納車が間に合わないという状態ですが、現在購入を考えているという方に、それぞれのおすすめグレードを、スズキの販売会社に勤めている筆者がお届けします。

更新日2019/01/18

購入するなら最上級グレード

スズキ ジムニー XC 2018

最初に結論を言ってしまうと、おすすめは、ジムニーが「XC」、ジムニーシエラは「JC」、いずれも最上級グレードです。

スズキ ジムニーシエラ JC 2018

 

スズキ販社勤めの筆者のおすすめが、最上級グレードというのは、あまりに出来すぎな印象を持たれる方もおられると思いますが、これはれっきとした理由があるのです。

 

最上級にしか装着されない装備がある

まずLEDヘッドランプ(LEDポジションランプ付き)ですが、これは最上級グレード専用装備で、下位グレードにはオプションの用意すらありません。

走行中に多量の雪がフロントマスクに付着するような地域では、ライトの熱で雪が溶けてくれるハロゲンヘッドランプのほうが使い勝手に優れるところもありますが、後述するオートハイビーム機能と端正なルックスで、先進のオフローダーであることをアピールするならLEDヘッドランプが、断然おすすめ。LEDヘッドランプにはウォッシャーが標準装備されます。

またクルーズコントロールも、最上級グレードの専用装備となっています。

「ジムニーやジムニーシエラで高速なんて…」という方は少なくありません。しかし、実際に使ってみると、オフロードを苦にしない基本性能の高さによって、いろいろと足を伸ばしてみたくなるはず。そうなると高速道路を運転する機会も増えますから、クルーズコントロールが威力を発揮するというわけです。

スズキ ジムニー XC 2018 インパネ

さらにステアリングオーディオスイッチが装備された本革巻ステアリングも、上級グレード専用。安定したステアリング操作と、ステアリングから手を離す機会を減らすことができる装備として、地味ながら安全性に寄与しています。

 

ボディカラーの選択肢が増える

これまでのジムニー/ジムニーシエラでは考えられないくらい、現行モデルではカラーラインナップが増えました。

スズキ ジムニーシエラ JC 2018

なかでも、ブラックで塗装されたルーフ持つツートーンカラー、さらにキネティックイエローではボンネットまでブラックとしたブラックトップツートーンが用意されるのは、最上級グレードだけです。

スズキ ジムニーシエラ JC 2018

ボディカラーのバリエーションが増えたリングが豊富なジムニー/ジムニーシエラでも、これだけ販売台数が伸びてしまうと、出先等でもカラーは被ってしまうことはあるでしょう。

やはりちょっと違うジムニー/ジムニーシエラを望む方は、最上級グレードを選ぶしか選択肢がありません。

また、日本人が大好きなパールホワイトも、最上級グレードのみの設定。その他のグレードでは、ソリッドのスペリアホワイトになっています。

スズキ ジムニーシエラ JC 2018

さらに、足元も最上級グレードのみ、ガンメタリック塗装ののアルミホイールが装備され、高級感を高めています。

このように最上級グレードでは、スペシャルな印象が高められています。

 

スズキ セーフティサポートが標準装備

安全装備のスズキ セーフティサポートは、下位のグレードでもメーカーオプションで装着するこができます。ただし、標準装備の最上級グレードでしか使えない機能もあります。それが、前述したLEDヘッドランプやクルーズコントロールがそれで、最上級グレードを選ばなければ、それら装備を手に入れることはできません。

ジムニーを例に解説すると、中間グレードの「XL」にメーカーオプションのスズキ セーフティ サポートを付けた場合、最上級グレードの「XC」との価格差は約12万円。XLのほうが、まだ安価です。

ただし、そこにはLEDヘッドランプやクルーズコントロール、アルミホイールや本革巻ステアリングの装備がなく、LEDヘッドランプやクルーズコントロールは後付けもできません。昨今の必需品とも言える自動ブレーキ機能や、誤発進抑制機能をマストと考えるのであれば、総合的に標準装備の最上級グレードがお買い得と言えそうです。

ただし、スズキ セーフティ サポート装着車は、カメラやセンサーの高さが変わってしまうと誤作動等の危険があるため、原則ローダウンやハイリフトを推奨していません。足回りの変更を予定しているユーザーは、注意が必要です。

 

下取り価格に差が出る

2018年末の時点で、オーダーを受けているジムニー/ジムニーシエラの80%以上が最上級グレードです。

これは、上記の3つの内容で最上級グレードが好まれているということも考えられますが、ジムニー/ジムニーシエラを購入するユーザーは、いろいろなことを総合して考え、購入グレードを決定しているようです。

先のことはまだわかりませんが、おそらく数年後の中古車市場でも同じことが言えるのではないかと思います。

数年後にジムニーを売却することを考えた場合、買い取り価格は当然、車両本体価格の高いグレードが高くなります。

と同時に、現在の売れ筋を考えると、中古の人気も最上級グレードになりそうです。さらに査定金額を決める際にも、人気の高いグレードは高い査定を引き出せる可能性が高いのです。

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